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「HELL&HEAVEN」 暗殺者たちの休日 あとがき
振り返ってみるとこのシリーズ。大体一ヶ月くらいでいつも完成しています。執筆ではなく、ネット掲載のほうが、ですけど。その点からすれば、最近は能力者外伝のおかげで連載速度上昇していると思います。 前作を書き終えたのが八月末でしたから、実際にも一ヶ月くらいは全く手付かずでいる計算になりますか。この話を書き終え、あとがきを書いている今は十月。二十万ヒットを達成した翌日です。掲載はきっと十一月中旬以降になっているとは思いますが。 なにはともあれ感謝御礼。来ていただいた全ての方々にお礼を申し上げます。
さて、この話で語られているオリキャラ──設楽と陸王についてですが。 HELL&HEAVENの設定時に、幹部メンバーに「暗殺者」を「二人」入れようというのは最初からありました。 戦闘能力的にずば抜けていて、反力という特殊能力を持つが故に孤高に生きる双真。 戦略を練ることに長けた元殺人鬼、己すらも駒として扱う十四郎。 まずイメージとして、この二人が耕介を守ろうとしているのとは、少し違ったキャラを作りたかったんです。 彼らは双真や十四郎ほど耕介に入れ込んでいるわけではありません。ただ、少しだけ特別な存在として彼を見ている。暗殺者、特にフリーである設楽には帰る場所もないわけで。そんな彼にとって、ひと時の休息となるような場所を提供する人物が耕介です。 耕介の優しさとか、心の広さとか、そういったものを表現するにはもってこいの相手だと思い、こうして登場したわけですが。どうでしたでしょうね。 で、前述の通り、彼らは彼らでHELL&HEAVENとは違う自分たちの世界をきちんと持っています。それが「能力者外伝 剣を継ぐ者」なのですが。 例え知り合いであろうと、私生活では仲間であろうと、仕事では敵として殺しあう。彼らのプロ意識を表すのにも設楽と陸王が暗殺者であるという設定はうまく作用してくれていると思います。 外伝で士郎が主役なのは、まぁ外伝ですから、としか言いようがないです。能力者本編からは全く出演者がいませんし、H&Hから設楽と陸王、無月が登場しているだけ。何で外伝なんだ? と思われた方も少なからずいらっしゃるようです。能力者第二部のプロットと設定を見て、たまに自分でも「これでいいんだよな?」とか確認しているあたり、私も結構小心者だったりするのですが……。 何はともあれ、完成を試みようと思います。
さて、この話。要約すると文字通りの馬鹿話。馬鹿のための馬鹿なお話。別名、耕介をいじめるお話とも言います(笑) 耕介が不憫に見えるのは仕方ありませんね。もう運命だと思ってあきらめてください。このシリーズでは貴方は幸福にはなれません。決して。
耕介:「いやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
不幸な少年の雄叫びはさておくとして、このシリーズもなんだかんだで七作目です。本編(外伝も含めた能力者シリーズ)の補完物として立ち上げたのですが、こうなると、次に書くのは残りの二人が出てきてからかな? わかりませんけど。 第二部で残りの二人が登場しますが、それも随分先のこと。とりあえずは外伝を終わらせてからということで。 この作品で、読者様が少しでも笑っていただけたなら、それに勝る喜びはないと思っています。 ってなところで、ほい、もう一回。
耕介:「いやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
では、次は外伝のほうで。
そろそろ就職活動を始めないといけない気がしているだけの十月── ef-V
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