『目指せ!検疫突破12時間以内!!』





新しいペットの検疫制度が11月から施行されました。
(2005年6月6日までは旧制度も適応されています。)


新しい制度となって、何といっても魅力なのは、必要書類さえ揃っていれば、なんと12時間以内の拘留ですむ、というもの。
しかしこの「必要書類」がなかなかややこしく、きちんと揃えるためには細かい準備が必要となるようです。
もし書類に不備があった場合は最長180日間の拘留…そしてその期間中の飼育費はもちろん飼い主持ち。 その上、もしペットが病気にかかっても拘留施設からは出ることができない…。


「かわいいうちのお子様達をそんな目にあわせるわけにはいかーん!」そして 「そんなお金はございません。」ということで、まずは色々と情報を集めてみる事にしました。


合言葉は『目指せ!検疫突破12時間以内!!』。
自分達の覚書程度ですが、同じように大事な家族と一緒に日本帰国を予定してらっしゃる皆さんのお役に少しでも立てれば、と願っています。


他になにか耳寄りな情報、間違いなど何かありましたら、ぜひぜひ
掲示板メールフォームからご一報くださいませ。 感謝感激雨あられで、飛んで喜びます。


「とりあえず検疫はあんまり関係ないけど、アザラシーズ家のジタバタぶりを楽しんでやってもよくってよ」というステキな方は、「我が家のタイムライン」内から(あまり検疫の参考にはならない)詳細ストーリーにリンクを張りましたので、そちらをどうぞご覧下さいませ。



帰国までの流れ:
M推奨基本タイムライン
M最短タイムライン
M我が家のタイムライン


覚書:
M必要事項:各国代表ブログ
Mマイクロチップ
M狂犬病予防注射
M抗体値検査
M検疫所に届出
M政府発行の書類
M航空会社
備考
出費


我が家の場合:
*2005年9月にカナダ、トロントより帰国予定 
*二歳になる猫二匹と飼い主二人
*猫は機内持ち込み予定
*準備を始めたのは同年2月より
*航空会社はエアカナダ、空港は成田又はセントレア(中部国際空港)予定




公式問合せ先:


日本動物検疫所


成田空港検疫所:TEL 0476−34−2342  
中部国際空港:TEL 0569−38−8577
関西空港:TEL 0724-55-1956 


Canadian Food Inspection Agency













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帰国までの流れ

☆推奨基本タイムライン

MMMマイクロチップ
MMM
MMM狂犬病注射一回目
MMM
MMM狂犬病注射二回目
MMM
MMM抗体値検査
MMM
MMM飛行機予約
MMM
MMM検疫所に届出
MMM
MMM健康診断書(マイクロチップ証明書、狂犬病予防注射証明書含)
MMM
MMM裏書き(必要なら法定翻訳書)







☆最短タイムライン (*準備には最短でも210日かかります!!)










☆我が家のタイムライン


1月 5月に帰国の予定をたてる
2月7日




2月8日
動物検疫所のサイトを見て、検疫制度が変わることを知る。
「父さん、日本の検疫制度が変わりました。」 「必要事項」


慌てて「狂犬病抗体値検査」のために採血。
動物病院から、日本の検疫所指定・狂犬病検査指定機関のうちのひとつ、
カンザス大学に血液を送ってもらう。
12時間内検疫のためには、採血から180日の待機期間が必要。 
このため、帰国予定を5月から9月に変更。
「憧れのニッポン航路。」 「Go!Go!カドリ先生。」シリーズ
3月 抗体値検査結果待ち。
4月20日 採血から約2ヶ月半。抗体値検査結果の公式証明書を手に入れる。
「日々これ弱肉強食編」)
5月2日

5月5日
マイクロチップ製造会社に、チップの種類を確認。
我が家の猫ズのマイクロチップがISO規格でないことが判明。
日本の空港検疫所に連絡し、検疫所有のスキャナーで読み込めるか確認。
「ああ、マイクロチップ… 前編後編」)
6月15日

6月23日




キャリアを購入
帰国日を8月30日に決定。
航空会社はエアカナダでチケットを予約する…が。
キャリアの大きさが持込には3センチ大きすぎるかも…といわれて、空港まで確認にいく。
「エアカナダ攻防戦前編後編」)




ちょっとこれまでを振り返って想いにふけってみる。
猫旅以前」)
7月12日

7月14日
中部国際空港検疫所に事前届出をFAXにて提出。
いくつか記入漏れがあったため、何度かFAXしなおし受理書が無事発行される。
その後、病院で精神安定剤としてバッチレメディ・鎮痛剤を念のために処方してもらう。
緊急猫旅情報」「旅の友」)
8月
9月












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必要事項(日本動物検疫所より抜粋)


@到着40日前までに、検疫所に届出
Aマイクロチップ手術
B政府発行のマイクロチップによる個体識別証明書
C2回以上の狂犬病予防注射
D政府発行の狂犬病予防注射証明書
E狂犬病の抗体価測定
F出発直前の政府発行の健康診断書


●まずは日本動物検疫所のサイトに行って検疫制度を熟読!
●また滞在国から出国するために必要な手続きもあるかもしれないので、各国の検疫所に問い合わせる。 2005年現在、カナダは特になし。


世界各国で検疫クリアに頑張っている素敵ブログ!


