| 日本橋 三越前駅徒歩1分 |
| 診療時間 9時30分〜13時 14時〜19時 休診日 土日、祝日 診療科目 歯科一般、入れ歯、 インプラント、かみ合わせ 住所 〒103−0091 東京都中央区日本橋室町 1ー9−10三忠堂ビル2F 電話 03−3231−5567 |
| かみ合わせ、顎関節症、歯ならび |
かみ合わせ
| かみ合わせが良い?悪い? |
人間は下あごを動かすことで、下の歯を上の歯にかみ合わせしてきます。さらにあごは上下だけではなく左右にも動きますから、かみ合わせとは、あごを上下に噛んできた上下の歯の接触とあごを左右に動かした時の上下の歯の接触の事を言います。
かみ合わせは、あごの関節(顎関節)、あごを動かす筋肉、歯、歯を支えている骨(歯槽骨)の4つが関連しあって構成されます。かみ合わせが悪くなると、あごの関節の動きが悪くなったり、口をあけるとあごを動かす筋肉にいたみがでたり、歯が大きく磨り減ったり、歯を支えている骨が吸収して歯がぐらぐらしたりします。
あご関節が比較的弱い方は関節に症状がでやすかったり、逆にあごの関節がしっかりしている方は歯の方に症状がでやすかったりし、さらにあごの関節も強く、歯もしっかりしていれば歯を支えている骨が吸収して歯が揺れてきたりして、一番抵抗力の弱い所から症状がでます。
かみ合わせが良いとは、上下にあごを動かして噛んだ状態と噛みながら左右にあごを動かした状態でかみ合う力をあごの関節、筋肉、歯、歯を支える骨がバランスよく機能している状態をいい、かみ合わせが悪いとは、そのかみ合う力のバランスが悪く、あごの関節、筋肉、歯、歯を支えている骨のどこかに負担がきている状態を言います。
あごが開かなくなったり、あごが動かしにくかったり、あごを開けると痛みがでたり、あごの関節がカクカク音が鳴ったりなどあごに症状がでる事を顎関節症(がくかんせつしょう)と言います。かみ合わせから顎関節症を引き起こすことはありますが、顎関節症のすべての原因がかみ合わせではありません。顎関節症の一番の原因は精神的ストレスで、当院でも、あごが急に開かなくなった患者のほとんどは極度の精神的ストレス(仕事、受験、就職、引越し、人間関係などの悩み)を抱えて来院されています。極度の精神的ストレスから歯軋りやくいしばりをするようになり、顎関節や顎の筋肉にダメージをあたえます。その際の治療法としてマウスピースを装着してなるべく顎関節や顎の筋肉に負担が行かないようにしますが、一番の治療法は精神的ストレスからの開放です。
精神的ストレスからではなく、かみ合わせが悪がために顎関節に負担がいき顎関節症を引き起こしている場合もあります。その際は早期に治療を行いう事で症状の回復、改善が望めます。原因がどこにあるのかを見極め、原因を除去して顎関節に負担がいかないような、かみ合わせを構築する必要があります。
顎関節症
かみ合わせに対し、歯ならびとは、専門用語で「歯列」といい、ただ単に歯の位置の連続性の事を言います。ですから、歯ならびが悪い=かみ合わせが悪いにもなりませんし、歯ならびが良い=かみ合わせが良いにもなりません。歯ならびが悪いとかみ合わせかみ合わせと歯ならびでは意味合いが異なります。歯ならびでが悪くて問題となるのは、見た目が悪いという審美性の問題と、物がはさまる、歯ブラシがとどきにくいなどの清掃性の問題です。
歯ならびは矯正治療や歯を削ってかぶせるなどの修復治療(補綴治療)によって改善できますが、歯ならびを治すとかみ合わせも変わりますから、かみ合わせを考えた矯正治療や修復治療が大切となります。
特に矯正治療は長い歳月がかかりますので、矯正したにも関わらずかみ合わせに問題が残る事のないようにしっかりした治療計画を立て、治療目標をはっきりして矯正治療を行うべきです。
歯ならび?
