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空は青かった。 どこまでも青く澄んでいた。 (だけど……) そんなものは錯覚なのだと、設楽はずっと思っていた。紫外線の屈折率によってそう見えているに過ぎない。この世の全てに色はないのだから。物質に反射した光が、一定の波長で眼球に飛び込んできている。唯の物理現象。この世に色などない。 それでも眼前に広がる青は、自然と彼にとって忘れられない蒼を連想させた。 (ねぇ、夏織。僕は貴女のなんですか?) 返ってくるはずのない問いかけに、設楽は小さく嘲笑した。
◇
目が覚めて、身体を起こしたすぐ傍にいた女の顔を、士郎は思い出すのに随分と苦労した。面識がないわけではない。といっても昨日会ったばかりだから、親しい間柄と言うわけでもない。 自分の現状を把握するのに時間を要した結果だったが、それにしたって一晩中看病をしてくれた相手に対して、あからさまに警戒を抱いたのはバツが悪かった。 「ま、気にすることはない」 そう言ってはくれたものの、士郎はなんだか申し訳なかった。もう一度心中で詫びながら、彼女を観察する。微笑しながら体温計を差し出した女の名は、確か神逆無月といったはずだ──その彼女は、昨日と少し格好が違っていた。白衣は変わらないが、昨日はオールバックにしていたウェーブがかった長い髪を、今日はおろしている。一瞬誰だかわからなかったのは、もしくはその髪型のせいかもしれなかった。 しばらくして、体温計がわきの下で計測終了の電子音を奏でた。 「熱は下がったな。食欲はどうだ? あるなら──いや、なくても出来る限り何か食べたほうがいい」 「ああ……ええと……」 「ここまできて遠慮することはない。これが私の仕事だ」 「……なら、何か……いただけますか? ああ、台所は……」 「承知しているよ。しばらく待っていてくれ」 言って、彼女は立ち上がって和室を後にした。 その後姿を見送りながら、士郎はくすぐったい感じに身をよじった。彼女が何者であれ、敵ではない事実がありがたい──が、そう思った瞬間、士郎はふいに気づいた。 (俺は……) 落ち着いている? 彼女が言うには、今日は五月五日。つまり、恭也たちが攫われてから丸一日以上が経過していることになる。確かに敵を追う手がかりなどないし、『八相』という剣を探せと言われても何の心当たりもない。何から手をつけていいものかも分からない。 が、それにしても随分な冷静さに、士郎は自身に呆れを感じずに入られなかった。 恭也と美由希はここにはいない。奪われた八景のことなど、今にしてみればどうでも良かった。二人を助けるためには、 「俺は……何をすればいい?」 思わず声に出して呟いて、だが── 「それはこれから決めるといいさ」 ふっと沸いて出るようにやってきた無月の気配に、士郎は思わず硬直した。ふすまを開けっ放しで出て行ったからだろう。音もなく戻ってきた彼女の両手は、湯気立つものを乗せたお盆でふさがれていた。 「すみません」 「味気ないが、これで我慢してくれ」 「いや、助かります。ありがとう……」 出されたのはかけうどんと粥だった。小皿には梅干が二個置いてある。簡単な病人食だった。食べやすく、消化にいいものを選んでくれたに違いないが、それにしても作るのが早すぎるような気がした。 それを察したのか、 「ああ、起きたら食べさせようとは思っていたのでね。今朝作っておいたんだ。温めただけだよ」 「そうですか……」 それほどの──というのは、出来かけのものを温めるくらいの時間は、思考に入っていたらしい。 「あ、それじゃ、いただきます」 改めて頭を下げてから、士郎はレンゲを手に取り、粥を口に運んだ。