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市役所職員の 読書録         最終更新 07/04/07


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質問力
02/27/0
ミリオネーゼの手帳術

08/19/04
いまどきの部下
取扱説明書

08/19/04
リーダーシップの
教科書

08/19/04

行政マンの仕事術
07/29/04

滞納整理の実践論
07/27/04

読書録開始
07/27/04

 私は本が好きなので、よく読みます。
 仕事と関連して思ったナマの感想を書き綴ったものです。仕事のヒントになれば幸いです。
 あくまで個人的な感想ですので、失礼があってもご容赦くださいm(..)m

02/27/05 質問力

  • 飯久保廣嗣『質問力』(日本経済新聞社 平成15年2月刊)。副題「論理的に考えるためのトレーニング」です。
  • 知識を求める「学ぶ質問」、知性を求める「考える質問」。暗算思考を捨て、4つの思考領域=状況把握・原因究明・意思決定・リスク対応における複数思考の質問力によって、オープンに考えるための手引書です。
  • 状況把握では、
    1. なんについて、どれくらいの範囲で状況を把握するのか
    2. 諸問題(複数の関心事)を列挙する
    3. 抽象的な問題は複数思考で分解し、できる限り具体化する
    4. ここの問題を分析や行動に直結する課題に昇華させる
    5. 課題を重要度、緊急度によって優先順位をつける
    6. 状況の全体像を把握する
  • 原因究明では、
    1. どのような具体的現象について、原因を究明するのか
    2. 「なにが、どこで、いつ、どの程度」の支店で、情報を収集・整理する
    3. 比較対象を設定し、違いを発見する
    4. 違いを確認しながら、変化を発見する
    5. 原因(複数)を推定する
    6. 複数の原因(候補)を消去、絞り込む
    7. 対策を策定する
  • 意思決定では、
    1. なにについて、決めるのか
    2. どんな目標が考えられるのか、複数挙げる
    3. 目標を分類し、ウエートをつける
    4. 複数の選択肢を起案する
    5. 1つひとつの選択肢を評価する
    6. マイナス要因とその対策を検討した上で決定する
  • リスク対応では、
    1. どの事案についてのリスクを考えるのか
    2. 実施計画を確認する
    3. 重大な領域はなにかを確認する
    4. 将来、起こりうる問題の想定と評価
    5. なぜ、そのようなことが起こるのかを想定
    6. 予防対策を設定する
    7. 発生時の悪影響を軽減する対策の設定
    8. 総合評価
  • 単なる質問の力や、相手を言い負かすため力ではなく、オープンな議論によりきちんと問題点と根拠を踏まえて、複数選択肢の中から選択していくコミュニケーション力としての「議論する力」ということができると思います。
  • 会議を生産的なものとし、問題の特定や決定におけるブラックボックスをなくしていくために、不可欠な技能であると思いました。

01/31/05 ミリオネーゼの手帳術

  • ある若手ビジネスマンの研究会で話をするにあたって読んだ手帳術関係の本の1つです。(株)イー・ウーマン社長などとして忙しく活躍している佐々木かをりさんの本『ミリオネーゼの手帳』(河出書房新社 平成15年12月刊)です。
  • スケジュールを、やるべきことのみならずしたいことも含めて、発生した瞬間に、必要な時間が目に見えるように手帳に書き込むことにより、24時間が変わるとしています。
  • 基本的には、これまでに発表された時間活用法と同様の内容ですが、スケジュールが発生したその場でいつやるべきかを決める、チェックボックスを付けて終了したかをチェックするというように、時間の確保と実行を徹底している点に特徴があると思いました。

08/19/04 いまどきの部下取扱説明書

  • 『いまどきの部下 取扱説明書』(河出書房新社 平成16年5月刊)を読みました。いろいろな社員のタイプと対応法を書いたものです。
  • 小林さんによれば、概して、人の特性は5つの要素によるとされています。
    1. 凝縮性因子 自らを固定・強化しようとする力の源泉。思い入れ。
    2. 受容性因子 自分の外部の状況を受け入れようとする力の源泉。思いやり。
    3. 弁別性因子 自らの内部・外部の状況を、適・不適などに見分けようとする力の源
              泉。割り切り。
    4. 拡散性因子 自らを拡張・発展させようとする力の源泉。攻め。
    5. 保全性因子 自らを保全・維持しようとする力の源泉。守り。
  • その結果、「オモシロソウ科」「ヨシ!イクゾ科」「コレデイカガ科」「マズイッス科」の合計24タイプに分類できるというものです。ウケるように、おもしろおかしく書いてありますが、一読して心理学を踏まえたものだと思いました。
  • 知人に試してみたところ、気分により点数が変わるなどその時の心理状況に影響されることなどがありましたが、概して当たっているように感じました。
  • 職場のメンバーの能力・特性を、どのように把握・評価するかは難しい問題ですが、それが必要なのは確か。この本は結構参考になると思いました。

