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四聖 (しせい)
種族問わず最強と目される世界四強の総称。別に強さを決めるようなトーナメント戦があるわけではなく、ある特殊条件を満たす者──魔装兵器を扱える者が自然と最強クラスであったための結果でしかない。ハギフォスゲイトの席は常に4つ──というのもまた、魔装兵器が4つしか存在していないからである。
宗教によっては、彼らを聖誓士と呼ぶ事もある。
・剣聖(ソードマスター) :神剣『グランス・リヴァイバー』
・星聖(ブレイジスター) :界槍『ラー・ファルケン』
・時聖(クロノ・ブレイカー):魔杖『ペルフェクティオ』
・冥聖(デア・ノーヴァ) :架玉『自壊式』
の四人。左にあるのは、それぞれ魔装兵器の名称である。いずれもその分野で最強を誇る超一級の能力者で、エリザの姉、フリーデルト・オリジンは『剣聖』とよばれている。
死宝剣 (しほうけん)
火凪蘇芳が作り出した八本の魔剣の総称というのが通説。本当の意味はCシリーズ外伝を読んでもらえれば解ります。
死宝剣は鬼王、冬鉄、八景、八相、舞姫、夢桜、焔島、水澄の八本で、それぞれが特殊能力を兼ね備えている魔剣。これら八本にはそれぞれ独自の能力が備わっており、それを扱うには剣と契約が必要となる。契約の方法は件によって異なる。剣をどこでもいいので自分の身体に貫通させたまま一ヶ月過ごす(ちなみにこの契約方法は『冬鉄』のもの)……などなど。ちなみに設楽だけはそんなことをする必要なく能力を行使することが出来る。
皇設楽が収集した剣は、外伝当時で冬鉄、八相、舞姫、水澄の計四本。なお、破壊したのは水澄にのみで、後は自らが管理している。
この言葉の本義は蘇芳によって作り出された能力者のこと。過去、能力を制御できずに──というよりはむしろ蘇芳に逆らって死亡した能力者たちを、蘇芳がある手法で剣化したものが、現在に残る八本の死宝剣である。
なお、設楽は九本目に当たる。
→鬼王、 火凪蘇芳、 皇設楽、 八相、 焔島、 舞姫、 水澄、 八景、 夢桜、 エッジ・オブ・ザ・ネザーフィールド
[←先頭へ]修正血漿体 (しゅうせいけっしょうたい)
学名、ダウンド・ライト・プラズマ。
血漿体を含んだ血液が触れた存在を修正する現象を引き起こす物質。極めて希少で、発見されたのは三十年前だが、いまだに成分については完全解明されていない。
ここで『修正』というのは俗称で、実際に起こっているのは構成分子再生現象。(ここで言う分子とは、物質の化学的性質を保つ最小単位のこと)。
神逆無月が所有者として判明している。
→神逆無月
[←先頭へ]主砲
かつて存在した第十天主砲機関と名乗る研究機関の幹部の総称──と、社会的には記録されているが、その実、研究対象にされていた十体の魔属たちのことである。魔属は本来世界に一体しか存在しないはずが、現代に至っては十体が確認されている。このあってはならない事態に危機を感じたことが機関発足のきっかけだったそうだが、詳細は不明。何にせよ、魔属たちを監視、記録し、何かしらの目的に利用しようと画策していたようだ。
主砲にはその真名とは別に、その能力を基にした二つ名がつけられている。
なお、主砲のデータは以下のとおり。
1. 皇 志乃 /裁定者(ザ・ライブラ)
日本に居を構える魔属。女性体。つややかな黒髪、白い肌、小柄な顔は美女と呼ぶにもおこがましいほど──絵に描いた大和撫子を地で行くお姫様。その力等詳細は不明。活動を行っている様子はなく、すでに魔属の役割すら放棄しているような振る舞いでいる。
2. ギルバート・ハウンゼン /迎撃者(ザ・サリー)
現在活動中の魔属その1。魔属中最強の攻撃能力を誇る機械人形。性別不詳。
