えげれす通信 vol.10
あけましておめでとうございます。 本年もまた、この国より、徒然にいろんなことを書いたものを送りますので、 適当に読み流して下さい。 さて、わたくし、一時帰国を無事終え、 また元の生活を送ってるところです。 年末は、各地で、あまり熱烈ではない歓迎を受け(笑)、 一緒に飲んだり、泊めてもらったりした皆さんには、 本当にお世話になりやした。 ここ、倫敦は、丁度クリスマス休暇明けのバーゲン期間中。 思えば、僕が、初めてこの地を踏んだのは、 丁度一年前になる。 あの時は旅行で来ていて、 バーゲンを見ながら、あまりの値引率に驚いたものです。 あの時は、まさか留学するなんて思わなかったなぁ。。。 しかし、去年にここで会った人たち(先生+留学生)が 僕の留学のきっかけの一つになったことは確かですなぁ。 さらに、去年は、パブに入って感激し、 フィッシュ&チップスに驚き、 えげれす人の性分に興味をもったものです。 それが、今や、ここに住むとは。 書いてる本人が一番驚いてます。 バーゲンと言えば、今日、学校が早く終わったので、 ちと覗いてきた。 主なデパートに始まり、各ブティック関係、さらにちいちゃな店など、 結構歩いたなぁ。 前から狙っていたデキャンタが半額になっていたので、 それを買おうかなと思ったんだけど、 もう一つの目的である、コートを見ていたら、 アクアスキュータムでいいのんがあって、 非常に悩んでるところです。 最近なんだか気持ちが乗らないから、 買い物するのはいいと思うんだけど、 どっか旅行にも行こうかなと考えていて、 資金的に二つは厳しいな。 今は、周りは、結構忙しい。僕も含めて。 まず、TERM1の終わりに出したエッセイが返ってきて 成績が出るので、一喜一憂するのと、 来期の出願をそろそろしなければならん。 大学選びから、フォームの取り寄せ、 アカデミックアドバイザーとの面談、 論文の指導教官との面談、 IELTS(TOEFLみたいなもの)をどうするか、等々、 結構しんどいので、早くも厭になってるところです。 まぁ、矢張り息抜きは必要になってくるというもので、 早くも今週末、鍋パーティーが企画されている。 しかし、僕は、日本で大概食い溜め(こっちで入手不可能なものを中心に) してきたため、こっちの悪飯にも、笑顔で対応できています。 (今のところ) 電池が切れた頃が恐ろしい。 これは、日本から、えげれす残留組に向かって、 僕が日本で食べた食べ物リストをメールした時の項目。 > このわた、酒盗、雲丹、なまこ、塩辛、岩海苔、ゆりねの卵とじ、 > きずし、鰻の肝串、寒鰤の造り、湯豆腐、千枚漬、 > ふろふき大根、厚揚げ、牛スジの味噌煮こみ、 > 生湯葉の刺身、つみれ汁、しば漬、ニラ玉、 > マグロの頬肉の刺身、つぶ貝造り、鰤のカマ焼き、 > カニのあら汁、マグロ霜降り肉のしゃぶしゃぶ、 > アンコウ鍋、その雑炊、ユッケ、焼肉、 > かむくらのラーメン、ブタモダン、 > 若布のおひたし、べったら漬、胡瓜の古糠漬、 > シイラの肝の塩辛、ボタンエビの踊り、 > 塩雲丹、いくら丼、カツ丼、しゃっきりした白飯。 彼らは、これを読んで、非常にもがいていたらしい(笑)。 さて、前置きが長くなりましたが、今回のネタは 「エスニックジョーク」。 これは、KLMの機内誌の記事にあったものです。 EU統合を控えたヨーロッパ各国。 歴史的に見て、これら12カ国が、お互い戦わなかった国はないと言われる程、 この地域は、大昔より、戦争ばっかりやってきた。 それだけに、平和を願う気持ちは相当大きいが、 外からの刺激に乏しい日本と違って、 互いのお国柄を痛烈に皮肉る伝統もまた、 一つの宥和を保つ方策として機能してきた。 というわけで、エスニックジョーク2題。 ----------------- 「完璧なEuropean」 完璧なEuropeanになる為には、 フランス人のように、運転をし、 ベルギー人のように、(仕事において)要件に対して応ずる暇を持ち、 フィンランド人のように、おしゃべりで、 ドイツ人のように、ユーモアがあり、 ポルトガル人のように、技術が高く、 スウェーデン人のように、柔軟性に富み、 ルクセンブルク人のように、(名前が)有名になり、 オーストリア人のように、辛抱強く、 イタリア人のように、控えめで、 アイルランド人のように、いつもシラフで、 スペイン人のように、控えめで、 オランダ人のように、気前が良く、 ギリシア人のように、きちんとしていて、 デンマーク人のように、思慮深く、 そして、イギリス人のように料理をしなければならない。 ----------------- 「天国と地獄」 天国とは、 イギリス人を警官に持ち、 フランス人が料理をし、 スイス人が全てを仕切るところ。 地獄とは、 ドイツ人を警官に持ち、 イギリス人が料理をし、 ギリシア人が全てを仕切るところ。 ----------------- 僕は、これを機内で読んで、 かなり一人でウケていた(笑)。 特に、最初の、「フランス人」「ドイツ人」「ルクセンブルク人」「イタリア 人」「アイルランド人」「スペイン人」「イギリス人」あたりが いいじゃないですか(笑)。 他の国は、あんまりピンと来ない部分もあるけど、 これの元ネタは絵付きなので、 結構また笑えるのです。 因みに「フランス人の運転」ですが、 これについては、面白い文があるので、長いけど引用します。 イギリス関連エッセイで有名なリンボウ氏の 『ホルムヘッドの謎』より。 >彼が、イギリス人の友人と、パリに行ったときのこと。 >通りを横切ろうとするが、そこは何車線もあり、 >かつ、恐ろしいスピードで車が走っている。 >信号、横断歩道など、一切ない。 >イギリス人の友人曰く、 >「いいかい。ここはイギリスではなくて、フランスだ。彼らはイギリス人のドラ >イバーのようには停まってくれない。しかし、先天的にラテン系の人々は運転が >うまいから心配は無用なのだよ。見よ、いまあちらからあの赤いルノーと黒いシ >トロエン、青いプジョーなんかが踵を接してこっちへ飛ばしてくるのが見える >ね。彼らは、お互いの速度と距離を計りながら、なおかつ我々のことをも視界に >捉えてるに違いない。で、これから僕らが歩道を出て車道上に進み出るとする >と、彼らは当然それを計算にいれて、互いの距離感を計り直すのだね。そこで、 >このスピードでこういう車間距離を保ちつつ進めば、どこでどのように我々をか >わして安全に通過できるか、ちゃんと刻一刻計算して運転してるに違いない。そ >れゆえ、もし我々が道の途中で逡巡して立ち止まったり、逆戻りしたりすれば、 >それは直ちに彼らの計算を狂わせる結果となって、却って甚だしい危険を招来す >るわけだ。そこで我々に課せられた義務は、ひとたび車道上に出たら、振り返ら >ず、恐れず、右顧左眄せずして、堂々と正面を向き、一定の歩幅一定の速度で渡 >り切るということにつきているのだ」(林望『ホルムヘッドの謎』72-73頁)。 これを読んで、少なくとも英仏の運転の違いはおわかりか?(笑) さらに、これとは別に、連れが見つけた葉書に載っていたジョーク。 イラストだそうだが、絵柄は二つ。 "Summer in Britain" 羊に雨が降ってる絵。 そして、 "Winter in Britain" 羊に雨が降ってる絵。 これを聞いた我々は皆、地下鉄の中でかなり爆笑した(笑)。 僕は、今でも、思いだし笑いのツボにはまるんだけど、 文ではわからないかもね。 ま、ジョークの説明ほど無粋なものはないから、 上の二つと共に、わからんかったらあきらめてください(笑)。 というわけで、今年もよろしく。 |
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