| お金 |
カトマンズでの支払いは、ホテルとかの旅行者用でない限り、まずネパリルピーの現金です。ネパリルピーの現金を得る方法は大きく4つあります。
・両替店
ひとつは単純に日本から持ってきた現金の「円」をネパリルピーに替える方法。
空港の銀行、旅行者地域の両替屋、ホテル、街の銀行で可能です(表に掲げてあるレートを見て、両替率の良いところを選びましょう。昨今、マージンを取るところはほとんど見られません)。カトマンズ市内でドルを持つ必要はまずないでしょう(ただし、空港でビザを取る場合は$30のUSドル現金が必要です)。
・ATM
2つ目の方法は、ビザカードかマスターカードでATMからネパリルピーの現金を得る方法です。
タメルなどの旅行者用地域には、ビザもしくはマスターカードのATMが数カ所あり、カードの暗証番号(ピンナンバー)を入力することにより、一度に40,000ルピー(約65,600円)までの現金を手にすることができます。一度で足りない場合は数回に分けてATMを使用すればカードの限度額まで現金を手にすることができます。この金額は後にネパールでのキャッシング扱いとなり、次月に日本のカード会社より月の使用金額として請求されます(通常、日本の銀行より自動引き落としです。日本円換算はカード会社の請求書発行時のレートで計算されます)。
・銀行キャッシング
3つ目の方法は、ビザカードかマスターカードを使い、銀行でネパリルピーをキャッシングする方法です(ATMとの違いは直接銀行へ行くかどうかの違いです)。
これを行っているカトマンズの銀行は、『ネパール・スタンダード・チャーター・バンク』、『ネパール・ラスタ・バンク』などです。銀行の窓口で、必要書類にパスポート番号や名前など必要事項を書き込み、パスポートとカードを添えて提出します。この金額はカード会社のキャッシング扱いになり、次月にカード会社より月のキャッシング金額として請求されます(通常、日本の銀行より自動引き落としです。日本円換算はカード会社の請求書発行時のレートで計算されます)。キャッシングは一括払いになるかリボルビング払い(一定金額分割払い)になるかは、日本のカード会社と利用者との契約によって異なります。
・銀行口座
4つ目の方法は、カトマンズの銀行に自分の口座を持ち、日本からなどの送金により、口座に金額を発生させ、銀行に出向いて自分の口座からネパリルピーを引き出す方法です。
日本からネパールの銀行への送金は、まず送金総額をドル建てにし、ドルが送られ、そのドルが送られた時点のレートでネパリルピーに換算されます。送金手数料は、東京三菱銀行の場合、送金額にかかわらず一律4500円です(銀行によっては円送金ができるところもあります)。

メンバーにはネパリルピーの引き出し方、両替方法などをアドバイスしています。
《写真・ネパールの紙幣》
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| 銀行 |
・ネパールの銀行
カトマンズ市内には多くの銀行がありますが、全てネパール資本、インド資本、パキスタン資本などの日本に馴染みのない銀行で、シティバンクのような世界銀行や日本の銀行はありません。
しかし、日本人に馴染みのない銀行とは言え、ネパールにご自分の銀行口座を持っていれば何かと便利には違いありません。日本に帰った際、必要額をご自分のネパール口座に送金できます。もちろんご自分の口座ですから出し入れも自由。ただし銀行の扱い貨幣は基本的にネパリルピー。日本から送金した額はネパリルピーに換算され口座に入ります。
ネパールの銀行は、まだATMが整っていませんので、お金の出し入れは入金票、出金表に必要事項を記入し窓口に提出することによって行われます。また、日本のようにATMで他銀行間とのリレーションがとられてはいませんので、ネパールでの入出金は口座を作った銀行に限られます。日本の銀行でネパールの銀行の直接入出金もできません。
初めの口座作成持に於ける入金額によっては、個人の小切手帳をくれる銀行もあります。ただし、日本のように個人の通帳を発行している銀行はネパールにはありません。自分の口座の現在の残高をを知るには、書類に必要事項を書き込み、窓口に提出、その場で入出金残高のコンピュータープリントを出してくれます。
ちなみに筆者は『ヒマラヤン・バンク』にドル建て口座と『バンク・オブ・カトマンズ』にネパリルピー口座を開設しています。
『ヒマラヤン・バンク』はネパールでいちばん大きな銀行で、支店もネパール各都市にありますが、カトマンズのこの銀行はとにかく混み、出金に長蛇の列、1時間も待たされる場合もあります。営業時間は午後3時まで。口座残高が50ドル(約6000円)を下回ると月の口座維持手数料が50ルピー(約82円)かかります。利率は年2.75%。
『バンク・オブ・カトマンズ』は日本で言うと地元信用金庫のような存在の銀行です。カトマンズ市内に数支店しかありませんが、新しくて空いています。窓口ガラガラですから入出金もすぐ。夜6時半までやってます。口座残高が15,000ルピー(約24,500円)を下回ると月の口座維持手数料が100ルピー(約163円)かかります。利率は年2.75%です。
・普通預金と定期預金
ネパールでは普通預金システム、定期預金システムとも、日本と同じようにありますが、日本人を含む外国人が作れる銀行口座は普通預金のみになります。
普通預金の金利はネパリルピーの場合、04年6月現在、年率2.75%です。
ドル現金で引き落とし可能なドル建ての普通預金を作る場合は、ノンツーリストビザの長期滞在ビザが必要です。この場合、利率はだいぶ下がり、年率0.6%になります。
ツーリストビザでもドル建ての普通預金が作れる銀行はありますが、ツーリストビザでのドル建て普通預金で現金を引き落とす場合は、ネパリルピー換算か、その銀行発行のトラベラーチェックになります。
・日本の銀行でのネットバンキング
日本の銀行でネット口座を持っていればカトマンズでのインターネット接続で、日本の銀行口座の管理ができます。
またネパールの銀行『バンク・オブ・カトマンズ』では、『バンク・オブ・カトマンズ』に自分の口座を持っていれば、日本のネットバンキングを使い、ネパールに居ながらにして、自分の日本の口座の円をネパリルピーに換算して送金できます。つまり、『バンク・オブ・カトマンズ』は、東京三菱銀行に『バンク・オブ・カトマンズの送金専用口座』を持っているので、そこにネットバンキングを使って日本円と自分の口座情報を指定して振り込むことにより、『バンク・オブ・カトマンズ』が自分の口座にネパリルピーに換算した金額を計上してくれます(ただし4500円相当の手数料を引かれます)。
メンバーには銀行口座の作り方、銀行情報などを提供しています。
《写真・バンク・オブ・カトマンズ、タメル支店。ネパールでは土曜日が休日》
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