他詳細はギルバート・ハウンゼンの項を参照。
3. 椿 三影 / 闇殺者(ザ・シャドウ)
現在活動中の魔属その2。男性体。常に和服を好んで着る穏やかな風体の優男で、唯一の妻帯者。
他詳細は椿三影の項を参照。
4. ジェノド・カリスマン /受動者(ザ・ヴォイス)
詳細は一切不明。同じ魔属ですらその存在自体に疑いを持つほど情報が存在していない。が、確かに"十体"の存在は各魔属自身が自覚しているため、不確定ながらも存在証明がなされている。
5. ヴァイミリア・L・ホーン /実効者(ザ・ブレイカー)
ICPOで働く国際警察官というなぜか普通に仕事している活動中魔属その3。男性体。黒幕に出来そうなキャラNo.1。
他詳細はヴァイミリア・L・ホーンの項を参照。
6. 煌 美星 /狂力者(ザ・クウィースル)
現在活動中の魔属その4。中国を拠点に活動する犯罪組織『龍』の創設者。男性体。
他詳細は煌 美星の項を参照。
7. エース /還元者(ザ・ゼロカウント)
機関壊滅とともに消滅したとされる魔属。女性体。魔属ではNo.2に位置する戦闘力の持ち主。
8. ラスター・V(ヴァン)・フォード /修繕者(ザ・ファッジ)
仕事中という意味ではヴァイミリアと同じだが、すでに魔属としての力の大半を失っている。男性体。
今現在は、その二つ名のとおり、世界中を旅しながら医療関係──特に医者のいない地域にとどまり、貧困のために医者にかかるこの出来ない者達のために従事しているらしい。ものすごく立派な人(魔属?)
9. レジーナ・ヴァレル /検定者(ジ・エラーサイト)
機関壊滅後に隠遁したため、その詳細等が不明瞭になってしまった女性体魔属。隠遁する際に自身の記録をことごとく抹消していってくれたおかげで、姿かたちどころか能力まで不明。唯一名前と性別だけが残ったという徹底振りに、後の関係者たちは舌を巻いた。
──のだが、日本で住所録を調査した結果、皇志乃と同居していることが判明。何で素直に役所に届けてんだ? と、彼女を追う皆がその行動の不可解さに首をひねったらしい。
10. サラス・ディストール /原生者(ザ・フィアー)
機関壊滅時に椿三影、ギルバート・ハウンゼン、エースらによって消滅させられた魔属。見た目少年の中性体。
唯一機関に協力していた魔属で、それが原因で他魔属と対立関係にあった。
→ヴァイミリア・L・ホーン、 ギルバート・ハウンゼン、 椿三影、 第十天主砲機関 、 魔属
[←先頭へ]消去砲 (しょうきょほう)
ディスフィックスとも呼ばれる意味消滅を起こす魔術を、魔術師以外に発動できるように改良した人工的な現象発現装置。武器と読んでも差し支えないこれは、決して能力や術の類ではない。
反力同様、意味消滅の分類に含まれるこの武器は、アンチ・ディナミスの種類で分類するなら一番に含まれる。
夜の一族の歴代最強と謳われた綺堂裕一の手によって開発、改良され、現在はコキュトス・アナザー・ワンという男が受け継いでいる。
→コキュトス・アナザー・ワン、 ディスフィックス、 綺堂裕一、 反力
[←先頭へ]職業的暗殺者 (しょくぎょうてきあんさつしゃ)
アサッシンと言われることが多い。暗殺者の中でもギルドや他、組織に属し、組織のために働く暗殺者の総称。彼らは総じて暗殺専門の戦闘訓練を受けており、殺し屋(トープ)よりも上級と言われている。
姫月陸王はこちらに分類される。
ここで気をつけなければならないのは、彼らは『非合法職業従事者』ではないということ。法律的には認められていないが、公的機関によって認知され、存在許可が降りた列記とした職業である。従って、陸王なんかはきっちり暗殺者免許を持ってたりする。発行はもちろん国連。つくづく世界って何だかなぁ…と思わなくもないが、そういう設定作ったのは自分なのでちょっと複雑(汗
