ミラン(2000-01シーズン)


今シーズン最後の試合は見る必要も無い試合でした(2001/6/17)

   最終節の34節はアウェイのレッジャーナ戦で、2-1で負けました。レッジャーナはセリエB落ちになるかもしれず、残留を掛けたホームでの試合でサポーターの応援には鬼気迫るものがありました。ミランは3バックを採用し攻撃を厚くしました。しかし、前半は中盤でのプレスが厳しくパスが通らない状態でした。後半5分に両チームともに選手を交代しました。レッジャーナはフレービィをコッザに、ミランはホッキ=ジュニオールをサーラに替えます。更に20分レオナルドをバに、対してザンケッタをコスタに替えました。23分に左サイドのコマンディーニからカラーゼがパスを受けてシュートをして先制点を取り、31分にレッジャーナが同点としました。ミランが得点したころから、明らかにレッジャーナに得点を許すような甘い守りになります。すでにチャンピオンズリーグの出場権から脱落しているため、勝っても負けてもミランにはメリットが無い試合であったため、消化試合の雰囲気で、ひとり得点王争いをしているシェフチェンコが果敢にゴールを狙おうとしましたが、暴動が起こりかねない雰囲気で他の選手は力を抜いていました。35分にはコマンディーニをビエルホフに交替させ、最後の顔見せが行われました。37分にココのクリアミスをしたボールをコスタが流し込んで2点目としました。これ以降は早く笛が吹かれるのを両チームともに待って、試合終了するとミランの選手はサッサと会場を後にしました。(2001/7/10)

ミランより、バッジョ!!

   33節のミラン対ブレシアは、1-1で引き分けました。前半30分ロッシが背中を痛めて、久しぶりにアッビアーティが出場しました。先制点はミランで後半19分にコマンディーニからホセ=マリに渡り、相手を1人、一回転して外しミドルシュートを決めました。これに対して24分にブレシアにペナルティ手前右にフリーキックが与えられ、バッジョが直接ゴール右隅を狙いました。この位置からここに蹴るのは相当な技術が要求されます。アッビアーティは何とかこれをセーブしてコーナーキックに逃げるのが精一杯でした。続いてバッジョが入れたボールをバキーニがシュートして同点に追いつきました。その後25分にミランはグーリーをダイーノに交替しました。ブレシアはビーゾリをコレアに、43分にはバッジョをガッリに交替させました。45分には若い観客がピッチに押し入り、シェフチェンコに抱きつき、すぐに出されるというハプニングがあり、気合を削がれロスタイム2分を持って終了しました。
   やはりバッジョはスパースターです。イタリア代表に是非とも復帰して欲しいと願っています。(2001/7/10)

ローマに意地を見せたミラン

   32節は、スクデット目前のローマと対戦しました。2位と3位が負けて、ローマがミランに勝てば優勝が決まる試合とあって、スタィデオオリンピコは気合の入った歓声に包まれていました。前半はローマが優勢でしたが、ミランが47分にセルジーニョのコーナーキックをココがヘディングで決めました。カペッロ監督は後半からデルベッキオ代えてモンテッラを投入してきました。13分にカラーゼがモンテッラにファウルをしたうえに小突いたため、カンデラがカラーゼに突っかかったことで2人ともレッドカードで退場になり、両チーム10対10になりました。19分にモンテッラが右サイド中央に入り、ループシュートを決め同点としました。21分にモンテッラに対してマルディーニがファウルしたと判断され、これにセルジーニョが抗議したところ、レッドカードをもらってしまい退場になりました。これで10対9での戦いになりました。24分にコマンディーニをパブロ=ガルシアに、33分にグーリーをチャモに交替しました。ロスタイムが5分となった後に48分にローマはトッティを下げ中田英寿を投入し、ミランも同時にレオナルドを入れました。結局1人少ないミランが、意地を見せて、1-1の引き分けとしました。(2001/6/4)

新体制で2敗目

   31節、ミラン(5位)対フィオレンティーナ(10位)は、1-2でミランが負けました。前半11分、ペナルティエリア手前左からキエーザがフリーキックを決めました。19分にはジュンティがしてはいけない場所でヘディングによるバックパスをしてしまい、走りこんだキエーザが持ち込んで2点目を決めました。ミランは29分に中央のジュンティから右サイドのヘルベグにパスし、クロスを入れ、コマンディーニがスルーして、シェフチェンコがゴールを決めました。後半は15分にジュンティを下げて、レオナルドを投入、24分にコマンディーニをビエルホフに代えました。27分には足を痛めたコスタクルタをグーリーに交替させました。ビエルホフは3回ほど決定的な場面がありましたが、決めることができませんでした。(2001/6/4)