●中国上海代表
「ミニョンさんのびびり日記」
中国は検疫チャレンジ組のなかでも、強敵の一つ。 狂犬病検査のための血液を国外に送ることが出来なかったり、特定の獣医さんに注射してもらわないと認可されなかったり。 それでも愛するミニョンちゃんのため! おかず夫婦が奔走する!


●フランス代表
「ココんちの猫三匹のたわごと」
EUバンザイ! 世界でもこれほど動物の身が国に補償されている場所があるでしょうか? macocotteさんが教えてくれるフランスのペット事情は驚きの連続。 …しかしここまですばらしい制度と国家認定の証明書も、日本では通じない…理不尽ですねぇ。


●アラブ代表
「アラブの猫」
アラブの猫キキちゃんはアラブ生まれの男前。 大好きな家族と日本へ帰るため、ただいま着々と準備を進めています。 はるか遠くに感じる、まさに「異国」といった風情のアラブで、検疫準備は至難の業の様子。 ガンバレ!アラブの猫さん家族!


●成田発フィンランド代表
「ヘルシンキャットの優雅な(?)生活」
カワイイ愛猫と共にフィンランドはヘルシンキへ! 日本から出るのも楽じゃない。 cawa-miuさんとサーシャちゃんが、無事フィンランドの地を踏むまでの紆余曲折。 入るのも出るのも、日本検疫クリアは一仕事です。









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マイクロチップ


ISO規格であること


もしISO規格でなかったら…
MMMまずはマイクロチップのメーカー、そのメーカーのどの製品か、マイクロチップMMMM番号など出来うる限りの情報を用意しておく。
MMM到着予定空港検疫所にその情報を電話またはメールで連絡。
MMMM読み込み可能な製品かどうか問い合わせる。
MMMそれでも読めるかどうか分からなければ、空港検疫所所有のスキャナーを
MMMM教えてもらい、マイクロチップ会社に確認する。


それでダメだったら…
MMM再度ISO規格マイクロチップを埋め込む。
MMMM(予算低。けれど狂犬病注射、抗体値検査ももう一度やりなおし)
MMM現在のチップが読み込めるスキャナーを買って、検疫所に持参する。
MMMM(カナダ$400〜。 狂犬病注射や抗体値検査等がすでに終了している場合、
MMMMコチラの方が安上がり)



●マイクロチップのこのような確認は出来るだけ狂犬病注射の前にしておきましょう。  
M狂犬病注射もその後の抗体値検査も、マイクロチップの情報の元に検査をするため、
Mチップを埋めなおせば、注射からやり直さなくてはいけなくなります。  
Mもし抗体値検査まですでに終了している場合、マイクロチップリーダーを購入する方が
M安くて近道です。








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狂犬病予防注射(2回)


●マイクロチップ装着後であること
●生後90日齢以降であること
「KILLEDワクチン(不活性化ワクチン)」であることを確認する。
●一度目の注射後、最低30日おいてから二度目
M(けれど間をおきすぎると一度目からやり直しなので注意!)
●狂犬病注射の有効期間は一年間。 抗体値検査後で、帰国日前に期限が切れるようなら
Mもう一度打ち直す。


M中国・上海のおかずさんからの情報!             
●上海では「国有病院」が動物検疫関係の処置ができるほぼ唯一の病院であり、この病院での処置でMなくば「エンドースメント」が貰えない可能性が非常に高い」








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抗体値検査


●二度目の狂犬病注射後。
●採血日から180日間は国内待機となるので、最低でも帰国180日前には採血。
●一度検査をすればその結果は二年は有効なので、緊急で帰らなくてはいけなくなる可能性がある
M場合は、あらかじめ検査をしておく。
●日本検疫所指定検査機関での検査結果でなければ無効なので、採血した病院と獣医に送り先の
M検査機関をしっかり確認・指定する。
●検査機関が国外にある場合、血液を輸送しなくてはいけないのでその確認もしっかり!
●抗体値の規定値は0.5IU以上。 それ以下の場合、残念ながら日本へ連れ帰ること自体が
M難しいと思われます・・・
●検査結果の文書は、検査した技術者の直筆サインが入ったものでないと無効。
●カンザス州大学の場合、日本の検疫用の検査結果は別送で正式文書がくる。             
●個体差はあるが、成猫の場合接種後だいたい2週間で抗体価があがり始め、1ヶ月くらいでピークに
M達するとの事。なので2回目の接種後、1ヶ月程度空けて採血したほうが良い。