かみ合わせが悪い事から症状がすぐにでる事もありますが、無症状近い状態で進行して気が付くと大きな問題となる事も多いです。年齢的には30代後半から症状がではじめ40才代〜50才代で歯が揺れてきた、歯が割れるなどの著名な症状がでる事が多いようです。かみ合わせから歯を失ったりしないように、かみ合わせリスクの高い方(かみ合わせが悪い方、噛む力が強い方、歯軋り、くいしばりのある方)はかみ合わせ治療を早期に行うべきですし、、すでに歯を失ってしまった方は歯の本数が少なくなり、よりかみ合わせの影響を受けやすくなりますので、かみ合わせを考えた欠損治療を行う必要があります。
かみ合わせを考えずに治療したために差し歯はとれる、歯の根が割れる、ブリッジが脱落する、入れ歯が割れる、入れ歯で噛めない、インプラントが脱落する、などのトラブルを起こしてくる方は多いです。この事から、かみ合わせは治療を考える上で重要なファクターの1つです。
理想のかみ合わせとは?
それではかみ合う力をバランス良くコントロールできる、理想の見合わせとはどんな状態なのでしょう?そのポイントは2つです。
@あごの関節、筋肉が安定したあごの位置で、奥歯がしっかりかみ合う事。
まず、かみ合わせの位置が顎関節やあごを動かす筋肉が生体に調和した安定したあごの位置である事が大切です。そして、そのあごの位置で前後左右にずらされる事なく、奥歯全体がしっかりかみ合う事が理想です。これにより、上下の垂直的なかみ合う力を奥歯で支えます。
Aあごを左右に動かした時に、上下犬歯同士がガイドとなってあたり、同時に上下奥歯はあたららない事。
あごを左右にずらしたとき上下の犬歯があたりガイドとなる事で、奥歯が接触しにくくなります。それにより奥歯には有害な側方からの力を受けにくくなりかみ合う力のバランスをとる事ができます。
かみ合わせ
※治療にしていくにあたり、かみ合わせが重要となるのは、全顎的な修復を必要とるす症例、全顎的な矯正症例、歯が欠損している症例、あごの関節が不安定な症例、歯軋りなどがあり噛む力が大きい症例です。このような症例の治療においては、かみ合わせをしっかり術前に診査診断して治療計画を考える必要があります。 まずは検査を受け、歯科医師に相談される事をお勧めします。

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かみ合わせと歯周病
意外と知られておりませんが、かみ合わせと歯周病には密接に関わっております。
重度の歯周病となった歯はかみ合わせになんらかの問題があって歯周病が猛烈に進行したケースがほとんどです。言い換えれば、かみ合わせが悪い状態で歯周病に対するケアをおこたれば、加速度的に歯周病が進行します。
歯が欠損となった症例のほとんどが、かみ合わせと歯周病が原因です。そのような、症例においては歯周病だけ治療を行ってもよくなりませんし、かみ合わせだけの治療をおこなっても良くなりません。かみ合わせと歯周病の治療の両方がうまくいって初めて治癒します。
かみ合わせと言うと難しいのですが、簡単にいうと噛む力のバランスです。噛む力のバランスがとれる状態とプラークコントロールができる状態を確立することが治療成功の鍵となります。
理想的なかみ合わせのポイントは以上の2つですが、理想のかみ合わせでないとすべてダメなのか?と言うとそんな事はありません。かみ合う力のバランスをとりやすいポイントが以上の2つであって、かみ合う力の弱い方、歯や、歯を支えている骨に抵抗力がある方、丈夫な歯の方などは理想じゃなくても臨床的に問題が出ない場合は多分にあります。
かみ合わせから歯を喪失してしまい、根本からかみ合わせを構築していく際は、再度かみ合わせから問題とならないようになるべく、かみ合う力のバランスを考え、以上の理想を考え治療計画を立てる必要があります。