生き残ったものたちの放浪記






 その5 恭也の午後♪






 俺の目の前では父さんと美由希がなにやら遊んでいる
 おもちゃの小太刀で遊んでいるようだ
 まぁ、鍛錬の一環だろうな……

「恭也、恭也……少し頼みたいことがあるのだけど」
「何か用ですか……いいですよ、なんですか?」
「イリアとゆうひと一緒に買い物に行ってくれない?」
「何故に!?」

 俺は逃げ腰になっていた……ゆうひさんはここに来て間もないのだけど
 俺だけはかなりお気に入りな様子で……俺を玩具にして遊ぶんだ
 何とかして、逃げたい……周りを見る
 美沙斗さん……桃子さんと談笑
 桃子さん……美沙斗さんと談笑
 美由希……父さんと遊んでる
 父さん……美由希に大してマジで遊んでいる
 フィアッセ……アルバートさんとお話中
 アルバートさん……フィアッセとなにやら仲良くお話中
 困った……逃げる手立てが浮かばない

「えっと、断わったら駄目ですか?」
「恭也、ごめん……無理だわ」

 俺はドアまで急いで走った
 何となく言おうとしていることが分かるから
 しかし、時とは無常で、運命とは非情なものだ
 ドアを開けた其処には……ゆうひさんとイリアさんがにっこりと笑っていた
 そして……

「恭也くん、そんなに行きたかったんか〜
 ほなら、行こうか……イリア〜」
「行きましょう……」

 俺は見事に捕まってしまっていた
 抜け出そうと努力した……しかし、ゆうひさんはどこで覚えたのか
 俺を拘束して、胸に俺の頭を埋める
 というか、頭にふにふにと当たっている
 俺はそれより逃げたかった……恥ずかしいし

「さて、どこに行こうか?」
「デパートで生活用品を少々とゆうひの服ですわ」
「え、うちあるで……」
「あなたの新しい衣装です」
「ああ……そうなんや……じゃあ、行こうか」
「ええ……ついでに恭也の服も買ってあげましょう
 何着か」
「そやね……お金はうちらでだそうな」
「ええ」

 にっこりと微笑む2人
 俺には……悪魔にしか見えない
 正直な話、逃げて逃げて、どこまでも逃げたかった
 父さんが羨ましく思ってしまう
 しかし、俺は逃げることも出来ずにイリアさんの車に乗り
 そのままデパートまで行くのだった
 何気に武器一式が乗っていたのが驚きだ
 俺の武器まで乗っているし……いいのだろうか?
 持っていても……などと俺は要らない心配をしているのだった







 つづく〜





 あとがき
 短いかも
 シオン「短すぎでしょうに」
 いあ、あまり長くしても困るかなぁって
 ゆうひ「限度ってないの?」
 次が買い物で、このシリーズはあまり長くしないって決めたの
 シオン「5kないんじゃない(送ったとき)」
 ないよ……多分
 ゆうひ「駄目作家め」
 マティ
 シオン「いまだ放浪も出来てないし」
 うっ!!
 ゆうひ「駄目駄目だね」
 いいんだいいんだ……シオンとゆうひでてる作品が書く気失ってもいいんだね
 シオン「ひどっ!!」
 ゆうひ「最低ね」
 お前らも十分酷いわ
 シオン「感想などは掲示板かメールでどうぞ〜」
 ゆうひ「どうぞ〜」
 お願いします
 シオン「でわ、また〜」
 ゆうひ「ほなね〜」
 でわでわ〜

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