「百斬道場」
登場人物
…千堂さぎり(以下“さ”)
…青山素子(以下“素”)
…須永知美(以下“須”)
……ここは“百斬道場”……
剣の道を極めんとする美少女達が、己の技を磨くため、日々稽古に励む場所である。
(素)「いざ!勝負だ、須永殿!」
(須)「参られい!青山殿!」
『キン!』 『ガッ!』 『キン!』
二つの切っ先が火花を散らす!…って、あっぶねーなー!竹刀を使え!竹刀を!
(素)「秘剣!百斬閃!!」
『ズドドドドーーー!!!』 素子が衝撃波を放つ。
(須)「なんとーー!!」
それを紙一重でかわす須永(って、お前はニュータイプかー!)
(さ)「おっ!やってるな、二人とも…って、え?!」
千堂が道場に足を踏み入れようとしたその刹那!
『ドガシャベギバギ!!!』
素子の放った衝撃波が千堂のすぐ脇の壁をぶち抜いていた!
…って、お〜い誰が修理すると思ってんだ〜
(さ)「こらー!私を殺す気かー!私はギャグマンガの主人公じゃないんだぞー!」
(素)「申し訳ない、千堂殿。う〜む…この技もいま少し改良しなくてはいかんな…」
(さ)「…(そういう問題か〜)」
(須)「それより千堂殿、一本稽古をつけてくださらぬか?
インターハイ優勝者の実力を見せていただきたいと思っておったのです。」
(さ)「お前らその呼び方やめろ…ってのはまあいいとして、
そこまで言うなら、仕方ない、相手してやろう。」
(素&須)「参る!!!!」
(さ)「わー!ちょっと待ったー!なんで二人同時、しかも二人とも真剣だし!」
(素&須)「てやぁーーー!!!!」
(さ)「あわわわ〜……えーい!奥義“天の水柱”!!!」
(素&須)「!!!!!!」
『ドーン!!!………』
巨大な水の柱に飲み込まれていく二人………
(さ)「……ふう…まったく、なんて危険なやつらだ…」
千堂は突き破られた天井からのぞく青空を見てつぶやいた…
〜おわり〜