生き残ったものたちの放浪記
その7 恭也連れて行かれる♪
俺が起きると、そこにはティオレさんがニッコリと微笑んでいた
「おはよう、恭也」
「お、おはようございます」
「さ、行くわよ」
「え?」
俺はティオレさんに手を引っ張られると、
部屋を出るのだった……ティオレさんの手には着替えの入ったかばんがあった
そして、クリステラソングスクールの玄関には
イリアさんと美沙斗さんが居た
「恭也、すまないね……ちょっと1人では大変そうなので……」
「そういうわけで、仕事だから」
「あの、俺はそこまで剣の腕上達してないから」
「大丈夫よ……今回は美沙斗さんが恭也にも緊張感を味わうのもいいことだからってことだから」
「美沙斗さんが?」
「悪かったかな?」
俺は頭を横に振った
なんにしろ、初仕事だ……頑張らないと
というか父さんと美由希はどうしたのだろうか?
あの2人が俺が出て行ったこととか美沙斗さんが出て行ったことに気づかないとは思わないのだけど
さてさて、その頃の士郎と美由希は……
士郎は、クリステラスクールを守るために巡回を続けていた
途中で桃子と出会い、ちょっとした小話をするのだった
美由希は、1人料理の練習に明け暮れるのだった
ただ、その料理を一口口にして倒れたので、今は除菌作業中だったりする
美由希、お休みタイムへと移っているのだった
「で、どこまで行くんですか?」
「あ〜言うの忘れてたわね……アメリカよ」
「アメリカ!?」
「そう、ちょっとね」
「何でアメリカなんですか?」
「エレンのことでね……」
「全く、ちょっとくらいの休みくらいいいじゃないね〜」
「いや、言われても」
車の中で事情を聞いたのだけど
なんと言うか、今度はアメリカですか?
確か、前に日本で歌手の卵を見つけたとか言っていたような
まぁ、それは違う人かもしれないな
「でも、アメリカですか?」
「初めてだね」
「本当ですよ」
「護衛よろしくね……大丈夫だろうけど」
「まぁ、最善を尽くしますよ」
「そうだね……恭也、私が倒れても冷静で居てくれ」
「はい」
そして、俺たちは空港に着くと、一路アメリカへと向かうのだった
空港の内部ではほとんど何事も無く進んだ
何か買うものもなくて、俺にとっては楽な事だった
そして、アメリカに着くまでの飛行機の中で眠れずに
腰かけながら、しばし闇を見つめているのだった
そう、暗い中に光点を見て、暗いところに慣れていく
確か、夜になれる訓練とか言われて暗室に入れられたっけ
まぁ、父さんが出した試練とかも役に立つものだ
「恭也、緊張も分かるが……寝ておいた方がいいよ」
「美沙斗さん、すみません……でも、何か眠れなくて」
「ま、眠たくなったら私に声をかけてくれ……
私も御神なんだからね」
「分かってます」
「ん、いい返事だ……後、敵がきたら絶対に起こして欲しい
1人で闘うのは駄目だ」
「はい」
美沙斗さんの真剣な声に俺は頷くと、そのまま闇を見つめていた
飛行機の中では夜
ずっと夜を追いかけているみたいだ
実際には違うのだけど……
そっかぁ、エレンさんはアメリカに戻っていたのか
それで、今度は返ってこないから、ティオレさんが自らって所かな……
「じゃあ、仮眠だけど取らせてもらうよ……
起きると思うけど」
「分かりました」
「じゃあ、頼む」
「はい」
自分の持てる最大の力で持って、周りへと気を配っていく
どんな小さなことも見逃さない
ただ、今は……ティオレさんに及びそうな危険の排除だけに努める
敵が来たときへの対処のために……
何時間経ったのか、数分なのか分からない
ただ、じっと周りへと集中力を使っていく
光の少ない所で周りへと視線を走らせていく
見えるのは獄僅か
後は耳で考えて行くしかないのだ
「恭也……起きてるかい?」
「はい、異常はないみたいです」
「お疲れ……少し目だけでも閉じて、ゆっくりしなさい」
「あ、はい」
美沙斗さんの言葉が俺には気遣いと分かる
それと、優しさだと……初心者に対しての
それが嬉しかった
目を閉じると少しでも体力の回復へと向けるのだった
つづく〜
あとがき
久々ですね
シオン「何ヶ月ぶり?」
多分2ヶ月開いたかな?
ゆうひ「ゴメンナサイ〜〜〜〜〜」
本当に悪いです
シオン「はぁ、どうしようか?」
あうあう〜特にef-Vさんに申し開きが出来ないな
ゆうひ「ま、何とかするしかないね」
本当だよ
シオン「であ、また〜」
ゆうひ「ほなね〜」
どうしようどうしよう(あたふたしてます