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ウミガメやイルカ、時には大きなクジラが浜に打ちあがることがまれにあります。このように、本来海にいるはずのクジラ目(クジラやイルカの仲間)や、海牛目(ジュゴン・マナティ)あるいは食肉目-鰭脚類(ききゃくるい)(アザラシ・オットセイ)などが、生死を問わず海岸に打ち寄せられたり、湾や河口に入り込むできごとのことをストランディング(stranding)と言います。人間が使用する漁具などにかかったような場合は「混獲」として区別します。打ちあがった個体が生きている場合にはライブストランディング(live stranding)、また一度に何頭も打ちあがる場合もあり、この場合は特にマス・ストランディング(mass stranding)と言います(母と子の組み合わせを除く)。
もし、生きているイルカが打ちあがっているのを見つけたら、できるだけ速やかに海へ返さなければいけません。その扱いは専門家に任せる方がよいのはもちろんですが、すぐに連絡が取れず周囲の人と一緒に海に返す作業をする場合は、体が乾かないように海水をかける、外気が寒いときは毛布などで暖め、その上から海水をかけることが望ましいそうです。
もしも海に返す前に時間があれば、できるだけいろいろな角度から写真を撮っておいてください。後から博物館や水族館の専門家に送ると、大変貴重な記録になります。(クジラなどは新種が見つかることもあります。)
ウミガメの場合は、産卵のために自分で浜に上がることがあります。生きているウミガメを浜で見かけても、捕まえて海へ返さないようにしましょう。無視するか、邪魔しないようにそっと観察していると産卵するところが見られるかもしれません。
愛媛県内に限り、見つけた動物がすでに死んでいた場合、またはウミガメの産卵を見た場合は、博物館や水族館までお知らせください。状況によっては引き取りに行く場合もあります。
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