食べやすいように塩味がつけてあることに感謝しながら、箸に持ち替えてうどんをすする。食べ始めてみると、存外に腹が減っていることに気づいた。 「慌てることはない。まだおかわりはある」 無月の進言に、だがふと、食べるその手を止めて、 「……あの……神逆さん……でしたか?」 「仲間内では無月と呼ばれている。できることなら、そちらで呼んでもらえると嬉しいが?」 一泊置いて、士郎は言った。 「……なら、無月さん。貴女は──」 「見ての通り医者だ」 「いえ……それはわかります。そうではなく……つまり、俺は……貴女を信頼してもいいのですか?」 「どういう意味かな?」 「今回の……事の顛末を貴女に聞いてもいいか、ということです」 「……そうだな」 正座していた足を崩して、無月は小さく嘆息して見せた。白衣の下の短パンから覗く生足が、妙に艶かしかった。 「私は医者だ。患者を助けるためにここにいる。しかし、自ら死のうとするものまで助けようとは思わない。その逆、生きようとする者なら、例え悪人であろうと誰であろうと私は患者を助ける」 「……」 「つまり、貴方次第ということだ、不破士郎。生きて戦うのであれば、私は貴方に全てを話そう。諦めるのであれば──わかるな? 何も言うことはない。あとはどうとでもするがいいさ。決めるのは貴方だ」 士郎は軽く眩暈を覚えた。視界が歪み、箸を落としそうになって慌てて指に力を入れる。事実は士郎の胸に重く圧し掛かった。 巻き込まれる形でいる自分。 事情を知らない自分。 子供たちが攫われた事実。守れなかった現実。 全てが重い。全てが苦しい。だが、それでも言わなければならない。今は一歩でも、前に歩きたかった。 「……俺は……息子たちを守れませんでした……」 「……」 「俺の剣は、ただでさえ誰かを傷つけることしか出来ないのに……守りたいものさえ守れない……守れなかった。あの時のように……」 彼女は少し迷ったようだった。さもありなん。あの時と言っても、彼女に分かるわけがない。そんな言葉が自然に出てきてしまうほど士郎には余裕がなかった。落ち着いているだけで、その実、感情は彼の胸中奥深くで混迷している。 だがそれでも、何が言いたいのかだけははっきりと自覚しながら士郎はゆっくりと、かみ締めるように先を続けた。 「俺に何が起きているのか。一体、何に巻き込まれているのか。正直、気になります。だけど今は……」 もう眩暈はしなかった。一度大きく息を吸って、冷静に、気負うことなく断言する。 「子供たちを助けたい。それだけです」 「そうか……」 故に進む。その決心は、士郎の心に光を呼んだ。 「だから話してもらえますか。全てを……」 「……承知した」 微笑む無月に促されて、士郎は残りの食事に取り掛かった。
◇
屋根の上に寝転がったまま、設楽はあくびをした。寝ていたわけではなかったが、五月の陽気のせいで自然と涙が浮かんでくる。 目にたまった雫を指先で拭い取ると、自然とため息が出た。 下から、無月と士郎の声が聞こえる。どうやら、事情説明を始めたらしい。彼女独特のテンポと口調は、聞いていて子守唄のように心地よかった。 目を瞑る。穏やかな気温の、晴れ渡った空の下で、設楽はそのまままどろみに身を任せた。
◇
「事の起こりは、幕末の頃、一人の刀鍛冶師が作り出した刀から始まった」 無月の話の滑り出しは、予測していたものとは随分かけ離れたものだった。 「鍛冶職人?」 「もとより刀を作り続けてきた家系だったそうだ。その男も、当然のように刀を打つことに情念を燃やした。元々天賦の際はあったんだろうな。もとより有名だった家の名前も手伝って、彼の造る刀は多くが名刀と呼ばれるようになった」 無月の言葉は、知識を語っていると言うよりは誰かから聞いた話をそのまま告げているように聞こえた。