秋思 ・・・張籍
洛陽城裏見秋風
欲作家書意万重
復恐怱怱説不尽
行人臨発又開封
「書き下し文」
洛陽城裏(じょうり)秋風を見る
家書を作らんと欲して意万重(ばんちょう)
復た恐る怱怱(そうそう)として説きて尽きざるを
行人発するに臨み又封を開く
「通解」
洛陽の街の中に秋風を立つのを見る
家への手紙を書こうとすると思いは次から次へとつのる
それに慌ただしくて意を説きつくせなかったことが気にかかる
使いを出すに際してまた手紙を開いて確認する
「作者」
張籍(768〜830)・・中唐の詩人、字は文昌、和州烏江(安徽省和県)の人。
貞元15年(799) の進士。韓愈の門下、その推薦により国子博士となり、国子司業に至る。
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