NARUTO
01話 参上!うずまきナルト主人公の出自といったキャラの背景設定や性格付け、アクションシーンの描写、それらをうまく絡ませて、見ている者に感情移入しやすくさせる構成に、抑えるべきポイントはしっかり抑えてるなという印象。原作を全く知らなくても楽しめる内容には安心した。初回で早速、少年ジャンプ三原則が垣間見えたのが唯一気になるところだが、まあジャンプ作品なんだから仕方ないか。
2002/10/06
これまで一人の合格者も出してないって割には、随分あっさりとナルトたちを合格させちゃったね。合格の理由も全然ひねりがないっていうか。あれはチームワークとは言わないんじゃ...。まあ試練はまだまだこれからなんだろうし、序盤にしては重い展開が多かったので、ここらであっさりもいいんでしょうか。どうでもいいけど、「内なるサクラ」、あれはどうなの。心の声は普通に語らせればいいんであって、ああいう表現を多用されると、どうにも気分が萎える。原作でもそうなのかな。マンガならアリな表現の気もするけど。
2002/11/02
もっとやりがいのある護衛任務がしたいと駄々こねてたナルト。が、いざ刺客に襲われる状況になるや、恐くて一歩も動けなかった。サスケは普段どおりのポーカーフェイスぶりに、冷静な動き。サクラですら、護衛役としての責務を果たそうという意識があったのに。カカシ先生にまで白い目で見られ、立場のないナルト。まあ初めての実戦任務。それが普通の反応なんだよね。忍者としては失格にしても。ナルトの反応にこそ、より人間味を感じてしまう。で、その後の、自分の手に短剣を突き刺して毒血を抜くという、ナルトの決意的な行動に、目頭が熱くなってしまう自分。ありきたりなんだが。ここで泣けといわんばかりのシーンなんだが。はぁ、作者の手のひらの上で、思いっきり踊ってるな、自分。
2002/11/09
タズナが命を狙われる理由が明らかになり、本格的な刺客が現れる回。タズナの依頼に偽りがあったことで、これ以上任務を続行するかしないかってシーン、あそこはもっと押して欲しかったな。タズナの含みのある言いように、ナルトたちが押し切られたような締め方がつまらなくて、もったいなかった。カカシには何か思惑があって承諾したのだろうけど。
実際に刺客が襲ってくるシーン。忍者になったばかりのナルトたちには手に負えない相手ということで、今回はナルトの活躍の場はなし。自分的には全然OKだが、サクラにいたっては「内なるサクラ」もなかった。霧の中に身を隠し、隙を窺う相手とその気配を探ろうとするカカシ。二人の凄まじい殺気に、サスケだけが反応し、気をやられそうになるのがいいね。ある程度強い者だけが知ることのできる、高等なレベルの対決、という印象を受け取れる感じがして。変わり身の技の応酬は、いくらでも形勢逆転の展開が作れて、面白みに欠ける気はするが。動きがあったわりには全体としては印象が薄かった回。次回予告をみた限りでは、次回はナルトが活躍しそうなのでそれに期待。
2002/11/16
敵を追い詰めたかに思われたカカシが一転、捕らわれるのはまあいいとして、そこでカカシをひと思いにぶった切らないっていうのはかなり無理があるような。カカシ以外の、ナルトたちが取るに足らない連中と判断したのは事実なんだろうけど、捕らわれているとはいえ、カカシを生かしておけば、何らかの反撃手段を作らせる機会を与える可能性もあるわけだし。ナルトたちを忍者とすら見てない上忍のすることとも思えない。
格の違いに最初はやっぱりビビリまくるナルト。逃げようとして、もう二度と逃げないと決意したことを思い出すんだけど、この辺はさすが見せてくれる。グッときた。でも1話からの印象的な場面を振り返る展開はちょっとダレた。まだ8話だぞ。思い出にふけるのはまだ早いって。で、いよいよナルトの反撃開始かと思ったところでCMに入り、じゃあ後半から一挙にかと思ったらまた少し横道それやがった。肩透かしさせるなっての。相手がどんな人間かなんて説明はどうでもいいって。ナルトたちにいちいち下手なリアクションさせてるし。結局肝心の見どころは次回。いい感じの回だと思ったのに、何だかなあ。
2002/11/23
前半のほとんどをこれまでの粗筋に費やし、話がちっとも進まなかった。長期を睨んだ作品って、こうやって見せ場を先へ先へと簡単に引き延ばすこと多いのが困りもの。
