ブラジル&ペルーの旅



(1)

テレジーナ市

  
  リオデジャネイロの美港                   ブラジルはフルーツの宝庫



熊本〜羽田〜成田〜ヒューストン〜リオデジャネイロ〜フォルタレザ〜テレジーナと、

気の遠くなるような飛行時間は、合計してみると30時間以上にも上っていた。

しかし、リオデジャネイロで一泊した事が幸いしてか、目的地テレジーナ市に着いた時は、意外と元気であった。

それは、今日から始まる新しい人々との出会い、新しい体験への期待感のほうが、

疲労感より勝っていた結果であろうか。

南緯5度にある市だけあって、空港へ降り立った時の暑さはさすがであった。

でも、そこは熊本県人の私、これ位の暑さにはすぐ慣れる。また、湿度が低いので日陰の涼しさは熊本よりずっと気持ちが良かった。

空港には、日系移民の中山氏と、リザンドロ チト小学校(西合志第一小学校と交流することになった現地の小学校)の教頭先生達の数人がお迎えに来てくださっていた。

15歳の時に移民された中山氏との挨拶は、もちろん日本式のお辞儀と握手だったが、

他のブラジル人の方達とは、これももちろん現地スタイルであった。

女性同士は、ハグ(抱き合うこと)に加えて、両方の頬と頬を交互にくっつける。

その度に、軽く口で「チュッ」「チュッ」と音を立てて、キスをしている真似をしていた。

これは、とてもラテン的である。アメリカやイギリスでは両方の頬を合わせる事は、あまり無かったように思う。

400年間もポルトガル領土だった影響だろうか、ブラジルはポルトガルのラテン文化がすっかり融合してしまっているようだ。

さっそく「Obrigada !(男性はobrigado女性はobrigada、全てに男性語と女性語がある!)

と、覚えたてのポルトガル語で御礼を言って、テレジーナ市民との交流が始まった。

 

                         (続く)

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