人間の生活はとかく娯楽で溢れかえっています。一方、猫の楽しみと言えば、ネズミ獲りや春秋の恋、縄張り争いなどがありますが…時代が進むに連れてネズミの数は激減、娘達は避妊され‘オトコなんていらないわ’と独身宣言猫が多発、同居人間に外出禁止例を出される猫も多くてレスリングを目にする機会もなくなりつつあります。「猫になったら退屈で死んじゃうかも」などと人間に言われがちなのも仕方ないかもしれません。でも、諦めないでください。時代が変わったなら、変わったなりに新しい娯楽を探しましょう。ファッション、芸能、その他いろいろ。そんな人間じみた娯楽より、ゴハンがあればいいという方も食わず嫌いにならないで!





イギリスの鬼才、トーマス・キャティングトン(♂・7才)が来日。独自の技法で猫の足跡アートを確立したキャティングトンは故ニャンディ・ウォーボールにも絶賛されていた。キャティングトンは「キャンバスからの解放」と称して、インスピレーションがわけば猫トイレの砂・窓ガラス・固まっていないコンクリートなどあらゆる場所に自己の足跡をつけて素晴らしい作品を生み出してきた。99年に発表した代表作『On Purpose?(故意?)』は、来客前に同居人間が懸命に磨きあげ、ワックスかけした直後のフローリングに描かれた見事な作品。猫と人間の世界初の共同制作として高い評価を得ながらも、同居人間が「こんなもの芸術じゃない」と訴えを起こしたことでも話題になりました。今回の来日では、都内の駐車場で制作中の様子も披露しながらのパフォーマンス個展を開催します。どこのどなたの愛車がキャティングトンの目にとまり、名誉ある屋外キャンバスに選ばれるのか?貴猫の同居人間の所有車が今月末に猫の足跡模様に風変りしているか要チェック!






人間のファッション界で最近流行しているのがアニマル・プリント。猫のファッション界でも、時代遅れとされていたトラ縞が見直されつつあります。三毛が女らしくてキュートと言われた80年代と比べて、90年代から少しずつ人気が復活していたボーイッシュなトラ縞の再燃は、この不況の時代に猫の力強いルーツを再認識する傾向のあらわれと分析する経済学者もいるとか。先月行われた雑誌『猫の友』の世論調査では、生れてくる仔猫に望む模様の第1位はトラ縞(キジ)、第2位は三毛、第3位はトラ縞(赤)と続き、トラ縞がダントツの強さを見せました。20年前の調査で1位だった白黒は「乳牛じゃあるまいし」と、今回は若いママ猫にやや不評の第14位にとどまっています。また、最近のアジア・ブームの影響で昨年は33位だったヒョウ柄が今回の調査で第5位でベストテン初登場。しかし、ベンガル猫やエジプシャン・マウ猫の猫口がまだまだ低い日本では「飽くまでも希望」でしかない様子。一方、人間に一番人気の猫模様は昨年に引き続き、アメリカンショートヘア猫特有のぐるぐる模様でした。「トラ縞なんてありふれた庶民の柄。センスがあれば‘ぐるぐる’が一番だとわかるはず」と語ってくれたのは足立区一の美猫アメショー(自称)であるマクズさん(♀・3才)ですが、猫の間では「おてもやんのホッぺみたいで馬鹿っぽい」と不人気でランキングは41位でした。やはり今年の一番人気はトラ縞で、完全なトラ猫でなくても腿や頭だけでもはっきりしたトラ縞があれば、交尾シーズンには雄雌問わず大モテみたい。ファッション評論家はこの現象が猫界だけでなく人間界にも飛び火する可能性があり、茶髪・金髪では飽き足りない人間の若者の間でトラ縞ヘアが間もなく流行すると見ています。

 

故・ミューブリック監督の遺作。去勢・避妊・猫エイズ…セックスレスに追い込まれがちな現代猫に送る衝撃の話題作。この映画での共演を最後に、ニャコール・キャットマンと離婚したばかりの人気のトムキャット・クルーズ主演。2匹の濃厚な交尾シーンがあるため、8ヶ月未満禁止です。

