「残酷な天使のちーちゃん」
登場人物
…兄くん(以下“兄”)
…千影(以下“千”)
今日は千影の誕生日だ…
以前魔法ショップで千影が欲しがっていた、
得体の知れない黒い箱を持って千影の部屋の扉をノックする…
(兄)<コンコン…>「千影?…いるのか?」
<ガチャ…>ゆっくりとドアを開ける…
すると、そこには今にも床に崩れ落ちそうな千影が
壁にもたれかかっていた。
(兄)「ち!千影!!」
慌てて駆け寄り抱きかかえる。
(千)「……あ…兄くん…かい?……」
息も絶え絶えである。
瞳を潤ませ頬は上気し熱い吐息が口元から漏れる…
(兄)「(何をしたんだか、まったくもぅ〜)」
きっと、俺にかけるつもりだった“魅了”の魔術か何かが
自分に跳ね返ったりしたんだろう。
(兄)「詳しいことは俺には判らないけどな…」
ちょっとたしなめてやろうと語気を強めると、
千影はおもむろにこちらをジッと見つめる…
(千)「……あ…に……くん……」
……ちょっとドキッとしてしまった……
まるで何かを求めているかのような表情を浮かべている…
(千)「…手を…(ハァ)…貸して…くれ…(あふっ)…ないかい?…」
(兄)「……し…仕方ないな…(神様ありがとう)…」
ためらいもあったが、ここは流れに身を任せよう。
……千影の手と俺の手が重なり……
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ザックリ!!!!
(兄)「ゥギャァァァ〜〜〜〜〜」
〜おわり〜