白の術「魔鏡氷晶」がカカシ先生でも破る方法は皆無とまで言わせちゃっていいのか。皆無だぞ、皆無。全くないってこと。でもナルトたちはやられないんだろうね。最後は勝ってしまうんだろうね。きっとすごい言い訳が待ってそう。いっそのこと、白の「あなたたちを殺します」って言葉どおり、ナルト、サスケ死亡でアニメ版放送終了とか思い切ったことしてくれたら、味があって素敵なんだが。ま、んなことある訳なし。あまりもったいぶらずに語ってくれることを祈りながら、どんな倒し方を用意してるのか待つとしよう。
この作品、楽しんで見てるのか、惰性で見てるのか、まだ判断に迷うところ。
2003/01/09
先週放送分。一週間遅れのチェック。どうでもいいけど、説明ばっか。おまえら、早く戦い始めろよって。それこそ忍者の基本は瞬殺なんでしょ。いつまでもだべっているおまえらこそ、忍者の本分が何たるかを語る資格ないと思う。肝心の戦いの場面もどことなく間延びしてる感じ。霧の中での戦いだから、語りも霧の中ってことはないと思うが。
2003/01/24
前回ほどではなかったものの、それでも説明に費やす時間多し。説明しなきゃ分からないことをやるってのも何だか。
サスケがナルトをかばってやられるシーン。申し訳ない。何の感慨もなかった。全然感情移入できなかった。描写が唐突すぎると思うし、多分サスケは死んじゃいないはずなので。ナルトが封印された九尾の狐の能力を解き放つシーンにしても、修行で鍛えて強くなれって言っといて、最後の頼みは隠された能力かよ、とツッコミモード。
気が付けば、旅に出てから面白みが薄れているような。今のタズナ護衛任務話だけのことならまだいいんだけど。むしろ序盤のナルトとイルカ先生との絡みなど木ノ葉の里にいた時の話の方が面白く思えた。しばし我慢の時か。
2003/01/24
敵も仲間も、誰にも必要とされてない人間たちばかり集って紡がれる物語、か。原作を読んでない者としては、この作品は本当に人気があるのかと疑問を感じずにいられないほど、いまだにこの作品の魅力がどこにあるのか測りかねている中、ようやく光が見えたような気分。人の孤独感を強調したストーリーには共感していけるかも。ありきたりかも知れないけど、そういう話は好きだから。だからと言って、今の語り方に納得できるわけでもないけど。とにかく説明が多いのはどうにかして欲しい。戦いの最中に、みんな饒舌なのも。
忌み嫌われる「血継限界」の血を受け継ぐ白の残酷な過去の回想はどうでもいいかなと思いながら見つつ、再不斬に拾われた白がNOVAウサギを追いかけるシーンは今回最も見入った場面だったり。ううっ、やっぱり最近、少年キャラに変な気起こしかけそうになること多いような気がする。いかんなあ、脳細胞洗浄しないと。
2003/02/01
これが忍というものか、って言われても。どの辺が忍やねん。白は盾となってあっさり死亡してしまうし。サスケは口開けて寝てるし。カカシ先生と再不斬の対決もテンポ悪いし。登場人物たちの気持ちが激しく揺れ動いてる割には、それがこちらに全然伝わって来ないんですが。数話に1回見どころがあればいいような感じになってきた。
2003/02/08
再不斬は何だったの? ガトーから不要と宣告されたくらいで、ナルトたちと敵対するのをやめるなら最初からするなっていうの。野望の踏み台としてガトーの言いなりになっているフリをしていたなら、ガトーに何と言われようと関係ないはず。結局、筋の通った主義主張のない、存在理由の薄いキャラとして終わってしまった。両腕を使えなくしといて、トドメはザコキャラたちにやらせる、などとカカシ先生の手は一切汚さずに済ませようとする描き方にも少し疑問。再不斬とカカシ先生の対決は、やっぱり最後までしっかり描いて欲しかった。
とか言いつつ、再不斬が涙を流すシーン辺りから、自分ももらい泣き状態に。ここまで持ってくる過程には全然納得してないのに、今日は感極まって泣いてた。白に泣かされたのは確かだけど、瞬間瞬間で泣ける体質になってるのかなあ。今日のまとめ。それでよく忍者やってるよなと思わせる忍者たちがたくさん出てくる物語。
2003/02/15
木ノ葉の里に戻って来て、すっかりくつろいでいるナルトたち。ノリ自体もくつろぎモード。タズナ護衛任務話は、自分的にはイマイチ楽しめなかったので、新章突入は大いに大歓迎。でもまあ、ノリは似たような感じで続きそうな予感。
