|
能力者遊伝 FairyWorld
あとがき
風邪引きました。いや、まぁそれはさておき。
題名、『FairyWorld』は、夢幻郷(Fairyland)を意図した造語だったりします。つまりは夢オチ? 結局それかよ! と思われた方も多いでしょうが。題名で少しは勘付いてほしかったなぁと言うのがわたしの本音です。 とはいえ、物語はとても微妙なところで終わってます。夢が現実になるかどうかはこれからの二人次第と言ったところでしょうか。ひょっとすると、エリザとリオのドッキリかもしれないし、誰か(作者)の仕業で世界観が歪んだだけかもしれない(笑) 果ては完全なパラレルワールドという可能性だって捨てきれないでしょう? 結論はあえて論じず、読者様にお任せしようと思います。たまにはこんな終わり方もいいかなと思って書いてみましたが、どんなものでしょうね。 能力者やD・Bも含め、当サイトではカップリングを明解にしていません。耕介がだれとくっついたのか。真一郎は? 私独自の意見は持っているんですが、あえて明言は避けておきます。そのほうが作品読む上で自由度が高いと思うので。書き手は逆に制限されてしまいますが、それはそれで楽しみがあるかなと。私の勝手な裁量で申し訳ないんですが。
さて振り返ってみてこの話。要約……は、あまりしたくないですねぇ。ところで『イチゴ』を英訳すると『ストロベリー』になるんですが、この名詞、実は動詞にも使われているって知ってました? ラ行の……何活用になるんだろう……? どうでもいいけど。要するにこれはストロベリってるお話なのです。 意図したことが伝わっていることを切に望みます(笑)
更に話変わって。 これは私的に物凄く待ち望んでいた……待ちすぎて我慢できず、結果的に自分で書くことになった耕介とさくらの絡みの話(一部)です。そのままさくらと耕介の甘い生活を書いても良かったんですが、シリーズのほうでオリジナルキャラが活きてくれてるので、せっかくだから味付け──能力者シリーズ本編ではあまり出来ていないリオのフォロー──をしてみました。この話が遊伝に属しているのはそのせいですね。
さくらにいじられる耕介はもうお約束です。甘える彼女も、おねだりする彼女も可愛いのは言うまでもないんですが、ゲームで見られる真一郎との関係とはちょっと雰囲気を変えたつもりです。賛否両論あると思いますが、ぶっちゃけ可愛ければいいやって思えてしまうのは、綺堂さくらというキャラクターの特権のような気もしますね。 一方、『さくら編』登場の薫と真雪も、ちょっとしか出演してないわりにいい味出すことが出来たと思います。ちなみに、真雪がもっと耕介たちをからかう場面を想像されたかもしれませんが、私の中では彼女は大人ですから、他人が不幸になるような、また本気で他人の気を損ねるような遊び方はしないっていう印象があるんですね。女性のそれはあくまで大人らしいお茶目な遊びであり、関係を修復できなくなるような嫌がらせはしないだろうと。その点も踏まえた上で、あの程度にとどめておきました。耕介が更に不幸になるところを想像した方、ごめんなさい。今回は幸せとストロベリーが主題なんです(笑)
そして『リオ編』。双真が妙に優しくなってますねぇ。書き終わってから気づきました(笑)が、すでに手遅れ。修正する気はありません。ちょっとくらい変でもいいです。リオが可愛いから。しかも夢の中だし。 だけど、全体を通して話がいきなりすぎたかなという気がしないでもありません。ラストでさくらが言っていた双真とリオの子供──女の子ばかりが三人。今度生まれてくる子も女の子。 「いやいや、それ以前によく『あの』双真が子供作る気になったな、おい」と、作者が突っ込んでしまう始末です。幸せそうなのが唯一の救いですが。これをパラレルとして今後ストーリーを展開する場合、物凄いことになりそうですね(笑) 私個人的な意見としては、それも結構アリかなって思ってますが。
なにはともあれ、今回は誰も不幸にならず(奇跡だ(笑))に、ほのぼの甘い話をお届けしました。読者のみなさんが、この作品を読んで気恥ずかしくなってくださればこれに勝る評価はないと思っています。 では、今回はこの辺で。次回作もよろしくお願いします。
そう言えば今回に限ってエリザがまともだったことに寒気を感じた十月── ef-V
|