処女星・瑠璃髑髏 (しょじょせい・るりどくろ)
聖賢十三祇師の一人、コードネーム”言葉(ことは)”の持つ能力。十三祇師の中で唯一コードネームが能力、または武器に関連のない人物であるのは、その能力自体に原因がある。
瑠璃髑髏と銘打たれた日本刀を解して具現化するのは幼き十歳くらいの少女。彼女こそ”髑髏”の能力を持つ本来の祇師、コードネーム”処女星”である。時折、自身で”織女星(しゅくじょせい)”と名乗ることも。
”瑠璃”と名づけられた彼女自身は言葉が生んだ存在であるため、祇師としては二人で一人といった感じになるのか。
十五歳の少年と十歳の少女の組み合わせは祇師の中でもかなり有名。言葉の外見も、母親似の童顔に加えて同年代の少年にしては小柄でひ弱な感があるため、二人の可愛らしさに侮っていると痛い目を見る典型な例と言える。
言葉から生まれたためか、瑠璃の顔立ちは言葉に似ているため、二人の関係は主従というよりむしろ兄妹に近い。
真正暗殺者 (しんせいあんさつしゃ)
別称、ナイフ・ザッパー。暗殺者の中でも最強の称号として扱われ、Cシリーズ外伝作中現在、世界に十三人しかいない。世界保安機構が、組織に属しておらず、しかし素人でもない暗殺者たちを対象に、その暗殺実績に基づいて認定したもの。条件は諸々あるが、最低限三桁以上の暗殺を遂行した者たちが対象となっている。
遅かれ早かれ彼らは永久指名手配をうけ、エンドレスギルトコードに登録されている。設楽はまだだけど(笑)
もとより暗殺者の分類は職業的暗殺者と殺し屋のみで、真正暗殺者は例外視することが正しい。
正義も悪もなく、秩序も自由も、平和も混乱も関係なく、ただ一つの目的を追従する存在。目的のためなら世界さえ滅ぼすことを厭わない彼らに対しては、特別な任務がない限り、どの警察、法律機関も関与してはならないとまで言われるほど。
最初の認定者であるアドニス・ゼノスガンは、核の被害にあった両親から暗殺者として育てられ、核を廃棄するためにアメリカ、ソ連(当時)の核ミサイル制御プログラムをハッキング。世界に向けて発射する遺業をなしえている。その時点ですでに核開発を進めた関係者を軒並み暗殺していたのだが、さらに核を完全抹殺するために核を作り出す『人類』を排除しようとした。この事件後、保安機構は彼に『エンドレスギルト・コード』を認定。暗殺者として最上級であることを示す『真正』の識別名を国際的に取り決めた。
なお、発射された千二十八基の核ミサイルは、第十天主砲機関の迎撃者(ザ・サリー)の名を冠するギルバート・ハウンゼンたった一人の手によって、その名の通り迎撃されている。
真正暗殺者は分類されるべき暗殺者の種類ではない。が、裏業界に関係する誰もがその名を知っている。世界でもっとも関わってはならない者。殺人機械。私刑執行者。真正とはそういう意味である。
→暗殺者、 エンドレスギルト・コード、 ギルバート・ハウンゼン、 殺し屋、 第十天主砲機関、 皇設楽
[←先頭へ]神燈・暁大社 (しんとう・あかつきたいしゃ)
聖賢十三祇師の一人、コードネーム”神燈”の持つ能力。祇師の本拠地であり、皇志乃が住居として使用している建物そのものが、彼がその力で具現化させた”暁大社”という名の土地である。敷地面積は凡そ四万平方メートル。単純計算として二百メートル四方の正方形を想像してもらえればその広大さがわかっていただけるだろうか。屋敷床面積ははその約半分ほどの二万平方メートル。建物だけでなく、その周囲の庭(もちろん草花や池も含む)もが暁大社の一部である。
神燈は小柄な老人で、十三祇師創設時より在命している能力者。もちろん創設メンバーの一人で、祇長である皇志乃にとっては頼りになる参謀役である。