どうでもいいけど、この作品を放送してる枠に4月から後番があるらしいことを知った時はちょっとビックリした。あれ、この作品って100話目指してたんじゃなかったのと。そしたら、どうやら枠移動っぽい。ここに来て、枠移動とはね。栄転なのか、テコ入れなのか。切るにはちょうど良いタイミングだけど。切れない気もする。ナルト、おまえの力はそんなものじゃないだろ、ってところで。
2003/02/22
ナルトたちのレベルがどうとか抜きにして、もう中忍試験というのは展開として早すぎる気もするんだけど、どうなんだろう。原作も同じようなペースなんだろうか。中忍試験には非常に個性的なキャラがいろいろ登場するようなので、人気のある話にさっさと移ろうということなのかな。
ほんとにリーは濃ゆかった。でも、中忍試験を受ける面々の中ではそれほど濃くも感じられなかったり。木ノ葉の里以外の忍者はなんか不純な配合でもしてるのか。
2003/03/01
『NARUTO』 22話「気合い120% ナウでロックな挑戦状!」
意外に論理派だったロック・リー。まあおバカで濃い見た目とのそのギャップが狙いなんだろうけど。リーの師匠(?)に亀、マイト・ガイ登場と、期待以上のノリを見せてくれてる。もう好きなだけやって下さいと言うしかない。別に最後に締める必要もないと思うね。
どうでもいいけど、リーって木ノ葉の里の下忍なのか。中忍試験って他の里の忍者も集めて行うと聞いてたような気がするので。火の国の中には木ノ葉の里が何ヶ所か点在するってことなんだろうか。
2003/03/08
『NARUTO』 23話「蹴散らせライバル!新人9人全員集合」
中忍試験の受験者、勢揃い。で、木ノ葉の里のルーキーだけで9人か。新興国の音隠れの里の忍者とか、他にもぎょうさんいるし。情報カードを作りたくなる気持ちが何となく分かった。でもって、データベースを充実させるのに凝りすぎて、受験がおろそか、ってそういうキャラなんでしょ、カブトは。中忍試験がどういうものか、受験者がいかにクセモノ揃いか、実地もまじえてご教示してくれてました、いろいろと。
2003/03/16
ただの筆記試験と思わせて、忍びの者らしくいかにばれずにカンニングするか、を問う試験とはね。主要キャラの術の中には、すぐばれそうなものもあったような気もするけど。術を使った=カンニングとはみなされないのだろうか。
自力では問題を解けるはずもなく、ばれなければカンニングOKということにも気づかずにひとり焦るナルトに、隣に座ったヒナタが自分の答案を見せようとする。そんなヒナタの「早く見て」にちょっとドキッ。この作品ではじめてそういう感覚覚えたかも。あ、白という先客がいたか。でも白は男の子だったし…。
2003/03/22
『NARUTO』 25話「出たとこ勝負!踏ん張りどころの10問目」
ナルト救済な第一試験の合否判定。答案用紙白紙で合格させる手といったら、そりゃあこういう方法しかないし、ここでナルトが中忍試験を諦めたら物語が進まないしね。まともな思考をしないナルトにとっては、究極の二択でも何でもなかったとオチも付いてるし。
サスケじゃないけど、もったいぶってて、説明が長くて、だれるのが玉にキズどころか、大キズではある。結局言いたいことはそれかよと思うことが多い。もうちょっと簡潔に描いてくれると、見ごたえあって、熱いものを素直に感じられると思うのに。
で、次は第二試験ということで、みたらしアンコ試験官登場。これがまた何というか。サクラの「なんか、ナルトっぽいわね、この試験官」に大ウケ。ナルト的くノ一じゃ見なきゃ損だしなあ。これにて来期も視聴継続決定かな。しかし個性強いよなあ、どのキャラも。個性の強すぎる忍者って実際のところどうかと思うんだけどね。おまえら、ほんとに隠密行動できるのかってツッコミたいくらいに。
2003/03/29
『NARUTO』 26話「絶対必見!死の森直前ルポ! 木ノ葉の学級新聞だコレ!」
『NARUTO』 27話「第二試験スタート! 周りはみんな敵だらけ!」
今週から枠移動で、ゴールデンタイム進出おめでとうの1時間のスペシャル。前半30分は初見の人のために用意された感じの簡略なキャラとストーリー紹介。なのでずっと見てきた人間にとっては退屈なだけだった。テレビ番組の裏舞台のような構成も何の意味があるのか疑問だったし。スペシャルって言っても、たいしたことはやらないんだよな。あ、新OPはカッコ良くなってて良かった。