そう感じて、すぐに思いつく。 (あいつか……) 皇設楽と名乗る暗殺者。おそらく彼が無月に話したのだろう。それを受け継いで、彼女は話している。 「どこで間違ったのか。それを知る者はいない。いつしか彼は、刀にこの世にあらざるものを求めた。力を求めた。西洋の手法を学んだとか、魔術や呪詛の類を使ったとか──多種多様あるが、どれも信憑性はないな。なんにせよ、彼が最終的に打った刀は計八本。いずれも、当時存在していた『名刀』と呼ばれる刀など比べ物にならないほど、遥かに凌ぐ能力を誇っていた」 その言い様に、士郎はどこか引っかかるものを感じた。こちらが疑問に思ったことを見抜いたのだろう、無月が意を得たように微笑む。 「そう──彼の剣は、誰もが恐れるほどの優れた能力を持っていた。剣に能力があるというのもおかしな表現だと思うが、それ以外に言い様がないのもまた事実だ。可笑しいだろう? 剣の良し悪しはそんなもので決まることはない。鍛錬の技術、刃の強度、水の品質など、まぁいろいろあるだろうが、決して能力ではない。機能でもない。だが、その剣に備わっている能力は紛れもなく最高と謳われた。最強で、最凶だとな。かくして、八本の魔剣が誕生したわけだ」 「ちょ……ちょっと待ってください。魔剣って──?」 「名前の通りだよ」 無月は笑った。 「馴染みがないのも無理はない。不思議な力を持つ剣。認識としてはそれで十分だと私は思っている」 「…………」 その話の要点は理解できた。この世ならざる力を擁した刀。不思議な力を持っているだけなら、『霊剣』の類にも出会ったことがあった。 「……いえ、それは……なんとなくですが、わかります。けど、話の先がさっぱり見えないんですが……」 「そうか? 要するに、その八本の剣の中の一振りが、貴方が持っていた『八景』だということさ」 「…………」 それは決して予測していたわけでも、身構えていたわけでもなかった。強いて言えば思い出させられたという程度の意識でしかなかったのだが、それにしてもあまり驚いていない自分は、どこか感覚がずれている気がした。 何はともあれ、士郎は『八景』のことを脳裏に思い描き──だが結局、その魔剣が今回の件とどういう風に関わっているのかわからないことに頭を抱えた。 「男が作った魔剣。関係者には『死宝剣』と呼ばれているらしいそれらは、鬼王、冬鉄、舞姫、夢桜、焔島、水澄、八相、そして──貴方の持っていた八景の八本だ」 「『はっけい』? あれは『やかげ』のはずですが?」 士郎が数年前に受け継いだ『八景──やかげ』という名の小太刀。銘など些細な問題かもしれないが、以前の所持者から聞いた話で、それは間違いないと思っていた。 「ふむ。どこかで捻じ曲がったか? 私はそう聞いていたが。いや、それよりも現時点で一番問題なのは、その八振りの剣が備えている能力──性能? それとも機能か? まぁそのようなものだ──を巡って争いが起きたことだ。無理もない。それらの剣は、たった一振りでも当時の戦況を覆すほどの力を備えていた。名前の通り、魔剣だったというわけだな。曰くつきとか、そういうレベルではない。化け物兵器としての意味合いが強いのさ。八本全てそろえれば、兵器や戦車、戦闘機もない製造当時の日本ならば制圧することも出来たかも知れん。使い方にもよるだろうが、少なくとも大砲や銃などが無意味であったのは間違いない」 「…………」 「突拍子もない話だと思うだろう? 信じられないのも無理はない。私もそう思っていた。実際、目の当たりにするまではな」 「目の当たり?」 「皇設楽がそのうち一振り、長尺刀『冬鉄』を持っている」 「!」 思わず士郎は軽く息を呑んだ。先日、あの別荘地で戦った暗殺者の持っていた長尺刀。刃渡りにして軽く一メートルはありそうな刀身は、忘れたくても忘れようがない。