「HELL&HEAVEN」 この世で一番怖いもの

 あとがき

 

喜和子「ところで、私の入隊はどうなったんですか?」

ef-V「……あっ!」

 

 そんなこんなで『HELL&HEAVEN』第4弾。「この世で一番怖いもの」をお送りしました。

 さてこの話。要約すると、すれ違いは恐ろしいという話。

 ……え、違う?

 でも耕介も、十四郎も、ある意味自業自得だしなぁ……。

 何はともあれ、相変らずばか騒ぎが好きな連中の、ドタバタコメディであることには違いないので。書いているこっちも気が楽です。

 って、そういう設定にしたのは私なんですが。

 なんか最近、どんなことやらかしても、読者様からの反応を見た限りだと、『耕介だから……』の一言で片付けられているので、少しばかり耕介が不憫だったりもしますが。

 ま、いいか。耕介だし。

 

耕介「よくない! 何で俺ばっかりが不幸な目に会うんだ?」

ef-V「私に気に入られたからです(笑)」

 

 と、見もふたもないこと宣言しつつ、この話の筋を辿って見ようと思います。言いたかったことは、全て第5話に収束されています。だから、それまでははっきり言って無駄話。っていうか、無駄な要素をいれ過ぎて量が最大級になったし。

 原稿用紙で九十五枚(あとがき抜きで)。もう中篇ですね、ここまでくると(って、この愚痴は前にも言った気が……)

 そして私初の十八禁小説になったかもしれない今作品。ま、あの程度ならギャグで済みそうですけどね。もうちょっとパパーっと書いてしまってもよかったかなぁと、今になってみれば思います。あそこまで設定とか作る必要なかったかも。書き直すのは面倒なんでやりませんが(オイ

 そして本筋です。

 一番怖いもの=一番大切なもの。

 言い換えることも出来ます。一番大切なもの=一番怖いもの。微妙にニュアンスが違うの、分かってもらえますか?

 ……そうでもないか? 分からなくなってきた……(汗

 何はともあれ、

 人が恐れるのは、何も意識して分かる『物』だけではないということですね。無意識のうちに逃げてしまうような『怖さ』。独りで生きていけない以上、何らかの形で誰かと関わっています。大切なものは必ずそこに存在するわけで。

 大切だから、失いたくない。逆にそれが失われることは、自分にとっての最大の恐怖ではないだろうか。相手が人であるなら、傍にいたい、傍にいて欲しいとも思うでしょう。独占欲などは、そういった気持ちの裏返しの一種ではないかと思うのです。

 結果的に双真にとっての怖いもの(=大切なもの)が何なのか書きませんでしたが、お分かりになるでしょうか。分からないという方は、能力者を読んで下さい。

 

 最近、忙しくてどうにも執筆が進まないのが困り物です。これが仕事だったりしたら、強制的にでも書くのだろうけど、今のところ趣味の域を脱しないし、そんな実力はもよりないし。優先順位的にこれは三番目なので、なかなかうまく進んでくれません。

 世の中甘くないよなぁ……としみじみ思います。

 さて。次回ですが(まだ続くんかい! とお思いの方。すみません。続きます)、ようやく十四郎の話にしようと思います。それ以外、ネタが今のところ思いついてないし(それが理由か?)、何より、十四郎の補完もきちんとしたいのです。

 能力者本編ではちょっとしか出ていない彼ですが、それでもこうして『HELL&HEAVEN』主要キャラとして登場させる以上は、その考えとか、生き方とか、知ってもらえたらと思います。ホント、オリジナル色強いよなぁ、私の作品は。

 こんなつまらないものですが、どこか一箇所でも面白く読んでいただけたのでしたら、書いたかいがあります。

 ちなみに、喜和子が入隊できたか否かについては、忘れていたわけではありません。ええ、ありませんとも。断じてありません。

 

喜和子「じぃぃぃぃぃっ!(←睨み続けている)」

ef-V「えーと……」

喜和子「じぃぃぃぃぃぃぃぃっ!(←やはり睨み続けている)」

ef-V「入隊おめでとー!(パン!)

 

 と、クラッカーを鳴らしたところで、幕引きを。

 次回作も読んでいただけたら嬉しいです。ではでは〜♪

 

 気温も上がったせいか、昼寝に至上の喜びを感じてしまっている五月── ef-V

 

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