後半。いよいよ第二試験開始。限られたエリア内で行われ、時間制限があって、死人も出るらしいサバイバルということで、何だかバトロワ風味。各チームともいろいろ思惑がありそうなことや、チームごとの特徴なんかも描かれ始めていて面白かった。それらを全部やることになると、かなりの長丁場になりそうではあるけれど。ダレない程度に楽しませてくれることを希望。それと、新EDもなかなか。こういうちょっとしたことでも、見る気はアップするもの。
2003/04/02
『NARUTO』 28話「喰うか喰われるか!エサになったナルト」
こちらの予約も先週の1時間SPのままで、去年の10月から見るのをやめたテニプリがしっかり入ってた。しばらく振りに見てみたい思いもあったものの、時間がないので早送り、早送り。
他のチームの人間がナルトになりすまして、でそれをサスケが見抜くというパターンが二度続いて、さすがサスケくんという感じだった。でも、この辺の変化を見破る役はサクラじゃないのか。この程度のことにも頭が働かない「ナルトチームの頭脳」サクラに他に出番があるのか心配になってくる。EDで歌ってる場合じゃないかもよ。
ところで、テレ東の公式サイトでは今週分は27話になってる。ということは、先週の話は1話扱い? ほんとどうでもいい細かいことなんだけど、話数を表示してる者としては結構気になる。
2003/04/09
『NARUTO』 29話「ナルト反撃!逃げねーんだってばよ!」
第二試験開始早々ナルトたちの前に現れた敵は、サスケでさえびびるほどの実力。どうやら中忍試験の受験者ではない忍びが紛れ込んでいるらしい。歴然とした実力の差にナルトたち苦戦中。って、中忍試験じゃないね、この展開は。下忍同士の戦いじゃ盛り上がりに欠けるという判断からなのか。というより、アンコ試験官に因縁のある相手のようなので、アンコに活躍の場が用意されていると言ったほうがいいのか。普通に第二試験やってたら、アンコの出番なさそうだし。かなりの数の団子とおしるこを平らげた後では、適度に運動でもしないと、激太りだろうし。
それはそうと、今期になって新しくなったOP曲、ED曲のどちらも気に入ってしまって、耳から離れなくなりつつある。両方ともCD欲しくなった。とりあえず今回、本編の間にやっていたCMでOP曲のほうの発売日をチェック。
2003/04/16
『NARUTO』 30話「蘇れ写輪眼!必殺・火遁龍火の術!」
サスケにツバつけにきたのか、彼?彼女?は。目の前においしそうなものがあると、我慢できずに手を出してしまうなんて、本人の言う通りどこまでも捕食者だ。超要注意人物らしく、中忍試験どころではないような様子だったけど、次回はそんなことないようでもある。
一気に形勢逆転が可能な変わり身の術。忍びの者の基本にして、最大の技なのかも知れないけど、そればっかというのも新鮮味に欠ける。せめて、ナルトたち以外の勝負ではなるべく控えて欲しいな。
2003/04/23
『NARUTO』 31話「激まゆプラトニック!僕は死ぬまでアナタを守る!!」
大蛇丸との戦いで傷付き、意識のないナルトとサスケを、ひとりで寝ずの看病をするサクラ。そこへ大蛇丸の息のかかった音忍たちが襲って来るが、ロック・リーが助けに現れる。
敵が襲って来ることをあらかじめ予想し、ワナを仕掛けていたサクラ。結局、簡単に見破られ、効果も何もなかったけど、地面に仕掛けたワナが何だったのかちょっと気になる。張り替えられた地面と来れば、定番は落とし穴ですが。まさか、ね…。ていうか、この場面、草ふさふさから一気に地面が剥げてて、何か変だった。
2003/04/30
ロック・リーがやられ、動けるのは再び自分ひとりだけになったサクラ。いつも守られてばかりで、大切な人を守れない、何もできない自分に悔し涙を見せる。髪を掴まれて身動きできないところを、自ら髪を切って立ち上がり、そして決意する。
「今度は私の後ろ姿をしっかり見てて下さい」
しっかと見ました。思わず目が潤んだ。サクラが必死になって戦う姿を見て、いのがサクラとの出会いや仲の良かった頃、やがてサスケをめぐって反目し合うようになったことを思い出す、回想シーンも良く。初めは足が震えるほど脅えていたいのが、サクラをかばって助けに入ったりと、熱い女の友情が見られた回だった。今回ほど、EDへの繋ぎが抜群な回はないね。
ただ、結局サクラが非力であることは変わらなかったのも事実。変わり身の術を捨て身の攻撃に使うのが精一杯で、相手の腕に噛みついて何がしたいんだという感じだった。サクラは独自の術を持ってないのかなあ。頭が良くて、要領の良さそうなサクラなら、使える術をひとつやふたつ会得しててもおかしくないと思うけど。チャクラが足りなくて、強力ではないとしても。