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検疫所に届出


70日〜40日前に到着空港の検疫所に届出(FAX)を出すことが必須。
●届出が出ていない場合、ペットは返送となる。
●検疫所によっては40日以内という期日を過ぎてしまった場合でも受け付けてくれることが
Mあるらしいので、その場合各空港検疫所に問い合わせる。
●届出が何の問題もなければ受理書が発行される。
参考までに受理された我が家の届出→コチラ。
●届出の内容に変更がでた場合、できるだけ早めに変更を検疫所に報告する。








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政府発行のマイクロチップ証明書/狂犬病予防注射証明書/出発直前の健康診断書


●各国の検疫所に問い合わせて、政府公認の獣医師と施設の場所を確認。
●出発直前の健康診断、政府公認獣医師による裏書は出発2日前が望ましい。
●マイクロチップによる個体識別証明と狂犬病予防注射証明は、日本検疫所サイトからダウンロード
Mできる公式健康診断書(推奨書類のAとC)にそれらを記入する欄があるので、 帰国前の
M健康診断の際に獣医さんに直接記入してもらう。
●推奨書類Aは飼い主が記入可。 推奨書類C2-1,2-2は獣医が記入。
●その健康診断書を滞在国の検疫所が定めた公式の獣医(カナダの場合はCanadian Food
MInspection Agency)にもっていき、裏書き(Endorcement)をしてもらう
M→政府発行証明書出来上がり!
●健康診断、裏書きを帰国2日前に準備することが無理な場合(裏書をする政府公認の獣医に予約が
M取れない、病院が遠いなど)あらかじめ連絡を空港の検疫所にして猶予をもらうという方法もある。


●英語圏以外の場合(セントレア空港検疫所答)。


公式サイトの推奨健康診断書を使う場合、すでに項目だけは英語で記入されているので特に翻訳の必要なし。
ただしその他の記述が英語以外で書かれている場合、やはり翻訳をつけると検疫がスムーズに済むのは事実。 
辞書を片手に空港の検疫所で飼い主さんが翻訳するのも可だが、できれば公的機関(日本領事館)などによる法的翻訳が望ましい。









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航空会社


●各飛行機会社によりペットの持ち込みによる取り決めが違うので、確認する。
●機内持ち込み、また貨物室ともに早い者勝ちであるため、早めの予約要。
●航空会社により、一機に乗せるペットの数は決まっている。
●また、夏期はとくにペットの貨物取り扱いをしていない会社が多いのでこれも要確認。
●機内持込みの場合、キャリアの種類がその航空会社公認のものか再確認。(キャリアはたいてい、
M水漏れがしない底がしっかりしたもので、ペットがあまり窮屈でないもの。)
●「航空会社認定」とされるキャリアがあるが、航空会社によって微妙に規定が違うので注意。 そのため大きさに多少の融通が利くソフトキャリアがオススメである。 
参考までに我が家のキャリア→コチラ。
●搭乗中はエサ、水を与えてはいけない。











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備考


●少しでも「???」と思ったら日本の検疫所、または自分の使用する予定の空港検疫所(←こちらが
Mオススメ)に直接電話する。 電話した時にメールアドレスを聞いておくと、後々便利。
しつこいくらいに検疫所、航空会社、獣医に確認する。 ぜんぶそろったら空港検疫所に書類を
MFAXなどして、最終確認してもらう。
●早め早めの行動がオススメだが、あまり早くしすぎても有効期限があるものもあるので注意。
●成田、関西、中部空港の検疫所は、24時間駐在の人がいるので、飛行機が何時に着いても
M基本的に大丈夫。 が、一応帰国の届出を出す時に使用検疫所に確認したほうが無難。
●すべてを終わらせるためには、最低でも210日以上必要である。


帰国日当日に手元にあるべきもの



MMM裏書き済みの「推奨証明書AとC」
MMMM(=公式健康診断書+マイクロチップ証明書+狂犬病抗体値証明書)

MMMオリジナルの抗体値検査結果(←検査技師者のサインが入ったもの)

MMMもちろんパスポートにチケット、そして一番大事なペットもお忘れなく・・・









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出費(アザラシーズ家の場合・猫x2・カナダトロントから)


●マイクロチップ C$0(シェルターですでに装着済みだった)
●抗体値検査費 C$313.90x2
●キャリア(サムソナイトの飛行機持込用の一番大きいもの) 約C$110.00x2


現時点で日本円にして約72000円


以下続く



















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