第30節ダービーマッチ、0-6の大勝

   5位同士のインテル対ミラン、伝統のミラノダービーは0-6のミラン圧勝となりました。1918年8-1でミランが勝ったとき以来の記録だそうです。監督同士は師弟関係にあり、インテルのタルデッリ監督は、マルディーニ監督を父と呼んでいるくらい親しいとのことで、マルディーニ監督としても戦い難い相手だと試合前にコメントを出したそうです。前半3分ミランのセルジーニョが左からドリブルで持ち込んでセンタリングし、コマンディーニがフリーで倒れ込みながら左足でシュートを決めました。これは彼にとってセリエA初ゴールです。続けて19分再びセルジーニョがゴールラインの深いところからクロスをあげ、コマンディーニがヘディングでジャストミートさせて2点目としました。この日はガッツューゾが気合と動きとも素晴らしく後半はいつものように無駄なパスがでますが、前半はインテルの攻撃の目を早々と潰して良い仕事をしていました。34分インテルはファリノスを下げコーエーに交代させました。さらにディビアッジョをセードルフに代えて後半に臨みます。9分右サイドのフリーキックをジュンティが直接入れます。直接狙ったというよりも誰も触れなかったことが幸いして相手キーパーが幻惑されたからによるものでした。ジュンティは今期初ゴールです。ミランは12分に疲れが見えたコマンディーニをホセマリに交代させます。22分左サイドからセルジーニョがセンタリングを上げフォアサイドからシェフチェンコがヘディングで4点目とします。26分ジュンティをグーリーに交代させました。31分にイライラした若いインテルファンが乱入して、フリーキックしようとしたコスタクルタにつかみ出されるというハプニングが起りましたが、33分カラーゼが左サイドから持ち込んでゴール前に流し、シェフチェンコが走り込んで5点目を決めました。36分シェフチェンコからパスを受けたセルジーニョがドリブルで中央に持ち込み自らシュートを放ち6点目としました。37分には大活躍のシェフチェンコをレオナルドに交代させています。(2001/5/16)

新体制7試合目で初黒星

   第29節ペルージャ(10位)対ミラン(5位)は、2-1でマルディーニ監督が率いて初めての負けとなりました。今シーズンは第12節(2000/12/23)でミランはホームにも関わらず、ペルージャに1-2で敗れています。ペルージャは前半5分アン=ジョン=ハンがペナルティエリア内で左からパスを出し、ブリーザスが走り来んで先取点を上げました。ミランは31分にペナルティエリア内でカラーゼがヘディングしようとジャンプしようとした際に後ろからファウルを受け、PKとなりシェフチェンコが決めました。後半は5分にペルージャのコーナーキックをキーパーのロッシが直接キャッチするもののボールを取り損ねこぼしてしまい、再びブリーザスが2点目を決めました。ミランは20分にはビエルホフをコマンディーニに交代、ペルージャは23分アン=ジョン=ハンを下げてロビアーティを入れます。更にミランは28分にジュンテイをレオナルドに、38分セルジーニョをグーリーに代えて交代枠3枚を全て使うものの反撃できませんでした。この日は、ロッシの致命的なミスや前半カラーゼがバックパスを相手に取られてしまい決定的な場面をつくられるといったミスがありました。それに加えて攻撃のために起点となるキープレーヤーが不在で単調な両サイド攻撃の繰り返しで、相手ディフェンスに早め早めに潰されるため、ほとんどチャンスをつくることができない悪いときのチーム状態に陥りました。(2001/5/16)

勝つことができても、不調のミラン

   第28節ミラン対ベローナは、1-0でなんとかミランが勝ちました。ホームにも関わらず、前半から攻撃の組み立てができません。シェフチェンコとビエルホフのトップ下にキープレーヤーとなる人間がいないため、攻めるためのパスが通らない状態が続きました。後半途中からジュンティを下げて、ボバンを投入しました。これにより前線へパスが送られるようになります。23分にペナルティエリア内のビエルホフにボバンがスルーパスし、相手キーパーがビエフホフに反則を犯してPKとなり、シェフチェンコがゴールを決めました。ボバンが起点となってシュートまで行くチャンスが増えるものの、守備が悪く何度も危ない場面を与えてしまう展開となりました。攻撃においてセルジーニョの悪い癖で自分本意のやりかたでシェフチェンコとコンビネーションが取れないシーンが少なくありませんでした。うまく行かないときほどセルジーニョは悪い印象で目立ってしまいます。(2001/5/8)

5試合目で、なんと3失点!

   第27節レッチェ対ミランは、3-3の引き分けです。最近ミランはアウェイで勝ちが無いのですが、無失点が続いていることもあり、下位のチームということで勝てると期待したのですが、ギリギリでドローに持ち込みました。4連敗のレッチェでしたが、終始攻め続けました。前半35分にPKでルカレッリが最初に得点します。対してミランは38分コーナーキックでこぼれたボールをビエルホフが押し込み同点にし、42分にセルジーニョが左サイドからセンタリング、シェフチェンコがヘディングで決め1-2で折り返します。後半開始直後15秒にレッチェのボゴリネッツが2点目で早々と追いつき、22分にフリーキックをヘディングでサビーノが3点目を決めました。ホームのレッチェは逃げ切りをはかるべきでしたが、中途半端な戦い方で44分にフリーキックのセットプレーでカラーゼがゴールして、からくも同点に追いつかれました。それにしても判らないものです。固い守りになってきたと安心していたのですが、3失点のミランは次節までにさらに守備の強化が必要です。(2001/5/1)

