ここでは、耳の病気についてお話しします

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 耳の構造

■耳の中は、図のように、伝音系(音を伝える部分):外耳道・鼓膜・耳小骨と、感音系(音を感じる部分):内耳の二つに分けられます。
■耳介、外耳道を通って入った音は、鼓膜で受け止められます。鼓膜から耳小骨を伝わった音は、集められ強められて、音を感じ取る器官のある内耳に送られます。
■内耳の中には、音を感じ取る神経の細胞があります。ここで感じ取られた音は、神経の中の電気の流れに変わり、脳に送られて始めて音としてわかるのです。
■内耳には、音を感じる器官とは別に、体の位置を感じ取る三つの半器官と耳石という器官があります。
これらの異常でもメマイが引き起こされます
■鼓膜の奥の部屋(鼓室)と鼻の奥の方は耳管で繋がっています。耳管は、鼓膜の外と内の気圧が同じになるように調節する役割をしています。
鼻やのどの細菌がこの耳管を通って鼓室に入り中耳炎を引き起こします。


 外耳の病気

外耳(道)は、耳介から鼓膜までのトンネルです。耳介に近い部分は普通の皮膚と同じ構造です

■外耳道湿疹・外耳炎
皮膚と同じ構造ですから湿疹も出来やすいです。痒くなり、いじっているうちに、じゅくじゅくしてきたり、痛くなる事もあります→外耳炎。皮膚に出来た湿疹と同じで掻いては悪くなる一方です
また毎日耳掃除をされたり、湯上がりに耳を掃除する人がいます。やりすぎは禁物です
ごく稀ですが、耳介や外耳道の入り口に黒いカサブタが出来て痛くなることがあります。これはウィルスが原因の耳介ヘルペスの可能性があります。早めに受診して下さい

■耳垢(栓塞)


■外耳道異物


 急性中耳炎

中耳は鼓膜の奥にある部屋です。音を内耳に伝えるための小さな骨(耳小骨)があり、耳管という管で鼻の奥とつながっています

■急性中耳炎(痛い中耳炎)は、その耳管を通って鼻や喉の細菌が中耳に入って引き起こされます。
中に入った細菌の量が増えてくると内側から鼓膜を押すために痛みが生じます。圧力に負けて鼓膜が破け耳漏が出ると痛みは無くなります。
当然音の伝わり方も悪くなるので、難聴、耳閉感(耳が塞がった感じ)を伴います。
急性中耳炎は幼少児に多く、その前に鼻風邪を引いていますので鼻風邪の治療を早めにすることが大事です

■右の写真は、正常な鼓膜です





 慢性中耳炎

■慢性中耳炎の症状は、鼓膜穿孔、難聴、耳漏の三つです
耳漏は持続的に出る場合と、断続的な場合とがあります
難聴は鼓膜穿孔の場所や大きさの程度により異なります
原因は急性中耳炎が適切に治療されなかったことが多いです

■右の写真は鼓膜の上の方に穿孔があります


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