「ギターを背負った渡り鳥?」


 ソロで活動を始めた当初は、移動の時にアコースティック・ギターを
ハードケースに入れて持ち歩いていました。皆さんも街で見かけたことが
あるでしょう、黒や茶色の革張りっぽいやつ。ある程度の値段以上の
ギターには、買った時に大抵ついてくるんです。頑丈なのでギターを守る
のには最適。あと、スタイル的にもちょっとハード・ボイルドっぽいというか
(例えば、冬場に黒のロング・コートを着てハードケースを持つと、
ジョニー・キャッシュになった気分。I'm a man in black! )。実際、ボクも
最初の1年ちょっとは、これで移動していました。でも、頑丈な分重くて、
だんだん手に負担がかかるようになってきました。お店に着く頃には、
手が真っ赤になってるんですよ。そこで、内張りのしっかりした
ソフトケースがないものか、と探していたところに発売されたのが、
"RITTER(リッター)"というブランドのケースでした。
 
 このケース、ナイロン製のソフトケースでありながら、中に厚手の
パッドが入っていて、大抵の衝撃からはギターを守ってくれます。また、
ケース全体のそこかしこにポケットが沢山ついていて、アクセサリー類を
全て収納することができます。ハーモニカとそのホルダーとか、
チューナーとか、シールドとか、スペアの弦とか、ちょっとした
着替えまで入ります。さらにストラップが2本ついていて、リュック式に
背負えるようになっているんです。色も、黒地にポケット類が赤とか
青とか(数色あって選べます)、なかなか鮮やかです。値段も1万円弱。
お店で見つけて即、購入しました。これで移動がだいぶ楽になりました。
満員電車だけはちょっと怖いですけどね。

 ただ、ギターケースを背負って移動するというのは、やはり日本では
まだ、あまり浸透していないようですね。電車に乗ると、いまだに周囲の
視線を感じることもあります。ゴルフバッグと間違われたり。あと、
リッターはイギリスの登山用具を扱うブランドなのですが、このギター
ケースは中国で作らせているようで(そのせいかは断定できませんが)、
結構縫い目のほつれとか、ミシンを雑にかけているところが見られます。
実際ボクのケースも、こないだ上野駅を歩いている時にストラップが
片方外れて、びっくり。今は、縫い目の怪しいところは、全部自分で上から
手縫いして補強しています(縫ってるところを想像しないでください!<笑>)。
ギターを演奏される方が、これからリッターケースを買おうと思っている
のなら、お店でしつこいくらいに現物を確かめることをお勧めします。

 エレキ用のケースも発売されて、これからもっとギターを背負った
人間が巷に増えるとは思いますが、どこかで大きなアコースティック・
ギターのギグバッグ(最近ではソフトケースって言わないんだって!)を
背負って歩いてる人を見かけたら、それはLOTUS かも知れません。
お確かめください。ちなみに色は、黒地に赤いポケットです・・・。
でもたまに、このケースでもちょっと重いな、と感じることもあります。
そういう時は、「コノ重サハ自分ガ持チ運ブ歌ノ重サナノダ」と思うことに
しています。うーん、ちょっとハードボイルド入ってるかなー?(苦笑)

                                    (2002年8月記)



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