あの刀によって斬られ、そしてふさがったはずの傷跡が不意にズキリと痛んだ。 「『冬鉄』の能力は『加重力制御』と呼ばれている。あの刀は所持者と、それに連続する存在にかかる重力を制御する。完全に零にしたり、逆に数倍に重くすることが出来る能力だそうだ」 「……そんなことが……」 「あるわけがないか?」 無月の表情は、それまでとは違ってどこか悪戯っ子の様な──少なくとも、士郎にはこちらを試しているように聞こえた。 (あるわけがない) 後に続くはずだった言葉を飲み込んで、士郎は体内にある感情をそれと一緒に押し流した。先行して沸き起こってくる感情を抑えるのには苦労がいった。要するに、くだらないとか、嘘だろうとか、そんな物語のようなことがあってたまるかとか、愚痴と苦情がそれぞれいくつかと、その両方が混じったような文句がいくつか。心に浮かんでは消えていく。 それを押し止められたのは、単に目の間にいる美女がそういう嘘を言うタイプに見えなかったからだった。 (だが本当にそうなのか? あるわけがないというのはどっちだ。彼女か。死宝剣か? それとも、それを認めようとしていない俺か) 認めるのが怖い? 心中で投げかけた疑問を、だが士郎は答える術を持っていなかった。 黙る。黙り込む。それをして何が進展するわけでもない。だが士郎は黙った。故意に何かを話そうという意識をもみ消した。 整理する。最初から。順序良く考えてみよう。 と考えて、唐突に沸き起こった嘲笑に、士郎は顔を歪ませた。最初とはどこからが最初なのか。自分にとっての最初は、おそらく設楽のよって監視され始めた二週間前からだろうが、今の話を聞く限りでは、事の始まりはもっと前からに違いない。だとするなら、一体整理すべきはどの部分なのか。 死宝剣。幕末に造られた八振りの魔剣。そのうちの一本が、自分が受け継いだ『八景』であるということ。そして皇設楽と名乗る暗殺者が持っていた『冬鉄』という銘の長尺刀も、また同じく死宝剣であること。 (それを狙って、奴らはやってきた) いつ、どこで、何が要因だったのか。 それを持っていた自分か。皇設楽という暗殺者か。剣を作ったその鍛冶師か。剣を奪い、恭也と美由希を攫って言った連中か。 だが結局、何も知らないでいた己の無知を悔やまずにはいられない。 何が悪かったのか。 (違う。何も出来なかった俺の罪だ。守れずに負けてしまった俺のせいだ) 痛烈な痛みと共に、士郎は決意を固めた。悩む必要は──とりあえず今だけは──ないのだと言い聞かせながら、目を瞑る。大きく息を吸って、そしてゆっくりと吐く。目を開き、士郎は無月に向き直った。 「続きを……お願いします」 軽く吐息を漏らして、無月は言った。 「…………その死宝剣を巡る戦いは、今もなお続いている。ひっそりと、極秘裏に。参戦しているのは日本に限らない。その存在を嗅ぎつけた各国の政府や、他公的機関、秘密結社、テロ組織と様々だ。誰が正しいかは決められん。間違いであるとも言い切れない。どれもが裏を返せば私利私欲が絡んでいるからだ。しかし、例えどんな理由があろうと、それに関係なく他者に死宝剣が渡ることを防いでいるのが、皇設楽という暗殺者だよ」 「あいつが……ですか?」 「真正暗殺者。己の正義で殺しを背負い、己の裁量で『生』と『死』の判決を下す者。そう言えば聞こえはいいが、要するに連中は私刑執行人だ。ただの殺戮者さ。しかし、そこに何かしら特別な理由、要因が加わっているからこそ、世界にたった十三人しかいない彼らはトープではなく真正と呼ばれる」 その単語には聞き覚えがあった。 真正暗殺者。ナイフ・ザッパー。暗殺者としては最も少なく、だが最も恐れられている存在。