08/19/04 リーダーシップの教科書

  • 友人に薦められて、阪本啓一『仕事でワクワクするための リーダーシップの教科書』(日本実業出版社 平成16年3月刊)を読みました。リーダーシップの源を明快に描いていて、非常によかったです。
  • 阪本さんは、青空を自由に高く飛ぶ飛行機のイメージで、リーダーシップには7つの力が必要だとしています。
    1. 好きのオーラ      仕事を愛して、愛し抜く
    2. 思い描く力       斬新な着想でビジョンを描き出す
    3. 育成力         人を育てて自分も学ぶ
    4. コミュニケーション力 言葉を尽くして心を通わせる
    5. 戦略思考力      やるべきことを選び取り、宣言する
    6. 戦術実行力      自分の力で徹底してやり通す
    7. 倫理力         高い志を持つ。
  • 「好きのオーラ」は飛ぶ力の源。思い描く力と育成力が胴体。戦略と戦術の力が翼、コミュニケーション力が尾翼。そして、パイロットのハートが倫理力です。
  • まず、仕事への「義務」ではなく「好き」の波及が、チームを感化し引っ張る源となるというのは納得でした。少なくとも現在はそういう時代だと思います。そして、ビジョンを描く力と育成力がリーダーの要であり、コミュニケーション力がチームの方向を決めるというのも、まったくその通りだと思います。

07/29/04 行政マンの仕事術

  • 『地方自治行政ファーストステップ』は、私が入所した平成13年現在、ほとんど唯一の実務のマニュアル本でした。新宿の紀伊国屋書店に並ぶ行政の文献は、ほとんど制度を解説したものであり、ノウハウ本が多く並ぶビジネス分野とは対照的だったのです。
  • その後、伊藤章雄著『行政マンの仕事術』が刊行されました。伊藤さんは続刊である『行政マンの文章術』をはじめ、多くの本を書いてらっしゃいますが、実務の中で得た経験は本当に参考になります。理想論も大切ですが、現実の中でどうやって行うかということがセットでなければ、実際に実現することは困難だと思うのです。まして、行政の現場ではマニュアル等が未整備の場合が多いのですから。
  • ただ、率直に言えば、まだまだスローガン・心得的なものが多いと感じます。仕事の力とは、マインド(意欲×意識)と能力(知識+技術)で表されるものであり、仕事術」というからには、もっと単純に技術部分を充実させなくてはならないと思います。
  • もちろん、マインドこそが核心であり、仕事とその人の成長を大きく左右するのだと思いますが、本人の性格等にも影響される難しい部分。一方、知識と技術は、正しい方法で勉強・練習すればほとんどを身に付けられるものであり、だからこそ、より多くの人が身に付けられるようにしていく必要があるのだと考えます。
  • 本棚で紹介した『仕事の常識完璧マニュアル』『仕事のコツが身につく本』は、数あるビジネスの入門書の中で、内容が具体的かつ明快であり、必要なポイントをほぼ網羅しているものとして、私がおすすめできるものです。もちろんマインドな部分にも触れていますが、きっちり技術としてまとめられていると思いませんか?
  • 『仕事の常識完璧マニュアル』では、マナーや応対・文書などの基本的な技術について、ポイントがまとめられて参考になります。基本的な要素は行政と共通すると私は思いまbす。『仕事のコツが身につく本』は、仕事の無駄をなくす方法、スケジューリングやメモ・ノート術、業務改善など、仕事を向上させていくための技術がまとめられて参考になります。多少、業務形態は違っても、効率的な仕事が求められるのは行政も同じはずです。この意味で、技術については、ビジネスに学ぶべき点が多くあると思います。
  • ところで、『仕事の常識完璧マニュアル』の筆者、中島孝志さんの最近の著作に『大人の仕事術』という本もあります(主婦の友社 2004年7月刊)。その主張は明快!「大人の仕事はガキの使いではない!」ということ。「習ってない」「はじめてだからできない」ではなく、考えた価値の高い仕事をする。これでこそプロだと思いました。
  • また、『知的生産性向上システムDIPS』(小林忠嗣著 ダイヤモンド社 1992年1月刊)も、ちょっと古いのですが、具体的に技術向上を図るツール群が参考になります。特に、業務を分解し、優先付けし、スケジュールに落とし込むDIPSシートや、根回しの順番を考えるシートなど。曖昧に考えるのではなく、ツール化していく。こういう姿勢も大切だと思わされました。

07/27/04 滞納整理の実践論

  • きちんと滞納整理されていない場合が多い国保税の実態を踏まえ、窓口対応以下の滞納者との対応について、実例を踏まえた具体的な説明が素晴らしい。少なくとも国保税について、類書を見ない。
  • 例えば、「○×に対する事例」のように、それぞれ具体的な事例が載っているのが非常に参考になった。特に交渉の経緯は有難い。
  • ただ、国保税を、納税課ではなく、国保主管課が徴収している場合、少人数で管理と徴収の両方を窓口応対しつつ進めていかなくてはならない。本書のとおりに、日々の業務の中でこなせるかは非常に厳しいと感じた。
  • チームの編成や管理事務も含め、帳票などのツールの改善事例などにも踏み込んで、どう実務の体制を作っていくかというアドバイスがあると、さらにうれしいのだが。
  • しかし、国保税徴収担当必読書に間違いなし。続刊「滞納処分編」の一刻も早い刊行を楽しみにしています!!!

07/27/04 読書録開始

  • 読書録、開始しました。
  • 市役所の仕事を学ぶ中での読書について、ナマの感想をつれづれと書いていきます。

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