2003/05/07
『NARUTO』 33話「無敵のフォーメーション!いのシカチョウ!!」
いのたちの活躍は短時間で終了。無敵だったかは大いに疑問だけど、三人の役割分担がはっきりしているという点では、ナルトたちよりチームとして機能しているとは言えるね。はったりであることは本人たちが一番よく知っているようだし。「メンドクセー」が口癖のシカマルが好きなんだよね。こういう忍者、いて欲しいな。こそこそ逃げ隠れるのも別にみっともないとは思わない。ド派手に戦うだけが忍者でもないでしょ、と思ってみたり。
で、今回の主役は結局サスケ。覚醒したと言っていいのか、大蛇丸の術の封印が解けたと言っていいのか、その辺はよく分からないけれど、無敵だったのはむしろサスケであった、と。サスケが背負った運命のことや、チャクラがでかすぎる、質が全然違うことなど説明はしていた。要は、ナルトもサスケもいざとなれば強大なパワーを引き出すことができるということね。
そんな、人が変わってしまったように残忍なサスケの姿に、こんなのサスケくんじゃないと引き止めるサクラも良かった。傷を負って、片方の目のまぶたが腫れた顔も凛々しかったし。前回に引き続き、サクラ株上昇中。前回の無駄なあがきも決して無駄ではなかった、ということで。そうそう、OPのサクラ、よく見ればしっかりショートカットでした。はよ気づけってねえ。見てるようで見てないなあ、と反省。
2003/05/14
『NARUTO』 34話「赤丸ビックリ!我愛羅、驚異の実力」
我愛羅は、とてつもない強さを感じたというより、周囲の怯え方のほうが実感こもっていた。こいつには関わりたくねえ、って。でもビックリするほどでもないような。みんなで寄ってたかって、凄い凄い言われると、本当に凄いのかと斜に構えて見てしまうところもあり。少なくともアンコたちの場面は流れを悪くしていたように思う。ビデオなんて持ち出されて、時間的流れも分かりにくくて。さっきまでのシーンは生じゃなかったのか、とか考え込んでしまった。
2003/05/21
見るなと言われれば見たくなるのが人間の本性、のお約束どおり、見たいという衝動を抑えることもしないナルトはそういう奴だからいいとして、サクラまで乗り気になってどうするって。サクラは何を決意したのだか。切られた髪が泣いてるよ。
2003/05/29
『NARUTO』 36話「分身対決!オレが主役だってばよ!」
幻術と見せかけて、本体が実際の攻撃を仕掛けてきていると言っても、本体はそれほど自由自在に動けるわけはないだろうし、どの辺に本体が潜んでいるかくらいは見当付きそうなもの。演技してたカブトにつられた面はあるのかも知れないけど、今回のサスケはサスケらしくなかった。して、自らおとりになって、影分身の術でチャクラを大量消費したにもかかわらず、なお戦う気満々だったナルト。最後までひとりでやる気なら、わざわざサスケやサクラたちの偽分身まで作る必要はなかったような。結構高度な技みたいだし。その分、チャクラの無駄使い。サスケたちが体力を温存した意味も全くなく。冴えた作戦のようにみえて、そうでもないところがナルトらしいと言えばらしい。ま、グロッキー状態のナルトの一撃で沈むような敵さんたちなら、ちょうど良いってところか。
カブトの正体をばらすの、意外にあっさりで早かった。OPでも意味ありげではあったし、イイ人っぽい人ほど何とやらで、クセモノであることはすでにある程度予想できたことだけど、ばらすタイミングとしてはナルトたちと同じでも良かった気がする。作中人物たちと気持ちがずれるのはあまり好きじゃない。
2003/06/04
『NARUTO』 37話「第二試験突破!勢ぞろいルーキーナイン!」
第二試験終了です。アンコは思ったほど役割なかったな。第一試験の時のように、第二試験の試験官はアンコじゃなきゃダメって感じでもなかった。大蛇丸が出てこなかったら、団子を食って終わりだったかも。
話としても息つく暇もなく次の試験へ突入の雰囲気なんだけど、どうにも間延びしている感は否めない。それはナルトが目を覚ました時からすでに始まっているか、とも。まあ、ルーキーだけに限らず、なにげにキャスト勢揃いの回ではあった。無駄に勢揃いな気はやはりするけど。半期に一度の定例会です、全員参加でお願いします、な感じで。でもこういう時に呼ばれないというのもそれはそれで寂しいものがあるような。
2003/06/11
