フィジー通信 vol.07

フィジー通信vol.07 ■えげれす病■ 8th/Apr/2002

今日の仕事は、
引越し後、ロッジに届けられるであろう郵便物の確保依頼、
昨夜「ぐにゃあっ」と曲がってしまった眼鏡を何とかすること(笑)、
そして、レンタカーのオフィスに行って、予約をすること。
その他、コピー取ったり、大学の登録係との折衝とか、
まぁ細々としたこと。

先ずは、「頼もしき先達」であるヒデ氏に話を聞く。
彼には引っ越し先のことも言わなければならないし、
その他、色々聞くことがある。

コモンルームに行くと、彼はいた。
開口一番、

「阪神、凄いっすねぇ」

道頓堀はなくとも、
たとえ南半球でも、
矢張り、日本人の話題というものはそんなもんである。

さて。
昨日予約したアパートの件を告げ、
郵便物の取り扱い方法について聞いて、
今日は、一時間弱くらいで別れました。
僕もいくつか用事があったので。

先ずは、スバタウンに行って、
眼鏡屋とレンタカー屋を見つけないと。

この国をかなりの勢いで見なおし始めてる僕だけど(笑)、
眼鏡はどうなんだろう。
僕のはツーポイントのふちなしなんだけど、
そんなデザインの眼鏡とか、果たしてフィジーにあるのか?
いじったことあるんだろうか?店員も。

偏見をもっちゃいけない。
未開と決めつけてはいけない。
それが人類学者の鉄則のはずなのに、
僕は時折、まだそう見てしまっている自分に気づく。
そのたびに、深い自省の念に駆られるんだけど、
なんというか、眼鏡屋も立派なもんで、
見せるなり、状況を説明してくれて、
これは部品を明日持ってくるから、
明日もう一度来てくださいと言われ、納得。
なーんや、ちゃんとしてるやん。

初めて入った「i」こと、
Fiji Tourist Board(FTB)。
ここで、レンタカー会社のブロシェを貰う。
エイビス、バジェット、スリフティーなどの大手はあるようだ。
車種からみて、バジェットにしようと思い、
その場所まで、一寸遠いけど、歩いて行くことにした。

こっち方面は、未踏の場所。
大学からスバタウンまでは慣れてるけど、
さらにスバタウンを越えて行くのは初めて。
雰囲気が変わってきたなぁと思ってるうちに、
バジェットのオフィス発見。

先週、レンタカー借りようかどうか迷った挙句に借りなかったのは、
天気のせいもあるけど、
動機がいまいち確定してなかったから。
然し、今回は、村にとりあえず、行ってみようと思った。
身分を明かすこともないし、
堅苦しい調査目的ではなく、
ただ単に、雰囲気を掴むため。
それで、村を確定したらいいんだと。

そういうことで、レンタカーのオフィスにやってきました。
山岳地帯やダートの道をいくと思うから、
4WDを所望。
結局、ジムニーになった。
然し、オフィスのにいちゃん(ごっつ、感じええ)が、顔を曇らせて言うには、

「問題がただ一つ。パワステじゃないんですわ」

パワステじゃないくるまは、
確か、一度だけ、国東半島を走ったとき、
臼杵かなんかで借りたスターレットがそうだったなぁ。
然し、まぁ、なんとかなるでしょ。

予約を済ませ、スバタウンへ戻る。
明日の金曜の昼から車を借りて、
金曜は、近距離ドライブ。
土曜の朝、チェックアウトしてからその車を使い、引越し。
荷物を置いた後、長距離に出かける。
帰るのは日曜の晩か、月曜の午前。
だから、今のところ、スバタウンでする買い物はそんなにないんだけど、
今晩のメシだけは矢張り調達しなければならない。

今晩は、キムチの残り、ローストビーフ、はあるけど、
メインがない。
というわけで、フィッシュ&チップスを購入。

「メイン」をフィッシュ&チップスと思うところが、
既に「えげれす病」なのか?!
然し、どこか、懐かしく、然もどこかで飢えてる自分もいたりして(笑)。

でもね。
こんな南洋に「鱈」なぞいるわけもなく、
よって、「フィッシュ」は「cod」であるはずもなく、
なんだかよくわからん魚でできている。
見た目、チキンナゲットみたい。
えげれすのような「草履系」じゃないんですな。
チップスもそうだけど、
これは、文句なし、本家、えげれすの完勝。

笑顔の素敵なフィジアンのねえちゃんが、

「ケチャップかけますか?」
「いや。いいです」
「塩は?」
「家で自分でかけるので今はいいです」

そんな会話をしながら、僕はツッコミポイントを二つ設定していた。

・紙袋に入れるなや。
−食いにくいやろ。べしょべしょになるやろ。新聞紙にくるみなさい(えげれす病その1)

・色々聞くなら、一つ、大きな何かを忘れてる。ビネガーを用意せんかい。
−どうせべしょべしょにするなら、ビネガーで、して(えげれす病その2)

なんだかなぁ。。。(苦笑)。


 



Copyright(C) (Ryo)1998-2006