香月誕'05SS
「よう、香月」
「…なんだ…春人か…」
「おい、何怒ってんだよ?」
「べっつにぃ〜」
「あぁ〜あぁ〜わかってるよ、今日はお前の誕生日だってんだろ。
なのにデートの一つにも誘わないもんだから、拗ねてんだろ?」
「だ、誰が拗ねてるって!?」
「悪かったよ、でも時間が取れなかっただけで、忘れてたわけじゃねーぜ。
その証拠に…」
ババーン!!
「ほ〜れ、プレゼントの山だ!!」
「おぉ〜!?……ってぇ…何だコレ?」
「いや…カレー…」
「…あのなぁ…こんなどこぞの99円ショップで買ってきたような
レトルトカレーを出されて喜ぶヤツがいるか?なあ…」
「…や、やっぱし?…ん、じゃあコレはどうだ!!」
ババーン!
「カレーコロッケだ!!」
「いや、同じ店で買ったヤツだろ。」
「良くご存知で。じゃ、じゃあコレは?」
バーン!
「カップカレーラーメン(商品名は伏せさせていただき…以下略)!!」
「私が好きなのはヌードルの方だって知ってるだろ!?」
「いや、これしか無かったんだよ、しょーがねーだろ!?…ってか、そういう問題か?」
「もういいよ春人…わかった、今夜の夕飯はカレーとカレーコロッケと
カレーラーメンにすればいいんだろ。」
「ったく、しょーがねーな〜こうなったらとっておきを出してやる!!」
ドババーン!!
「カレーケーキだ!!」
「…………………」
「ち、ちゃんとロウソクも20本用意してあるぞ?」
「…(ハァ)…なあ…春人…いくらなんでもカレーケーキは無いだろ?
私をバカにしてるのか?」
「な、なんだよコイツはさすがに手作りなんだぞ?…当たりまえだけど…」
「こんなスポンジケーキにカレーを塗ったようなものを食えってのか?」
「(カチン)それを言ったら、お前がいつも食わせるカレーキャラメルとどう違うってんだよ!?」
「そんなことを言ってるんじゃない!!…なあ…私はカレーだけの女か?…」
「え?」
「普通のケーキじゃ喜ばないとでも思ってるのか?…」
「そ…それは……そう…だよな………すまん……」
「ちょっとは期待した私がバカだったよ…あ〜あ…何でこんなヤツに私は…」
「……あっ!ちょ、ちょっと待った!」
「まだ、何か?」
「いや、手の掛かったカレーケーキをバカにされてついカッとなって忘れてた。
もう一つあったんだ、食いモンじゃねーのが!!」
「…ん?」
「香月、ちょっと後ろ向け」
「え?な、何を……って〜こ、これ……え?ネ、ネックレス?
ど、どうしたんだ、お前がこんなこ洒落たモン…」
「あぁ…まあ高いモンじゃねーけどな。
たまたまストーンショップってのを見つけてなぁ…」
「しかも、これ…トパーズ…お、お前が私の誕生石を知ってるなんて…信じられん…」
「……………………え?…何それ?」
「…オイ…何でコレを選んだ?」
「い、いや…この甘〜い黄色が、どことな〜くカレーを連そ…う………しまっ!」
「…フ…フフフ…まったく…お前ってヤツは、どこまでも…クククッ…」
「わ、悪かったな、ロマンチストじゃなくて!」
「ククッ…い、いや…うん…でも、私は…嬉しかったぞ…ありがとう…春人…」
CHU!

こういうのはSSとは言わないかもしれませんな、
まあ厳密な決まりがあるってもんでもなし、良しとしときましょ。
香月っていつもは鷹乃がしてるような紫水晶のネックレス(っぽいの)を、してますよね〜
なので、今更って気もしたのですが、結局、今回こんな話になりました。
勢いだけで…三日くらいで…絵も三日くらいで…あとは愛だけで…