ミラン、4試合連続無失点

   第25節ナポリ戦はアウェイでスコアレスドローに終わりました[解説:この試合の放送が無かったため、ダイジェストで確認しました]。
   続く第26節はウディネーゼをホームに迎え3-0で完勝しました。前半9分フリーキックが低いボールとなり、ペナルテイエリアで受けたカハ=カラーゼが反転してシュート、ディフェンダーに当たってゴールに吸い込まれました。33分にセルジーニョが左サイドを駆け上がり、クロスと見せかけて直接シュートしてキーパーの頭を超え2点目としました。3点目は後半27分にシェフチェンコがペナルティエリア内で2人かわして、技ありのゴールを決めました。これで監督交替から4試合連続無失点です。チーム全体に余裕が出てきていますが、ひとりオリバー=ビアホフに元気がありません。ゴールに向かっていく気迫が感じられず、役に立っていません。W杯ドイツ代表チームでも出番が無くなっており、キャプテンはカーンに交替した模様です。ミランから出るとの情報が流れ、今期限りは間違い無いでしょう。(2001/4/23)

ラツィオに勝ち、2連勝

   ベルルスコーニ対ディノ=ゾフ。昨年EURO2000ファイナルでイタリアが負けたことをミランのベルルスコーニ会長が批判したことで、代表監督だったゾフが7月に突如辞任した背景があり因縁の戦いと呼ばれたスタディオ・ジュゼッペ・メアッアでの試合(第24節)は、ミランが1-0で完封しました。ラツィオとしてはスクデット争いに残るために負けられない試合でしたが、この結果により首位争いから脱落した模様です。ミランは来シーズンのチャンピオンズリーグに参戦するために4位圏内を目指せる希望が出てきました。
   前節からの4バックでのミランは、堅い守りが戻ったと言える状態で、前半ラツィオに漬け込む隙をつくらせません。お互い決定的なチャンスを作ることができない五分五分の重苦しい展開になりました。後半開始早々からミランが押し始め、ボバンのヘディングシュートで1点をもぎ取りました。その後、ラツィオに決定的な場面があったもののミランの守備は安定して危なげなく、1点を守り切りました。元イタリア代表監督同士の戦いでもあったこの試合は、マルディーニ監督に軍配があがり、就任以来2連勝としました。(2001/4/4)

ミラン新体制で勝利

   3/14にアルベルト=ザッケローニ監督が更迭されました。3/18の第23節からチェーザレ=マルケディーニ監督(パオロ=マルディーニ選手の父)がミラン・ユース監督のタソッティをアシスタントに、残り12試合を指揮することになりました。ミラン対バーリ戦は、4-0の圧勝です。フォーメーションは3-4-3から4-4-2になり、守備の安定を最優先にしました。バーリは最下位でアウェイということもあり、対戦相手に救われました。また、チャンピオンズリーグが終わったことで、選手の重圧感がなくなった印象を受けました。
   ザッケローニ前監督は98-99に就任しました。セリエAの下位チームだったウディネーゼを3位にした実績から、立役者であるビエルホフとともに低迷していたミランに移り、そのシーズンにスクデットをもたらしました。翌99-00は国内3位でチャンピオンズリーグは一次グループ敗退、今期は国内8位で2次グループ敗退をもって解任されました。今のミランでは3-4-3システムは誰が見ても無理があることがわかっていながら、最後までこのシステムにこだわり続けました。(2001/3/21)                                                         

ミラン、2次グループリーグ突破できず

   ミランは、対デポルティボ ラコルーニャ戦1-1で引き分け、Bグループ2位を確保できず、チャンピオンズリーグを終えました。これでイタリア勢は全て姿を消しました。
   2次グループリーグの最終戦は勝たなければ、クォーターファイナルに進出できないため、ベルルスコーニ会長が観客席で見守る中、背水の陣で試合に臨みました。アウェイのデポルティボ(スペイン)は、引き分けでも突破できることもあり、終始守備的に布陣して失点しないことに努めました。今のミランでは、徹底的に守られるとこれを崩すことはできません。PKで失った点を、PKで取り返すだけという結果しか残せませんでした。(2001/3/14)

絶望的なミラン

   2000-2001シーズンは、欧州サッカーをイタリアのミランを中心にTV観戦しています。今週はセリエA第22節アタランタ対ミラン戦を見ました。オウンゴールで得点したのみで1-1の引き分け、相変わらず勝つことができない状況が続いています。第18節から5試合、約1ヶ月近く勝っていません。

   明日早朝4時半からチャンピオンズリーグ2次リーグ第6節ミラン対デポルティボラコルーニャ戦を見る予定です。こちらの2次リーグでも過去5試合で1試合しか勝っておらず、チャンピオンズリーグでベスト8に進出は絶望的と感じています。しかし、今期ずっと彼らを見てきた者として、明日は気合を入れて観戦します。(2001/3/13)





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