上映館:日比谷まねき座・銀座ニャンテシネ1・シネコライズ渋谷等
 

縄張抗争に明け暮れる雄猫の世界に生きる雌達を描く。岩下多麻の人気シリーズ

 

『サザエさん』でお馴染み、ハリウッドに迎えられた白猫のタマ主演。SFXアクション映画

 

全猫類を救うため、一匹の長毛種猫が人間に毛を刈られること覚悟で猛暑に立ち向う

 

人間に巧みに媚びって聞込みする湾岸署猫刑事達の活躍。人気TVシリーズの映画化

 

呪いの猫じゃらしで遊ぶと1週間後に死が訪れる。超能力猫・山村サバコが恐い傑作ホラー

 

猫と人間との禁じられた愛とエロスを描いた文芸大作。8ヶ月未満入場禁止の成猫指定

 

巨匠・猫津安二郎監督による昭和の傑作。ミュウ知衆が発情期前の娘を持つ老猫を好演

 

連続殺人鬼を追うFBI捜査官。しかし、聞込み捜査に猫達は非協力的だった・・・

 

猫に化けて生きる、世界中の怠惰なエイリアン(人間)達を見逃すな!シリーズ2作目





種同一性障害に苦しむ転校生・鶴本ニャオ(上毛 彩)は、別の生徒との縄張争いが原因で、ホームルームの時間に「ボクは犬だ!」とカミングアウトしてしまう。第1回シリーズの“4ヶ月の母”に続く、衝撃のテーマ…その全貌が遂に明らかになる!


岡倉家の老猫・大吉(♂・10才)は、妻を亡くしてからは縁の下で野良猫相手に大衆食堂を経営していた。長女・ヤヨイ(♀・6才)は、裕福なサラリーマン家庭で人間と同居していたが、そこの主人がリストラされてからは猫缶のランクを下げられ不満を抱く毎日。しかも、大好きなその家のお兄さん(人間)がどこの馬の骨ともわからない妊娠中の雌野良猫を保護してきたことでヤヨイの怒りは爆発し、家出を決意しようとしていた。次女・サツキ(♀・6才)は、2才の時に中華料理屋に住みついたが、猫嫌いな鬼姑(人間)にいびられ未だに餃子一つ満足に味わったことすらない。「若年寄」とあだ名される息子・エナリ(♂・8ヶ月)だけはいつもサツキをかばってくれたが、彼もそろそろ発情期とあって家に寄りつかなくなってきた。「男は仕事だ!」と言っては縄張り争いに興じてばかりの夫に愛想を尽かしている三女・フミ子(♀・6才)は、生き甲斐である息子を夫のような外猫にしたくないと考え、きちんとした家猫としか交友関係を持たせたくないと思っていた。未だに誰とも交尾する素振りのない四女・ヨウ子(♀・5才)は近所からお高い猫と思われており、相変らず大吉を心配させていた。しかし、それが実は心に決めた雄猫が動物愛護団体の人間に去勢させられてしまったためだということをヨウ子は誰にも話せずに悩んでいたのだった。そんな中、周囲の反対を押し切って大阪の動物病院に住む雄猫と結婚した末娘のナガ子(♀・5才)が、消毒薬の臭いと避妊手術を支持する夫に耐えられないため、これからは人間語小説の翻訳者をやりながら父の世話をして暮らそうと大吉のもとに戻って来た…。
 

 
「尻尾は短い方が美しい?」「体型が丸くてもデブじゃない?」…第1部では、日本猫は正統な血統か否かの論争が今週もお馴染み外国猫代表×日本猫代表で大激論!「長毛種だけがノーブルキャット」というフランス出身・ニャノワールさん(ペルシャ猫)の意見に、エジプト出身・ニャメシスさん(スフィンクス猫)が激怒し、外国猫の間でもバトルが炸裂。アメリカ出身なのに日本の血統猫であるジョージ・ネコサワ(ジャパニーズ・ボブテール猫)の登場でスタジオは更に大混乱。日本猫の誇りは守れるのか?第2部のテーマは「シアワセなのか日本猫?」。日本猫と日本人間の関係が外国猫達に鋭く批判されます。「米屋の猫はネズミ捕獲器に過ぎない」との外国猫代表の観方に、「猫缶をもらっているかられっきとしたビジネス上の雇用関係」と日本猫代表から反論。議論は次第に白熱し、「猫なのにウサギ小屋に住んでいて情けなくないのか!」の一言で場内は大乱闘に。ただ一匹、アフリカ出身・ゾマニャンが世界共通猫モラルを説き続けるが…。

