Question
外国製品のサイズについて教えて下さい。
Answer
靴のサイズについては次の通りです。
| 日本 | 25.5 | 25.5 | 26.0 | 26.0 |
| アメリカ | 7.5EE | 8.0E | 8.5EE | 8.5E |
| イギリス | 7.0F | 7.5E | 7.5F | 8.0E |
アメリカでは標準サイズとして、WidthがDでイギリスではEです。日本のEEに相当するサイズはアメリカではEE、イギリスではFとなります。しかし、木型により同じWidthでフィッテングは異なります。私の経験ではWidthが狭くても足長のサイズがワンサイズ長いものを購入するとOKでした。これはワンサイズ上になるとWidthが大きくなる以上に、足を踵側に合わせると、小指の付け根部分が踵側に下がりWidthが広い部分に当たるからだと思います。
また靴下によっても履き心地にかなり影響を及ぼします。ビジネスソックスのような薄い靴下は、新品の靴に合わせると小指に対し負担がかかるかもしれません。履き降ろした靴に対し、最初は厚めの靴下をはき、馴染んできたら薄い靴下をはいたほうが良かったでした。
問題は薄い靴下を履いた場合、足から出た汗の吸収が靴下では間に合わないためえ、靴そのものに吸収され靴にイヤな匂いがこもることです。特にWidthが狭い靴をはくと足の発汗が増大するため注意が必用です。
Question
ElegantなStyleというのは多様性があり、一概に規定できないと思います。このwebで言うElegantなStyleというのはどのようなものですか?。
Answer
このwebで言うElegantなStyleとは、ブリティッシュ・トラディショナルなスーツスタイルを基本にしたドレープスーツを言います。私が推薦するスタイルはAlan
Flusser氏が提唱するブリティッシュテイスト豊かな、ニュー・アメリカン・スーツです。
Question
Alan Flusser氏が紹介したニュー・アメリカン・スーツの特徴を教えてください。
Answer
肩パッドが少なく余裕のあるナチュラル・ショルダー、ゆったりとした胸まわりと対照的に絞りを加えた胴まわり、股上の深いトゥラザーズ(サスペンダーを用いるのが好ましい)、緋で結ぶスタイルの靴、ワイドカラー、タブカラー、クレリックカラーのドレスシャツ(ダブルカフスが好ましい)、などで構成されたスタイルです。
Question
スーツを購入する際の注意点を教えてください。
Answer
生地については、指で摘めるようなしなやかな生地が良いです。ごわごわした生地はシワが生じるので避けるようにしましょう。また、グレンチェックに多くのPladeが入った派手な柄、ペンシルストライプやチョークストライプの色が、白やベース生地の色以外のものは避けましょう。ドレープスーツに合う伝統的な生地は、ネイビー、チャコールグレイ、グレイなどの無地はもちろん、チョークストライプ、ペンシルストライプ、グレンチェック、バーズアイ、千鳥格子、ヘリンボーン、ホームスパン、などであり、派手な柄はあなたの評価に対しても影響を与えます。
スタイルに関しては、前述したニュー・アメリカン・スーツやブリティッシュ・スタイルを基本としたものであれば問題ありません。注意すべきは、極端にベントの切れ込みが短いスーツ、ゴージーラインが下がっている(襟の継ぎ目の織りが下部にある)、ラペルの幅が細かったり太かったりするスーツです。ちなみに、ベントの切れ込みは15cm前後、ラペル幅は9〜11cm程が最もElegantです。スーツの着丈については、ヒップの頂点を越えたあたりが標準です(ヒップをすっぽり覆う程度の着丈を勧められる場合がありますが、余程身長があり、足が長いためトゥラザーズの長さを確保できる場合を除き、胴長に見えます)。
ベントについては、シングル、ダブルのスーツともサイドベンツが良いでしょう。
トゥラザーズについて、プリーツは現在アウト(切れ込みが外側にあるタイプ)が流行のようですが、履き心地の点では、プリーツが内側に向いたものが良いです。裾の折り返しについては3.5〜4cmが標準です。
試着してみて、肩が窮屈だったり上腕を締め付けるようであれば、それはサイズが合わないスーツです。スーツの釦をしめて不自然なシワがよるスーツも同様です。ワンサイズ大きなスーツを選びましょう。ワンサイズ大きなスーツを選ぶ場合、A5できつかったのでA6を選ぶ人がいますが、これは誤りです。A5できつかったら、AB5を選びましょう。A6を選ぶとスーツの袖丈、着丈が長くなります。袖丈は補正してもそれ程影響は出ませんが、着丈を補正するとはポケットの位置が相対的に変化するので、できれば補正しないほうが良いです。
また、店員に背中を見てもらい、首の下側にシワが寄らないか、ベントが開いてないか確認することが必用です。特に、直立した状態でベントが引っ張られ開き気味のスーツは、「あなたは肥満している」と教えているようなものです。
秋・冬用スーツを選ぶ際には、背中の部分全てに裏地が付いている「総裏」のスーツを選んだ方が後々良い結果となります。スーツを着ている内に最もほつれる部分は、裏地とスーツ生地を縫製した部分です。総裏の場合そのような縫製部分はありませんし、滑りが良く着心地も良いです。
Question
ドレープスーツに合うドレスシャツについて教えてください
Answer
前述したとおり、ワイドカラー、タブカラー、クレリックカラーですが。
ワイドカラーについては、ウィンザーカラーとカッタウェイ・カラーがあります。後者は襟の開き方が150度から180度ほどまでを言い、後者は120度から140度までを言います。このスタイルのカラーは襟の裾がスーツのラペルに隠れるため、非常にエレガントです。カッタウェイカラーの場合はシングルスーツに、ウィンザーカラーの場合はダブルスーツに良く似合います。
