江 雪・・・ 柳 宗 元

千山鳥飛絶
萬徑人蹤滅
孤舟蓑笠翁
獨釣寒江雪

「書き下し文」
千山(せんざん)鳥の飛ぶこと絶え
万径(ばんけい)人の跡滅(き)ゆ
孤舟(こしゅう)蓑笠(きりゅう)の翁
独り釣る寒江(かんこう)のゆき

「通解」
あらゆる山には飛ぶ鳥の影が消え、あらゆる径には人の足跡が消えた。
ポツンとある一つの舟には蓑笠の老人が独りでこの雪の川で釣り糸を
垂れている。

「作者」
柳 宗 元(773〜819)、河東(山西省永済)の人、字は子厚、793年の進士。
805年、王叔文、葦執誼らを中心とする改革(宮市の廃止、宮女の開放、悪徳官吏の追放等)に参加するが、順宗の退位により失脚する。任地の柳州にて死亡。韓愈とともに古文復興運動の旗頭で「韓柳」と並称される。


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