大阪府の府有施設にある自販機の、省エネによる増収提案
省エネ率:80%、 電気代削減額:8千万円/年
・・・簡単で費用もかからず、すぐに実施できる・・・
【テーマ】
自販機は、「無人販売店」です!
‥‥「無人」に対する省エネが必要です‥‥大阪府の橋下知事は、このほど(平成20年3月)府有施設にある自動販売機1,100台 の設置許可を、順次、公募方式にすることで、数億円の増収になる、と発表しました。
では今度は、この自販機について、更なる増収 (費用節減)を目指して、省エネを進めてみましょう。
自販機は「無人販売店」である、の観点から、無用の電気消費を阻止したいと思います。1.自販機のエネルギー消費上の問題
自販機1台は、家庭1軒分以上の、多くの電力を消費しています。ですから、1,100台の自販機は、家庭1,100軒分以上もの電力を消費していることになります。現在、府が支払っている「自販機の電気代 」は、なんと年間、約1億1千万円にもなっています。
2.提案する省エネの方法
ここに提案するのは、自販機の「稼動管理面」の改善による省エネです。(技術的省エネではありません)
省エネ方法は簡単で、費用もほとんどかかりませんし、すぐに実施できます。3.省エネ効果(省エネ率80%)
自販機の電気代節減額は、年間約8千万円にもなります。
(→10年間では、8億円の節減)4.CO2排出削減 の効果
CO2排出量削減も1,300ton-CO2/年と大きく、地球温暖化防止にも貢献大です。
【省エネの説明】1.省エネ対象となる自販機
府有施設に設置の自販機全1,100台の内、 「屋内設置分990台(推定)」を今回の省エネの対象とします。(内訳:飲料自販機‥940台、タバコ自販機‥50台)2.省エネ上の現状の問題(自販機の稼動管理面について)
自販機を「無人販売店」とみなしますと、稼動管理面で、次の問題が浮かび上がります。
| 問題の項目 | 問題の内容 | 説明 |
| 自販機の機内照明 | 照明が、24時間365日、点きっ放し | 室内照明がありますので、機内照明は不要です。 |
| 自販機の稼動時間帯 | 夜間・休日も稼動しっ放し | 利用者の居ない時間帯は、自販機の稼動は無用です。 |
3.省エネの方法と効果
3種類の省エネ方法を、下表にて説明します。
この3種類を、実施しやすい順番に、第1段階、第2段階、第3段階と並べましたが、全てを同時に実施することが可能です。対象となる自販機: 屋内設置の自販機 (飲料自販機940台、タバコ自販機50台 計990台)
|
省エネの方法 |
省エネの方法 | 省エネ効果(削減効果) | ||||
|
省エネの仕方 (その方法) |
対象自販機 | 台数 |
消費電力 |
電気代 |
CO2排出 |
|
| 万kwh/年 | 百万円/年 | ton-CO2/年 | ||||
|
第 1 段 階 |
常時、自販機の機内照明をOFFにする。 (機内照明元スイッチを切る ) |
全ての屋内設置自販機。 |
タバコ自販機: |
113 | 26 | 404 |
| 第 2 段 階 |
(タイマーもしくは人手で、夜間の時間帯、自販機の電源を切る) |
夜間に利用者が居ないか、または少ない自販機。 |
飲料自販機: タバコ自販機: 0台 |
158 | 158 | 567 |
| 第 3 段 階 |
休日に、自販機電源をOFFにする。 (タイマーもしくは、人手で、施設の休日、自販機電源を切る ) |
施設の休日の日に、利用者の居ないか、または少ない自販機。 |
タバコ自販機:
|
97 | 22 | 348 |
|
(計) |
368 | 85 | 1,318 | |||
| 一般家庭消費分の世帯数換算 (軒分) | 930軒分 | 930軒分 | 378軒分 | |||
上記の全計算根拠を、順次掲載していきます。
4.「夜間・休日」の利用者人数が、施設内員などに限られ、ごく少ない場合
その場合も、必ずしも、自販機を稼動しておく必要はありません。
例えば、コンビニ利用でも、外部の自販機利用でも良いですし、あるいは予め、前日に飲料を購入しておくことも可能です。(施設内に冷蔵庫があれば、そこに冷蔵保管して置くことも出来ます。)数本の飲料のために、何百本もの飲料を自販機で冷やす、と言うのは、極めて非効率です。
施設内の自販機にこだわり過ぎないことが、省エネ実行には肝要です。
【関連データ】自販機1台当り」のエネルギー消費量データ
省エネ前の電力消費量、電気代、CO2排出量のデータ
|
自販機の種類 |
電力消費量 |
電気代 |
CO2排出量 |
|
kwh/年・台 |
円/年・台 |
Kg-CO2/年・台 |
|
|
飲料自販機 1台 |
4,928 |
113,344 |
1,764 |
|
タバコ自販機 1台 |
1,139 |
26,197 |
408 |
|
(家庭1世帯が消費する量) |
3,958 |
― |
3,487 |
【更なる考察】もし、全国の自販機で、同様の省エネを実施すると・・・
ここで提案した自販機の省エネ効果は、自販機台数1,000台ほどでも、上記の通り大きな効果が挙がります。
では、日本全国、全ての自販機について、同様の方式で省エネした場合、一体どれほどの効果になるのでしょうか。
ほぼ「原子力発電所1基分」の発電量節減となり、 「地球温暖化防止」に、効果絶大です。
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