 |
 |
 |
本日のお客様は、公開中の映画『睡眠』に初主演された大人気SCATの稲垣ゴロさんです。まずは、今回の映画の内容を少しだけ紹介してもらえますか? |

 |
 |
 |
原作は臨床心理猫でもある香山タマ先生のサイコサスペンス小説の映画化です。内容は観てのお楽しみということにしておきます |

 |
 |
 |
期待させられますね。そこらへんのお話はまた後ほど詳しく聞かせていただきます。され、ゴロさんはSCATの中でも、本格演技派志向とのことですが… |

 |
 |
 |
はい。仔猫の頃から、自然に演技してた方だったんで…捨て猫のフリして近所にたくさんパトロンを作ったりしてましたね。なので、特別な演技のレッスンとか受けたことないんですよ |

 |
 |
 |
日常の中で身につけた…でも、誰もが人気タレントになれるわけじゃないですよね? |

 |
 |
 |
そうですね。大切なのは演技力だけでなく、サービス精神でしょうか。演技に関しては猫ってダントツだと思いますが、サービス精神は犬なんかの方が上手なので積極的に見習う必要があるんです。あと、ルックスも大切ですが何よりキャラクターですね |

 |
 |
 |
はぁ、その点ではどういうことを気にかけていますか? |

 |
 |
 |
まずは女猫の方にアピールする、けれども同性猫にも嫌われない…僕なんかルックスは甘い方なんですけど、調子に乗って人間にやたらと媚びる姿勢は避けてます |

 |
 |
 |
人間ウケは意識されていない。立派な心構えですねぇ |

 |
 |
 |
人間との付合い方はSCATでもそれぞれ違ってて、草gなんか穏健派で人間にも姿勢低いですね。アイツは良く言えばスフィンクス体型の痩せ猫だけど、一般的な人間好みの容姿じゃないから気を遣ってるんです。一方、木村クンは人間嫌いで、結構突っぱった態度見せてます。ルックスがいいから、人間にもモテモテなんだけど、プレゼント(食べ物)なんか絶対にもらいませんし。見かけによらず、意外と硬派でクリーンな男ですよ。他の2匹は何でもご愛嬌でごまかしてるかな。わざと舌をしまい忘れたりして、人間に笑いを提供してますね。僕は、演技の勉強する上でも人間との交流を大切にしてるので、つかず離れず… |

 |
 |
 |
ゴロさんちの同居人間どもは、芸能活動についてどう思ってますか? |

 |
 |
 |
強く反対とかはしませんね。理解ある方だと思います。ただ、うちの人間達は芸能関係に疎いから、僕がこの世界で既にビッグだってことに気づいてくれない。そういう不満はあります |

 |
 |
 |
通い猫してる野良が、実は近所一帯のボスだってことを人間が気付いてないというよくあるケースに似てますね |

 |
 |
 |
そうですね。うちの人間は僕の芸名すらちゃんと覚えてくれない。未だに稲垣じゃなくて、伊吹ゴロだと思ってるんですよ |

 |
 |
 |
伊吹ゴロと言えば、時代劇専門のベテラン猫優さん…全くの別猫じゃないですか |

 |
 |
 |
まぁ、人間なんで仕方ないと諦めてます。人気が出るようになってから、ファンの女猫が毎日うちに押しかけてきて迷惑もかけてるし |

 |
 |
 |
さて、話題は戻りますが今回の映画初主演体験はいかがでしたか? |

 |
 |
 |
夜はいいんですけど、昼間のロケがなかなか進まなくて大変でした。住宅街で撮影してると、人間に追い払われたり、そこを縄張にしてる猫が因縁つけてきたり… |

 |
 |
 |
相手役の菅野美毛さんはいかがでしたか? |

 |
 |
 |
撮影時期が春だったんで、僕は去勢してたからいいんですけど、彼女は避妊してなかったんで色々と問題が。週刊誌には変な噂を書きたてられましたが、僕達は仕事上のお付合いだけなんです |

 |
 |
 |
う〜ん、本当のところはどうだか…。まぁ、今日は楽しいお話を有難うございました |