本日のお客様は、公開中の映画『睡眠』に初主演された大人気SCATの稲垣ゴロさんです。まずは、今回の映画の内容を少しだけ紹介してもらえますか?

原作は臨床心理猫でもある香山タマ先生のサイコサスペンス小説の映画化です。内容は観てのお楽しみということにしておきます

期待させられますね。そこらへんのお話はまた後ほど詳しく聞かせていただきます。され、ゴロさんはSCATの中でも、本格演技派志向とのことですが…

はい。仔猫の頃から、自然に演技してた方だったんで…捨て猫のフリして近所にたくさんパトロンを作ったりしてましたね。なので、特別な演技のレッスンとか受けたことないんですよ

日常の中で身につけた…でも、誰もが人気タレントになれるわけじゃないですよね?

そうですね。大切なのは演技力だけでなく、サービス精神でしょうか。演技に関しては猫ってダントツだと思いますが、サービス精神は犬なんかの方が上手なので積極的に見習う必要があるんです。あと、ルックスも大切ですが何よりキャラクターですね

はぁ、その点ではどういうことを気にかけていますか?

まずは女猫の方にアピールする、けれども同性猫にも嫌われない…僕なんかルックスは甘い方なんですけど、調子に乗って人間にやたらと媚びる姿勢は避けてます

人間ウケは意識されていない。立派な心構えですねぇ

人間との付合い方はSCATでもそれぞれ違ってて、草gなんか穏健派で人間にも姿勢低いですね。アイツは良く言えばスフィンクス体型の痩せ猫だけど、一般的な人間好みの容姿じゃないから気を遣ってるんです。一方、木村クンは人間嫌いで、結構突っぱった態度見せてます。ルックスがいいから、人間にもモテモテなんだけど、プレゼント(食べ物)なんか絶対にもらいませんし。見かけによらず、意外と硬派でクリーンな男ですよ。他の2匹は何でもご愛嬌でごまかしてるかな。わざと舌をしまい忘れたりして、人間に笑いを提供してますね。僕は、演技の勉強する上でも人間との交流を大切にしてるので、つかず離れず…

ゴロさんちの同居人間どもは、芸能活動についてどう思ってますか?

強く反対とかはしませんね。理解ある方だと思います。ただ、うちの人間達は芸能関係に疎いから、僕がこの世界で既にビッグだってことに気づいてくれない。そういう不満はあります

通い猫してる野良が、実は近所一帯のボスだってことを人間が気付いてないというよくあるケースに似てますね

そうですね。うちの人間は僕の芸名すらちゃんと覚えてくれない。未だに稲垣じゃなくて、伊吹ゴロだと思ってるんですよ

伊吹ゴロと言えば、時代劇専門のベテラン猫優さん…全くの別猫じゃないですか

まぁ、人間なんで仕方ないと諦めてます。人気が出るようになってから、ファンの女猫が毎日うちに押しかけてきて迷惑もかけてるし

さて、話題は戻りますが今回の映画初主演体験はいかがでしたか?

夜はいいんですけど、昼間のロケがなかなか進まなくて大変でした。住宅街で撮影してると、人間に追い払われたり、そこを縄張にしてる猫が因縁つけてきたり…

相手役の菅野美毛さんはいかがでしたか?

撮影時期が春だったんで、僕は去勢してたからいいんですけど、彼女は避妊してなかったんで色々と問題が。週刊誌には変な噂を書きたてられましたが、僕達は仕事上のお付合いだけなんです

う〜ん、本当のところはどうだか…。まぁ、今日は楽しいお話を有難うございました





 
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