『NARUTO』 38話「合格者二分の一!?イキナリ試合だってばよ!!」
次の試験に入る前に、まずは足切りってことで、個人戦。今までの試験が甘すぎたからと説明していたけど、個人戦の勝敗はどちらかが死ぬか、どちらかが負けを認めるまでと言いつつ、死体を無駄に増やしたくないから試験官の判断で止める場合もあるともおっしゃる。だから、その辺が甘いんじゃないのか。やるからには徹底的にやらせればいいのに。
で、早速最初の対戦はサスケから、と。緩む一方だった緊張感を再び引き締めるという意味では無難な選択かな。結局使うことになりそうではあるけど、写輪眼を封じた、チャクラを使わないサスケがどの程度強いのかも興味の持てるところ。
2003/06/19
『NARUTO』 39話「ゲジまゆジェラシー!『獅子連弾』誕生!」
呪印の力を目覚めさせないためにチャクラを使えないってことで、リーの体術を真似た技で勝利したサスケ。あれ、リーの体術は写輪眼では見極められなかったんじゃなかったっけ。見極められなくてもコピーはできるのか。並みの鍛錬では体得できないらしい技を見よう見まねでできてしまう。何だか都合の良い技だな、写輪眼って。で、見よう見まね程度なら、チャクラも少しで済み、呪印の力を押さえ込むこともできた、ってことなのか。絵だけでは物足りないとでも言うのか、みんなでサスケ凄いの内なる大合唱。思うところある人大勢な空間と化していた。
そして、カカシ先生による呪印の封印。どれほど効果があるのかなあと思っていたら、大蛇丸自らのお出ましでその効果を証明。なるほど、放っておけなかったわけね。
2003/07/03
虫使いくん、骨折りくんに勝利。実際はそんなところ。それにしても、虫たちを体内に飼っているって、あれだけ大量の虫たちではシノの体は虫だらけなんじゃないの。まあ、OPで見てた時はハエかと思っていたので、そうじゃないと分かっただけでもまだマシかな(ハエを体内に飼ってるなんて、考えただけでゾッとする)。普段は自分のチャクラを分け与えているようだけど、チャクラも相当喰われそうだね。シノ自身は強くなる必要はなくても、エサとしてのチャクラを確保するため、それなりに修行して強くならないとやってられないという感じかな。
何にせよ、この作品って食事をしながら見ないほうが無難なのは確か。ゴールデンタイムに進出して裾野は広がったかも知れないけど、「この時間に見るな」指令が出た家庭も何だか多そう。
2003/07/10
『NARUTO』 41話「ライバル激突!オトメ心は本気モード」
サクラには大技はなくても、回想という小技がある、ってね。サクラ断髪の回にもあった、サクラといの幼き頃の回想話再び。幼い頃から早熟で達観していた感のあるいのを見ていると、サクラが劣等感を抱くに充分だったような気がする。サスケをめぐって恋敵になったのも、いのへのあてつけか?なんて思ったりした。それすらも受け入れるいのの器量の広さ。どっちがレギュラークラスのヒロインなのだか。二人の対決については、最初のほうでマトリックス的動きが見られて、おっと思ったけど、特に意識してやったわけではなかったのかな。派手な技など持ってないように思われる二人のことだから、チャーリーズエンジェルばりの突き抜けたアクション(つまり、パクリのパクリ)を見せてくれると、面白くなると思うけどなあ。でもまあ素直に見て、華があっていい話だった。原作を知っている方の感想によれば、アニメ版で話を膨らませた部分はあるようだけど、この手の話もしっかり描けるというのは強みだなと思った。
2003/07/17
『NARUTO』 42話「ベストバトルはしゃーんなろー!!」
サクラvsいの戦の続き。人の精神を乗っ取るいのの心転身の術をはね返したサクラ。心の中のもうひとりの私なんて誰にでもありそうなものだけど、「内なるサクラ」は別人格だったとでもいうのか。サクラに乗り移ったいのが降参しようとして、サクラがそれを遮る。試験官の「どっちなんだ」に笑った。結局、勝負は両者痛み分け。こういう結果にするなら、最後まで美しくまとめるのもありかな。二人の流す血が赤かったというのも好感持てた。これで血が黒かったりしたら、萎えるもんね。
2003/07/24
『NARUTO』 43話「シカマルタジタジ!?くの一達の熱き戦い」
前半はテンテン対砂忍のテマリ。後半はシカマル対音忍の紅一点。同じくの一でも、サクラやいのとは扱いに差があるのは明らかな二部構成だったけど、さくっと勝負を終わらせてくれて逆に気持ち良かった。説明もほどほどにしてくれたほうが見ごたえあるというところで。あとはナルトを少し黙らせてくれと言いたいところ。
