「Chikage Soul」
「…あぁ…また魂が肉体から…抜け出してしまったか…」
私は自分を見下ろしながら…つぶやいた…
「…兄くんのことを強く思う夜は…決まってこうだな…」
「…そうだ…今夜は久しぶりに…兄くんの部屋へ…行ってみよう…
以前にも…兄くんの寝ているベッドに…潜り込んだりしたな…フフ…」
私は早速…兄くんの部屋に向かった…
部屋の明かりがついている…兄くんまだ起きているのか…
どうやら…パソコンに向かって…メールを打っているようだ…
私はこっそり背後に忍び寄った…
誰へのメールかは知らないが…
内容を盗み見て…後で話したら…兄くんはどう反応するかな?…
温厚な兄くんでも…さすがに怒るかな?…
…いや…きっと…『な、何で知ってるんだいぃぃ〜!?』
とか言って…あたふたするんだろうな…
…フフフ…とても楽しみだ…
そんなことを考えていると…
兄くんの声が聞こえてきた…
「え〜と…千影へ…明日の休日…」
…フフフ…兄くんは…キーボードを打つとき…声に出すんだね…
…実に興味深いな……しかし……私宛てだったのか…
“千影へ…
明日の休日みんなで、噂のテーマパーク「デスニーチー」に行こう!
…という話しになったんだけど…千影も行くよね?
あまり興味ないかもしれないけど…
二人きりになれる時間も作るからさ…
頼むぅぅ〜!!
…兄より”
…兄くん…フフ…小さい人達のめんどうをみさせようというんだな…
けど…二人きりの時間…か…それは魅力的だな…
…あぁ…愛しいよ…兄くん…
何だか…兄くんに触れたいな…
私はそっと兄くんの肩に手を伸ばした…すると…
その手は、スゥーっと兄くんの体に吸い込まれていったんだ…
以前は弾かれていたのに…
…そうか…兄くんの体も…少しづつ霊媒体質になってきたんだね…
ようやく“あの薬”の効果が出はじめたんだな…
……フム……“アレ”を試してみるか…
私はおもいきって…兄くんの体に飛び込んだ…
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「兄より…っと……えぃ!送信〜
ふぅ…しかし、妹にメールするってのに、
なに緊張してんだろうね〜俺も…
な〜んか、デートに誘ってる風でな〜
(まあ、ある意味そうなんだけど…)
…さて…もう寝るかな…」
などと、ひとりごちつつパソコンの電源を落としたとき、
“ビックゥ〜ン!!”と、体が硬直してしまった〜!
「…う…うおう…何だ!?…ち、千影!?」
千影が体に触れたような…いや…入ってきたような気がした…
すると、体が勝手に動きはじめ、
ズンズンと歩き出していた…
「どうなってんだ…一体…ま、まさか!
そういえば、千影へのメールを打っていたら、
千影に会いたくなっちゃった気もするし、
無意識のうちに体が千影に会いに行こうとしているとか〜!?
そ、そんなばかな〜!…なんてね…アニメの見過ぎか…ハハハ…
…って!じゃあ何で今、千影の部屋の前にいるかな〜!?」
さらに俺は…というか俺の体は
何の迷いも無く千影の部屋に入っていく…
そして、千影の寝ている棺に腰掛けた…
千影は…安らかな寝顔をしていた……かわいい(ぽっ)…
「狭そうだけど…案外、寝心地いいのかな…」
などと考えていると、やっぱり無意識に、
千影の頬に手を伸ばしていた……やわらかい(ぽぽぽっ)…
すると、千影の目がゆっくりと開かれて…
『…やあ…兄くん…』
…あとは自分の意思で、その棺の中へ…
〜おわり〜
…しかし…ま〜たしょうもない話し書いてますな〜
イメージとしては憑依合体ぃ〜みたいな感じなんですけどね〜
…シャーマンキングにちょっとはまってるんで(笑)
タイトルも「Over Soul」の
オーバーを取って千影をくっつけただけだし(笑)
さて、この話し千影視点から突然兄くん視点になってますが、
こういうのってどう思われますでしょうか?
ご意見、ご感想など頂けるとありがたいです。