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煌天剣・月躬弥 (こうてんけん・つきみや)
聖賢十三祇師の一人、コードネーム”煌天”の所持する武器。剣と銘打ってはいるが、その形は紛れもなく”弓”である。にもかかわらず矢はない。夜にこそその本領を発揮できる武器で、その名の通り月の光をエネルギー源にする。となれば、もう発射するのは何かお分かりいただけるだろう。
煌天自身、元はフリーの能力者。焔廷と破軍に勧誘される形で祇師に入った。十代中頃にHELL&HEAVENという名のグループに所属し、親衛隊として行動していた過去がある。昔はやんちゃ坊主だった少年がいまや落ち着いた大学生。本人の気づかないところで大学構内人気上昇中だとか。本名・冴樹一佐(さえき いっさ)。本名が他者に知られている数少ない祇師の一人。
→聖賢十三祇師、 焔廷・玖鎧桜、 破軍・鳳神楽、 HELL&HEAVEN
[←先頭へ]甲龍 (こうりゅう)
とらハ2本編でリスティたちLCシリーズ開発に携わった科学者。テロ組織『龍』の元幹部で、LCプロジェクトにおいては劉の監視役として『龍』より派遣されていた。
当時の組織内ナンバー2と言う位置にいながら、佐波田たちが日本にてTE−1、つまり仁村知佳を誘拐しようとした事件の前後に組織を脱退。氷村遊の援助もあり、日本警察や香港警防の目を逃れて槙原耕介襲撃事件(Cシリーズ「能力者第一部」)を引き起こす。当作品では仮ボス的存在。
また、意識覚醒による戦闘力向上体質を保持しており、耕介のそれとほぼ同質であることが戦った耕介本人によって判明している。
なお、能力者第一部9章冒頭の『汝が世界の全て』とのやり取りは、彼ではなく名鳥十四郎である。
コキュトス・アナザー・ワン (Kokytos AnohterOne)
夜の一族が要するイレイザー部隊(他種族との戦闘、ならびに同族の裏切り者や犯罪者に直接的な断罪を下す機関)のトップにいる男。白髪に白いスーツに白いネクタイ、実は下着も白一色という徹底的に白で統一した変人。肌も白いため、その赤い双眸だけが際立って目立つという異様な風体をしている。
能力は不明。およそ実力を外に漏らすことなく戦うときは秘密裏に動くため、同部隊の誰も彼の実力を知らない。が、情報として綺堂祐一が発明した消去砲を受け継いでおり、一族の内外問わず危険視されている。性格はかなり陰険で結果主義のため、勝つための過程を省みない。その点も含めて、エリザとは互いに嫌悪しあっている。
→消去砲
[←先頭へ]黒手栄光 (こくしゅえいこう)
椿三影の発案した補助術にして、唯一の回復術。
死んでいようが何していようが、完全復元が可能。ただし、これは生命体に限った効果で、死後24時間以内限定とされる。一度の使用で内包する力の約20%近くを消費する辺り、かなり難度が高く、同時に三影がどれだけ治療系に向いていないかが解る術である。
黒色格子 (こくしょくこうし)
椿三影の発案した補助術。
小さなエネルギーの球体を頂点として構成される立体空間の呼称で、『内側から』の干渉を一切遮断する半透明の檻である。空間は多面体で構成することも可能。
およそ「閉じ込めること」しか出来ないわけだが、閉じ込める対象は何も生命体に限ったことではなく、例えば武器や光熱波などといった無機物や事象に対しても効果を発揮する。
元来の消費エネルギーが小さく、加えて黒剣と併用すると回避不能の必殺技になるくらい使い勝手の高く、策を弄しやすい術である。
なお、閉じ込める対象は一つの固体につき一体のみ。対象の居場所や状態(正体)を把握しなければならないという制限がある一方で、球体は三影の力が続く限り生み出すことが出来る。
黒天白夜 (こくてんびゃくや)
椿三影が誇る唯一の能力にして、彼を世界最強の存在たらしめる最大の要因。
何者もこの力に抗うことは出来ないという現実に、魔属でさえ例外としない絶対的な能力。しかし反面、発動には処々の条件があり、また強大な力の代償として一度発動すると数万時間の間隔を必要とする。実質は召還系の術で、ほぼ無制限、無期限、無限大の威力を持って敵を殲滅する。
っていうか、一度使ったら十年以上発動不可能な力をほいほい使うわけにも行かないので、この力を使わなくても戦えるように彼なりに攻撃手段をいくつか考案しているようだ。派生能力として「夜天光」や「黒色格子」など、用途に合わせた単一指向性の術をいくつか発案している辺り、結構彼も器用である。
彼の世界崩壊プログラムはこれを世界へ向けて発した場合に起動する。【黒天白夜・滅界】と普段別称で扱っているが、規模が大きいか小さいかだけの違いだけで、中身は一緒。
ちなみに、第十天主砲機関局長ルギルキア・ソリュードを倒した際にはこの力を使用している。
→ルギルキア・ソリュード、 黒色格子、 第十天主砲機関、 夜天光
[←先頭へ]国連製本管理協会 (こくれんせいほんかんりきょうかい)
その名の通り、世に波紋を起こす可能性のある本を管理する国連の一組織。管理されるのは、主に魔術書や呪詛製本といった、所持するだけで害を及ぼす可能性のある危険指定のものから、有名作家の残した有名著作品の原本など、世界遺産指定されるものも含まれる。
[←先頭へ]黒剣 (こっけん)
椿三影の発案した戦闘用の攻撃術。
型月の某武器と同じ響きだが、形状も性質も字面も違うのであしからず(笑)。
笹の葉に近い形状をした、30センチ程度の漆黒の両刃の剣。剣といっても柄や鍔もなく、持つ場所を考慮に入れていない刀身のみの状態で生成され、彼を中心とした半径50メートル前後の空間で遠隔操作によって攻撃を繰り出す。
三影の意志で、刀身は透明化させることが出来るため、そうなると対応は非常に困難。一度に複数生成された透明の刃を躱しきるには相当の実力が必要となる。
なお、黒色格子との組み合わせで用いられると絶対に回避不可能の必殺技へと昇華する。閉じ込められた空間内に、三百六十度全方向からの無数の透明の剣が一斉射されたなら、よほど強固な結界でも張らない限り死は確実となるだろう。
殺し屋 (ころしや)
業界用語でトープと呼ばれる者たち。
彼らはおよそ戦闘訓練を受けておらず、組織にも属していない。逆に言えば、組織に属して訓練を受けない暗殺者はいないということである。暗殺者として一度組織に属したならばフリーに戻ることは絶対に出来ない。その辺は弓華のシナリオが分かりやすいのではないだろうか。彼女は例外中の例外である。
トープはその辺で行けばまだ自由があり、命や金、生活など、かなり人間的で俗世的な側面が強い。職業的暗殺者(アサッシン)や真正暗殺者(ナイフ・ザッパー)よりも安価で雇えることから低俗に見られることが多いが、決して低級ではない。中には戦闘訓練を受けたアサッシンよりも上回る戦闘力を持っている者もいる。この分類はあくまで目安である事を理解しておかないと、痛い目にあう。