面倒臭がり屋のシカマルくんも試合は面倒臭がらずにきちんとやるんだね。当たり前か。第二試験の時は、戦いを避けようと思えば避けられたから逃げ回っていただけなのか。今回の勝負も面倒臭いからさっさと終わらせた、とも言えるわけだし。
2003/07/31
ナルトvsキバ。対戦相手がナルトと分かりキバはラッキーだなと思われれるほど、みんなから万年どべ扱いされているナルト。というわけで、今のナルトは思っている以上に強いよということをお披露目する試合のようなもの。「俺は火影になるんだ」というナルトの信念がみんなに認めてもらいたい想いから来ているなら、それは少しずつ叶いつつあるという。ナルトだって最初ははったりだったんじゃないかな。言い続けるうちに信念になっていくこともあるだろうし。
で、ナルトの人知れぬ努力の影に、ヒナタあり。影ながら応援してきたヒナタにしてみれば、人一倍嬉しいんだろうねえ。ヒナタがなぜナルトのことが好きなのか、やっと理解できた。
2003/08/10
『NARUTO』 45話「ヒナタ赤面! 観客あんぐり、ナルトの奥の手」
ナルトvsキバ決着編。サブタイのオチは大体想像ついてたけど、意識して出したわけじゃなかったってところがナルトらしいというか。ナルトが強くなったといっても、実力的にはまだまだ差があって、一発逆転狙いだったり、運を味方にしたり。打たれ強くなったのは分かるけど、あんまり頭脳的すぎてもナルトらしくなくなるし。ナルトの強さって、ほんと掴みにくい。というより、強さの描き具合が難しそう。試合中は心の中でナルトを応援、試合後は勇気を出してナルトに声をかけて…と、ヒナタ、ヒナタという感じ。実はヒナタ回が続いていたりして。まさに日が当たっているよ、ってね。次回はヒナタがメインだし。ヒナタと同じ眼をしたキャラは普通にヒナタの兄弟かと思っていたんだけど、何か因縁があるみたい。そして次回、ヒナタのナルトへの想いがついに成就?
2003/08/13
『NARUTO』 46話「白眼開眼!!内気なヒナタの大胆決意!」
ヒナタ、立つ、の回。ヒナタvsネジは日向一族の宗家と分家の因縁対決とのこと。というより、ヒナタ様は宗家からも疎まれてるよ…。この二人の対戦前、ナルトとの戦いで傷付いたキバのことを気遣うヒナタに、逆に優しさを見せるキバが良かった。これでヒナタがチームの仲間に厄介者扱いされていないと分かる。何気ない描写。ネジの使った白眼は相手の心を直接見透かすというより、ちょっとした動作から相手の気持ちを読む感じ。でもこれくらい、洞察力のある人なら術を使うまでもなく普通にすることのような気はする。ネジの思い込みが若干入っていた気もするし。というか、ネジは喋りすぎ。うるさいのはどっちだよ。自分を変えることはできないと決め付けるネジに、できると強く反論するナルト。こんな時、黙ってられないのがナルトだけど、こういう熱さは見ててすっきりする。そして、ナルトくんありがとう、とヒナタの内なる声。さながら、愛は人を変える。いいねえ。正直、中忍試験はどうでもいいんだけど、登場人物たちがそれぞれクローズアップされる個人戦が続いて、ここのところ面白く見れている。
2003/08/21
良かったねえ、ヒナタ。ナルトと気持ちが通じ合えて。ナルトのことだから、想いを寄せられていることを理解したわけではないけど、何度倒れても立ち上がる、決して諦めないヒナタに気持ちが通じるところがあった、と。今回のナルトは終始カッコ良かった。憧れの人の目の前でみっともない姿は見せられないというヒナタ。いつものように回想も手厚く、輝くヒナタここにありという感じで泣けた。ちょっと感動してしまった。諦めないという姿勢に対して、ナルトの場合は熱さを感じ、ヒナタの場合は健気さを感じるという違いも面白い。あれだけ頑張ったのだし、ヒナタには本当に一撃でもいいから一矢を報いさせてあげたかったけど、勝負はほとんど一方的。まあカカシ先生にサスケ以上と言わしめたネジが汗を滴らせただけでも上出来なんでしょうか。結果、ヒナタはサクラを喰ったかなあ。まさかここまで化けるとは思わなかった。
2003/08/28
『NARUTO』 48話「我愛羅粉砕!!若さだ!パワーだ!爆発だ!」
