生き残ったものたちの放浪記
その6 恭也の買い物(ゆうひ、イリアバージョン)♪
俺の目の前で楽しげに繰り広げられる洋服の数々
俺は車から降りる時に小太刀などの武器ははずしていいとのことだった
ここで、テロとかが起こっても一応SPがいるから大丈夫とのことだ
確かにSPが着いてきている
俺より遙に上の人もいるし、大丈夫だろう
車も二台で移動というかなりゴージャスな展開だ
父さんと美沙斗さんは多分ティオレさんたちといるだろう
俺はそちらの方がいいなぁとひたすら考えていた
俺の前に置かれる服
そのどれもがいいものなんだけど……
「さ、恭也、これ着てみてね♪」
「あ、恭也くん、これもや」
そう言って着せられた服の数々
置いていったのは着たものだ……また持ってくるイリアさんとゆうひさん
断わるすべを持ってない俺には痛かった
女の子の服も着せられる……髪の毛はウィグをつけて誤魔化すほど
どこから持って来たのだろうか?
「これくらいかしらね……」
「そやね」
2人がそう言ったのは俺を着せ替え人形としてから2時間経ったときだった
俺はすでに疲れ果てていた
小太刀の鍛錬より疲れた……精神的にも肉体的にも……
誰かが止めてくれる人がいたらよかったのに
店員さんも楽しげに俺に着せるし
イリアさんも楽しそうだった……ゆうひさんは言わずもがなだ
そして、買ったのはいくつかだけだけど、それでも店員さんは満足そうに俺の頭を撫でていく
くそっ、何気にかなりおもちゃにされた
「後は、何か買うものってあるの?」
「いえ、後は店員さんに言っておいたから大丈夫よ」
「そうなんや……うちは、みんなにお土産でも買っていこうかな」
「そうね、手伝うわ……恭也も来てくれるわよね」
「…………はい」
手伝わなかった何をさせられるか分からないからな
着いていかないと……それに車の方に戻っても意味ないかもしれないし
はぁ〜疲れる……というか、悲しいなぁ
本当に……泣き出したくなった
そして、みんなにお土産に悩んだけど
そろそろ夕飯の時間だし、自分たちのお小遣い(お金)からケーキを買おうとなった
そのために桃子さんに連絡を入れる
ケーキを作る代金などを聞くと、格安で教えてくれて
しかも送料も掛からないといういいところを教えてくれた
そして、ケーキを任せるのだった
美味しいし安心だしと2つも揃っているのだから、言う事無しだろう
「ただいま〜」
「戻りました……」
「…………ただいま」
2人と正反対の帰宅
まぁ、自宅ではないが、今の家だ
クリステラソングスクールへと戻ってきた
何も事件も起きずに帰ってこれたことに感謝しつつ
俺は……二度と買い物には一緒に行かないと決めるのだった
だって疲れるし……
「お帰り」
「お帰りなさい」
父さんや美由希や美沙斗さんが出迎えてくれる
ティオレさんも出迎えて賑やかになった
それに、クリステラのメンバーが全員集まる
玄関に勢ぞろいなのだ……
俺もそれには驚いたけど、たまにあるのですぐに驚くのを止めていた
その日に何故か、俺は女装させられて食事となった
しかも、それが父さんに負けたかららしいのだが……
一言言いたい……父さんとか美沙斗さん相手というのは卑怯だと思う
というわけで、この日に俺は人生で一番後悔する午後を過ごした
つづく〜
あとがき
ども、久々の遊び人です……
シオン「本当に久々ね」
すみませんです〜忙しいというか手が無いしなぁ
ゆうひ「本当に大問題ね……全く」
仕方ないでしょうに……忙しかったんだし
シオン「それで良いと思ってるの、読みたいと思った人がいるかもしれないんだよ」
いるかもだし、いないかもしれないでしょ
ゆうひ「でも、私たちが読みたい」
ぐあ!! 身内から自分を責める声が……
シオン「そうね、私たちが読みたい」
卑怯だぞ……
ゆうひ「ふふん、私たちも一読者だもんね」
くぅ、遊び人ピンチだ
シオン「というわけで、続編がんばってね」
うぐぅ
ゆうひ「では、感想などは掲示板かメールでお願いします」
お願いします
シオン「では、また〜」
ゆうひ「ほなね〜」
またです〜……何とかしてしないとなぁ