タブカラーは襟にスナップ(ホック)が縫い込まれており、ネクタイの結び目を固定するようになっています。非常にスマートな襟の印象を与えます。シングル、ダブル両方のスーツの合います。
クレリックカラーは、襟と袖が白く身頃に色が付いたシャツのことを言います。襟がウィンザーカラーの場合フォーマルな印象を与え、特にダブルスーツの場合エレガントな着こなしとなります。
また、タブカラーの場合、スナップの替わりに安全ピンで止めたり、襟に通すピンで止める場合もあります。これもカフスの色と合わせることによりElegantなスタイルになります。
ボタンダウンカラーはカジュアルですから、ツィードやシアサッカーのジャケットなどと合わせます。
ドレスシャツの袖(カフス)には、シングルとダブルがあります。Elegantでドレープスーツに合うのはもちろんダブル・カフスです。袖を折り返しカフスボタンで止めるタイプです。特に、クレリックシャツの、襟と袖が白く、Vゾーンからかすかに見える身頃がストライプだったり、色が付いてると、ネクタイの色とあいまって「あなたが、Elegantに気を配っている」人という印象を与えます。
ドレスシャツのサイズを選ぶ際の注意点として、綿100%を選ぶのは当たり前として、タブカラーは首の高い位置で固定するようにデザインされてますから、時に裄丈が不足する場合があります。また、首周りが大きくなると、襟全体が首の下部に下がるので、裄丈が余る場合があるので注意が必用です。生地の番手が低いものを選ぶと、クリーニングした際に縮むことがあります。
一般的にブロードは春・夏、オックスフォードは秋・冬としている場合がありますが、気にする必用は無いです。というのは、夏にスーツ生地として超薄手のトロピカル生地のスーツやブレザーを着て、それに合わせたドレスシャツを着るのは日本の習慣ですから。
Question
ドレープスーツに合う靴について教えてください。
Answer
ドレープスーツに合う靴は、ストレートチップ、ストレートチップ・メダリオン、ウィングチップ、プレーントゥ、モンクストラップなどです。いわゆる緋やバンドで結んだ靴がマッチします。スーツが伝統的で重厚なので靴も同様なスタイルを求められるのです。
これらの靴を購入する際の注意点としては、靴の底が革であることを絶対条件にし、できれば踵も革であることが好ましいです。革底は反り返しが良く湿気を放出します。添った靴でも革底の場合シューキーパーを入れると元に戻ります。
靴、スーツ、靴下のコーディネイトについて解説すると、靴はスーツよりも濃い色にするべきである、ということで、黒、濃い茶、茶、ワインがかった茶などを中心に揃えるのが無難です。夏用の靴として白と黒のコンビ、白と茶とコンビの靴なども良いでしょう。また、冬物のスーツにはスェードの靴もエレガントです。靴下は靴と同系色にする他、柄のついた靴下をはく場合、くるぶしの部分にワンポイントが付いたものは避けるようにします。
靴の手入れについては、靴の革もあなたの皮膚と同様に生きているということを自覚し、手入れしてください。また、雨天時に履いた場合、最も水分を吸収するのは靴底の革です。靴底を上に向け影乾させることをお忘れなく。
Question
ドレープスーツに合うネクタイについて教えてください。
Answer
伝統的なペイズリー、小紋、ドットなどの柄は色合いと柄の大きさを注意すると良くマッチします。ネクタイの柄を選ぶ際気を付けていることを記します。
濃紺やチャコール・グレイなどの濃い色のスーツの場合、ネクタイも深い色合いのものを選ぶ。深い緑(forest
green)や深い赤(burgundy)ベースのペイズリーや小紋を選びます。
スーツ生地の柄が細かい場合、同じように複雑な柄のネクタイは避ける。グレンチェックのスーツに同じようなチェック柄のネクタイ、細か過ぎる小紋などは避けます。
最も避けるのは、ネクタイだけが目立ち過ぎたり、見えなくなったりすることです。濃紺のスーツに真っ赤なネクタイや同じような濃紺のネクタイ(柄がほとんど見えない)が最たる例です。
Question
革靴の手入れについて教えてください。
Answer
Webや書籍で多数解説されてますが、私が現在やっている方法を記します。これがベストな方法かどうかは各自判断してください。このページの解説が役にたちます。
靴には必ずシューキーパーを入れる。木製がベスト。シューキーパーが無い人は新聞紙などを丸めて詰め込む。年に数回天気の良い日に外に出し影乾しする。その際は靴の底を上に向け重点的に底革が乾くようにする。時に短時間直射日光を靴の中に入れ日光消毒する。靴紐をストックしておき、痛んできたらすぐに替える。
靴磨きの順番を書くと次のようになります。
1.靴に汚れが少ない場合、乾いた布あるいは水を付け固く絞った布で靴全体をふく。
2.靴の汚れが多い場合、スティンリムーバーを使い汚れを落とす。
3.長期間履いていない靴や皮革が乾燥している場合デリケートクリームを塗り込む。アニリン染の靴の場合デリケートクリームを塗り、染み込んだ後に乾いた布でふきとるだけでOK。
4.歯ブラシを水で湿らししてから、乳性の靴クリームを少量取り靴に塗る。
5.30分程してから靴クリームを乾いた布でふき、ブラッシングをする。特に靴の全面の履きシワの部分やコバの部分は靴クリームが残っている場合が多いので、良くふき取ることが必用。
6.革底の靴の場合、底の汚れを布でふいた後、ウォータープルーフを歯ブラシでぬる。固くて良く滑る底革の場合ミンクオイルを塗ると革が柔らかくなる。
また、靴を履く場合必ず靴べらを使うことが必要です。私は昔Jpressの販促グッズとしてもらった真鍮の靴ベラを愛用してます。