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昨年の報告パターンに準拠するとしたら、7月の梅雨明けごろに「初夏報告」をやるべきだったのでしょう。今年は、梅雨明け宣言後もだらだらと雨空が続いてしまっているので、まだ夏というような印象はないままに8月になってしまいました。まずは、前回報告のフォローアップをしてみると、以下のような状況でした。(追加の作物もあります)
![]() ガマズミを植え込み。野鳥が寄ってくる菜園を志向。
前回報告のタフ舟ビオトープ。すっかり菜園の景色にとけこんでしまいました。こうしてみると、もう少し大きなサイズでも良かったと思います。
野鳥がどんどんやって来るという印象はありませんが、ヒキガエルも孵化したし、メダカも増えているので、それなりに生態系は作られたようです。 初めはアオコ対策に苦戦しました。ドジョウがいたので、シルト状の底土にしてしまったのが、アオコ発生の原因だと思います。カヤツリグサを水鉢にして入れたら、どんどん水が澄んできて、いまでは水も澄んでアオコはなくなりました。水辺のヨシ群落が、如何に重要な働きをするのかが、このちっぽけなビオトープで証明できたわけです。 ![]()
上記のタフ舟ビオトープ。エアレーションをしているのですが、出来れば自然でバランスさせたいなと思い、もう一つの実験をすることに致しました。設置場所は、前庭では狭くなってしまうので、屋上菜園の隅に埋め込むことに致しました。
エアレーションが無いうえ、日照も厳しい屋上。アオコ発生の要因を少しでも減らすべく、有機分の無い赤玉土を使うことにしました。しかも底土を敷いてから熱湯を入れて放置し、さらに塩素入り水道水で2晩寝かせるという念の入れようです。有機物や微生物は少しずつ増やしていくというアプローチです。 水質浄化効果が実証されているカヤツリグサは、今回もタフ舟のなかに入れて、更に育苗中のエンサイを鉢に入れて沈めました。日本では、通常エンサイを水耕栽培しませんが、東南アジアのクリークでは、エンサイはまさに水生植物になっています。エンサイの吸肥力もかなりのものなので、これも水質浄化用として活躍を期待しています。 ボウフラやユスリカが早晩発生しますので、その対策としてクロメダカを数匹入れました。さらにメダカの排泄物を消化してもらうために、石巻貝を入れて、ビオトープ内で循環できるような仕組みに、出来れば持って行きたいと思っております。 ![]()
自然相手なので、なかなか思う通りに行かない野良作業。今回はとくに、キュウリとニガウリの不調には参りました。土は昨年よりも確実に良くなっているのですが、作物の生長はそれだけではありません。鍵となる要素を見つけ出し、作物の生長によりよくなるようにもって行くように、これからも考え続けることが必要です。たとえば乾燥時には力を発揮するカルデラ畝も、今年の長梅雨には苦戦しました。セオリーというのは、いつでも正しいわけではなく、TPOを考えての畝作りが必要なようです。 低木やビオトープ池の効果もあり、生き物生態系はどんどん豊かになっているようです。ヒキカエル、クモ、バッタ、ハチ、トカゲ等々に加えて、アオダイショウや訳の分からん小動物も庭に出入りするようになっています。豊かな自然の菜園から、それに相応しい豊かな実りが得られるように、これからもシコシコ試行錯誤していこうと考えています。 |
