生き残ったものたちの放浪記
その8 恭也、初の大地を踏む♪
俺はティオレさんを連れて、美沙斗さんとともに歩いている
まだ空港から出てないけど、一応護衛だから
小太刀とか持っているし……
それで問題が発生したらあれだしな
どうなるんだろうか?
ここって拳銃携帯の国だったし……自由国家といえど危険だな
気は抜けそうに無い
「ごめんね、手続きに少し掛かるのよ……」
「いえ、気にしないで下さい」
「すぐ飛びたかったんだけどね」
ティオレさんは時計を気にしながら、待っている
俺と美沙斗さんは周囲へと気を張っている
そう、少しでも気を抜いて、遠距離から打たれたら溜まったものではない
だから……視線や光るものを確認していくのだ
「あ、終わったわ……行きましょう」
ティオレさんの手にはポケベルらしきものが握られている
連絡用のものらしい……
で、俺と美沙斗さんはアメリカの大地を踏んだ
俺にとっては初となるのだが……
「さ、行くわよ……ハリウッドへと」
「エレンさん関係ですか?」
「あら、そういうことよ……言ってなかった?」
「はい……俺は知りませんよ」
「すまん、言いそびれていたよ」
美沙斗さんがすまなそうに言う
俺はそれを聞いて、気にしないで下さいといってヘリに乗り込む
今回はヘリでの移動だ……
車でだと時間がかかりすぎるのだろう
美沙斗さんとティオレさんが先に乗り込んで座っている
そして、俺も座るとヘリが出発した
ドアを閉めると音もそこまで大きくはなかった
「しかし、何でエレンさんが?」
「あ〜あの子ね、映画監督に捕まったのよ」
「は?」
「普通の女の子の役で出番は少ないとか言っていたのだけど
帰ってこないから……で、私が直々に迎えに行くの」
「いいんですか?」
「いいわよ……それに、今回は恭也も重要な鍵なんだからね♪」
ティオレさんの笑みに俺は嫌な予感を感じていた
そして、美沙斗さんが苦笑いをしている
何だ? 何か起きようとしている
俺は考え込んでいた
しかし、分からないことだらけなので、少し考えを纏める
分からないな……
「で、俺がかぎってどういうことですか?」
「着いてからのお楽しみ……それに、恭也には言わない方がいけるでしょうから」
「はぁ?」
「ま、恭也……人生経験だよ」
「そ、それに、楽しみなさい……今を、そして、これからも……」
「楽しんでますよ」
俺がそう答えると少し複雑そうな顔をした2人
俺はどういうことか分からないでいた
ま、いいか……とりあえずついてエレンさんに会って話そう
それからだよな……多分
ハリウッドについて、エレンさんの所まで移動する
今の所何も無かった
まぁ、俺がティオレさんに誰か好きな人いないのかと聞かれたくらいだ
俺はそれに対して、今のところ興味ないですからと応えておいた
そしたらティオレさんは色々と進めてきたのだが、美沙斗さんは止めることなく笑っているだけだった
そして、そんな車中はエレンさんの所に着くのだった
「あ、恭也♪」
エレンさんは俺を見つけると、俺に抱きついてきた
え!?
「あ、あの、エレンさん?」
「恭也〜〜」
何でかしら無いけどエレンさんが俺に抱きついている
しかも、頬にキスまでしてくる始末だ
周りの人が驚きの声を上げている
というか、カメラマンとか取材記者じゃないのか?
前見たときと同じように思えるのだけど……
ティオレさんと美沙斗さんは離れてみてるし
待て……俺ってもしかして騙されてる?
「恭也♪ 会いたかったよ」
多分、涙の再会だろうと想うのだが……
何故に俺!?
というか、俺を連れて来た意味ってもしかしてこれ?
俺はさっと視線をティオレさんに移すとティオレさんはにっこりと笑っていた
「俺も会えて良かったです」
「ありがとう♪」
ぎゅむ〜と俺は抱かれていた
体小さいからな……140くらいだし
エレンさんは160あるらしいし……もう少し背が高くならないかな
ま、それはそのうちということで……
そして、記者の方たちが唖然としてる間に
エレンさんに連れられて、俺はそのままビルの中へと入るのだった
つづく〜
あとがき
ほい、次っと
シオン「早く出たわね」
まぁね
ゆうひ「本気モードだしね♪」
ま、そういうことだ……
シオン「その代わり、あとがきが短くなるのよね」
どうしても本編に力いれるからね
ゆうひ「どう思うよ」
ま、仕方ないかな……
シオン「でも、今朝の6時だよ」
起きたの4時だったっけ?
ゆうひ「はぁ〜」
ま、昨日寝たのが12時だし
シオン「何で朝に起きたの?」
あ〜寒かったから
ゆうひ「窓全開だし……」
あははははは……笑いしかでないよ
シオン「は〜」
ゆうひ「でわ、また〜」
元気なくなったみたいだ……でわ〜