低俗といわれている殺し屋や、同じく暗殺専用の戦闘訓練を受けているはずの暗殺者特権的同業者組合──暗殺者ギルドに属する職業的暗殺者とも違う。 人を殺すことに疑問を抱かず、自らが果たすべき役割を死ぬまで追従する。戦いに私利私欲を持ちこまない彼らを、殺人機械と蔑む者も少なくない。 「…………」 「さて。だからといって、あの男を許してやれとも、受け入れろとも言わん。だが忘れないで欲しいのは、皇設楽が貴方に戦いを挑んだのは、貴方が八景を持つにふさわしいかどうかを裁量するためだ。今回はあいつにも事情があったらしいんでね。貴方以外の者を巻き込んでしまったのは少なからずミスなのだが……それについても、悪意があったわけではないことを理解しておいてほしい」 「恭也と美由希が攫われたのは……あいつのせいですか」 静かに押し殺した声で、士郎は言った。 「半分はその通りだな」 「? もう半分は?」 「貴方のせいでもある、不破士郎。八景を受け継いでおきながら、今話したことを知らなかった貴方は、無自覚といわれても文句は言えん」 「それは──!」 「知らなかったではすまないこともこの世にはある。偶然それを手に入れたのであれば、もしくは貴方が剣士でもなければ話は別だが。貴方は『あの男』から直接、もちろん剣士として八景を受け取ったはずだ。例え何らかの意図で知識の譲渡が行われなかったのだとしても、世界はそうは見てくれない。皇設楽がいい例だろう? 彼もまた、貴方が八景の後継者であると思っていた」 と、目線だけを上に向け、屋根上にいるだろう暗殺者を伺って無月は言った。 「先ほども言ったとおり、八景──死宝剣を巡る争いは今もなお続いている。あの剣に関わった以上は、貴方は知っておかなくてはならないんだ。そして、あの剣を作った火凪蘇芳についても」 「……火凪……蘇芳……?」 「知っているはずだな?」 無月の言葉が、急に辛辣になって聞こえた。 一瞬、聞き間違えたかと思った。我が耳を疑い、空気を疑い、その言葉を発した無月の唇を疑う。胸中で反芻されたその名は、士郎にとっても決して軽いものではなかった。 声を絞り出す。叫ぶように、力強く。だが出てきた音は、擦れたものでしかなかった。 「……し、知っています。いや……知らないわけが……ない。八景の前所有者だ。俺に剣を渡した男。そして……」 息を呑む。立ち去ったはずの頭痛が、またも鈍重な響きを持って士郎を蝕んだ。痛い。苦しい。一体、自分は何故今こうしているのだろう。 もし無月が言った名前の男が全ての始まりを生んだのだとしたら、自分はもう何年も前にそれに関わっていたことになる。それに気づくこともなく、知ることもなく、何年も過ごしてきた現実はひたすら重く、苦しく、そして妬けるように熱い。 皇設楽は、おそらく全てを知っていたが故に自分のとの戦いを臨んだのだろう。死宝剣と言う魔剣をこの世に送った火凪蘇芳という男。知らなかったとは言え、彼から八景を受け継いだ自分が、その一振りをどう扱うのか。それを見るために。 だから、自分のところに来た。今になって。それとも今だから? 分からない。分からないが、事実を受け止めなくてはならないのは確かだった。今、目の前にある現実。それから目を離すことは、士郎にとって何よりも苦しみを覚える行為だった。 そして現状では、自分ひとりの問題でもない。 痛みを覚える喉を押し切って、士郎は言った。 「──そして、俺の妻だった夏織の父親。恭也の祖父です」 事実を吐き出して、その重さに士郎は歯軋りした。だが── 続けてやってきた無月の次の言葉が、士郎の胸をさらに深く、さらに容赦なく打ち抜いた。 「知っている。そしてその火凪夏織を殺したのが、皇設楽だ」
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