春雪 劉方平
飛雪帯春風
裴回乱繞空
君看似花処
偏在洛陽東
「書き下し文」
飛雪春風を帯び、
裴回(はいかい)乱れて空を繞(めぐ)る
君看(み)よ花に似たる処(ところ)、
偏(ひとえ)に洛陽の東に在り
「通解」
舞う白い雪が春風をはらみ、さ迷いながら空一面に乱れ飛んでいる。
君よごらん、あの花吹雪のある処を。洛陽の東にばかり偏っているではないか。
「作者」
唐の時代、河南の詩人、劉方平の詩です。「唐才子伝」によると白皙の美男
だったとか。人に仕えることをせずに穎陽の大谷に隠棲していたようです。
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