Vol 1

「気」って何?

JUNE 2002

東洋医学を語る時、「気」ははずせない概念で、まず、頭の中に入れておいてほしいことです。科学的に理解しようとするのではなく、気のイメージをしっかりつかんで、理解してください。

気とは宇宙や大自然のエネルギー、生命エネルギー
気とは宇宙や大自然の変化をもたらすエネルギーであり、わたしたちや生物が存在する上での生命エネルギーです。
わたしたちの体の中では、血、水などを全身に循環させて栄養を供給し、臓腑、器官、組織に活動力を与え、汗や尿などを排出させる力にもなっています。
また、東洋医学において気は、万物の最も基本的な単位といえ、ものや命や心は気によって成立しており、気が集合したものと考えられています。
わたしたちは気を受け、生きている
わたしたちは日々、大自然の気を受け、生きています。そして、自然の中から、毎日の活動エネルギー(気)を得ています。
毎日取り入れる気には、呼吸によって空気中から取り入れる天の気と、飲食物から取り入れる地の気があります。
気の滞りにより病が生じる
わたしたちのからだの中で気は、絶えず全身を巡っています。この気が充分あり、体のすみずみまでバランスよくスムーズに流れていれば、体調も良く、健康です。これに対し、気が不足していたり、からだのある部分に気の流れが滞っていたりすると、体調を崩したり、病気になりやすかったりします。
気の巡りに影響を与えるものには、どんなものがあるだろう
空気、土、海、森林、植物、動物、音、光など
飲食物、住居、衣服  姿勢、精神状態  音楽、香り、雰囲気など
電磁波、放射線、化学物質、静電気、金属など
生活環境やあらゆる刺激が気の巡りに影響を与えます
気を高めるにはどうしたらいいだろう
・適切な呼吸法を身につける
・気が充実したもの(生命力のあるもの)を食べる 大自然の恵みをいただく
・自然の中から気を取り入れる(海、森、太陽、木、土、草花など)
・適度に体を動かす
・心の平静…イライラ、くよくよしない

ストレスの多い現代社会では、とかく気のめぐりが悪くなりがちです。 意識して自然と触れ合う時間をつくるなどして、気の巡りをよくしましょう。
朝起きた時に外に出て(あるいは窓を開けて)深呼吸をする、室内に花(生花)を飾る、景色を楽しみながらの散歩などはおすすめです。

★ 口呼吸してませんか?★

普段行なう呼吸は鼻から吸って、鼻から吐くのが基本です。
話をするときや、呼吸法の中では、口から吐くことも多いですが、吸うときは必ず鼻から吸うように心掛けてください。 鼻から吸うことで、ある程度異物が取り除かれ、湿度と温度が加わります。
口呼吸が日常化すると、口の中や呼吸器のトラブルが多いだけでなく、免疫力が落ちて、全身にも影響しますのでご注意を。


このページについての感想、質問など、掲示板またはこちらまでお寄せください。
みんなの保健室目次へ戻る
トップページへ戻る
Copyright (c) 2002-2003 Fumiko Watabe,All rights reserved.