我愛羅vsロック・リー。初登場時はどちらも濃いなあと思った二人だから、自分的にはバッチグーな組み合わせ(ちょっとリー風に)。リーに関して言えば、初登場の印象から、サスケとの場外対決、第二試験でナルトたちを助ける場面を経て、今回の試合とリーに感情移入させる流れがいいなと思う。あの瞬きしない黒目が愛嬌あるように感じられるようになっているし、すっかり憎めない存在になっている。今回は、取り得がなく忍術もダメと忍者としては致命的な欠点を体術のスペシャリストになることで補っていることを実際にその動きで証明して見せたりしてカッコ良く、ますます好きになった。しかし、表蓮華はまだまともに決まったことがないのでは。今のところ、一撃必殺の欠点ばかり目立つ格好。
2003/09/07
『NARUTO』 49話「熱血落ちこぼれ!遂に炸裂、禁断の奥義!」
リー、カッコイイっす。サクラといい、ヒナタといい、そしてリーといい、みんな主役を張れそうな手厚さが続いている。リーとガイ先生は見た目がそっくりなもので、何かしら血のつながりがあると思ってたら、なかったんだね。憧れるあまりの無謀な(?)マネだったらしい。例によって回想シーンが挟まれるのだけど、例によって泣ける描写になってる。リーは努力の天才と言っても、努力する姿に泥臭さは感じず、純粋な熱意だけを感じた気がするのは今風なのか、それとも自分の受け取り方のせいなのか。熱い感情もナルトの熱さともちょっと違っているのが良かったり。最後には凄いことになっているし。どうしちゃったのというくらい、充実してる。見た目が、じゃなく描写が濃いね。おかげで我愛羅が霞んでる気もしますが。せっかく砂のお面が割れたというのに。まあ彼がこんなところでくたばるキャラとは思えないし、我愛羅の力の謎解きは持ち越しになるのか。
2003/09/11
『NARUTO』 50話「嗚呼ロック・リー!これが男の生き様よ!!」
うお、ガイ先生が割って入った後、リーが意識のないまま立ち上がった時は息していないんじゃないかと思った。死と引き換えでも強さを証明したいと言ってたし。ヒナタの時も死ぬんじゃないかと思うような場面があったし、そういう一瞬まさかと思わされる描写がここのところ上手い具合にはまっている。ま、生き様じゃなくて、死に様ではシャレにならないというか。むやみやたらに主要キャラを死なす作品でないことは分かって安心した。
2003/09/24
『NARUTO』 51話「闇にうごめく影 サスケに迫る危機!」
大蛇丸の周辺はいろいろ思惑がうごめいているようで。大蛇丸に捨て駒扱いされている者もこのままでは終わらないと思っているし、大蛇丸自身、部下を完全には掌握し切れていないようであり、部下たちがあがく様を楽しんでいるようであり。大蛇丸とカブトが会話するシーンはなかなか緊迫感があった。この感じでは大蛇丸話も結構楽しめそう。
病室に横たわるサスケをめぐって、カカシ先生とカブトの攻防。いつもの変わり身の術の応酬だったけど、カブトのほうは死人を操る複合技と、幾らか技のレベルが上がっているのが分かっていい。変わり身だったカブトが冷や汗を垂らしたように見えたのも演技だったということかな。しかし、何もせずに逃げたということは、多少はカカシ先生に気圧された面はあるのかも。さて、中忍試験は第三試験本選開始まで1ヶ月の猶予期間を設けるとのこと。何だかんだで温情主義の試験だな。
2003/09/24
『NARUTO』 52話「エビス再び!ハレンチは私が許しませんぞ!」
ほんとに横道それてる…。何ていうか、「ONE PIECE」とかだと例え息抜きの回でも力を抜いてないところがあって話に厚みを感じられたりするんだけど、この作品の場合、良い意味でも悪い意味でも脱力させられるんだよな。気づくと歯を食いしばっているより、肩の力が抜けるほうが見ていていいと思う時はあるから、どちらが良いとも悪いとも言えないけど。
なにげに新キャラ登場の回であったり。で、自来也? 天外魔境すか。そんなわけないと思いつつ、天外2の発売に合わせて登場したのかと一瞬思ったよ。でもガマガエルに乗った姿を見た時は絶対ジライヤだと思った。ジライヤがあのまま歳を取ったらこんな感じに…、いや取りすぎか。ていうか、古典の架空の人物としてそういうキャラがいるだけなんだ。知らんかった。
ED変更。キャラがちょこちょこ動いている様がかわいい。曲もいい感じ。おそらくレコード会社が推すアーティストなんだろうけど、この作品はテーマ曲の選曲が好み。アニメ臭くなくて、それでいて作品に合っている感じで。ただし、HOUND DOGは除く。
2003/10/02