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共通戦略その5 〜 ユニットの相性



登場人物紹介
yurix

メキメキと実力を伸ばし近頃では飛ぶミュータリスクをも落とす勢い。

Espoman

油断しているうちに教え子たちがどんどん強くなり地位が危ぶまれてきた指導教官。 ボディーブレードで基礎体力作りからはじめようかと画策している。


[yurix]

たまにはプロトスでもやってみるか。おおっと、これがズィーロット だな。・・・う〜ん、確かに強いけど、他にどんなユニットと組み合わせるのがいいんだろうな。


[Espoman]

マリーンとは違うのだよ、マリーンとは!!ビシュッ!バシュッ!


[yurix]

ぐわっ教官! 速い!? しかし当たるか!


[Espoman]

やる・・!


[yurix]

歯食いしばれ!!そんな大人!修正してやるー!!!


[Espoman]

これが若さか・・・。


[yurix]

・・・ガンダ○遊びはこの辺にして、早いとこ講義に移ってくださいよっ!!


[Espoman]

はっ、すまん、赤い彗星になりきってしまったよ。では今回は「瞬間攻撃力」についての解説だ。 君は時の涙を見る。


■ あしたのために その4 〜 瞬間攻撃力を高めろ
[Espoman]

今回は「瞬間攻撃力」についての講義だが、まず瞬間攻撃力とは何かを説明しねばなるまい。 まあ、ようするに文字のごとく「ある瞬間におけるユニット群の攻撃力」と言ったところだな。


[yurix]

ふむふむ、それがどう戦略と関わって来るんでしょうか。


[Espoman]

まあ聞け。瞬間攻撃力とは、あくまで瞬間の攻撃力だ。例えば歩兵の一団で敵部隊と戦闘になったとする。 この時、歩兵が移動中だったり一箇所に固まっていなかったりすると一時的に戦闘に参加できない状態の 歩兵が居ることになる。同じ歩兵6人でも、6人が全員攻撃している状態と、6人のうち4人が攻撃して 2人が移動している状態では、前者の方が瞬間の攻撃力は高いと言える。


[yurix]

なるほど。つまり瞬間の攻撃効率とも言いかえられますね。


[Espoman]

うむ、その通り。では、この瞬間攻撃力の視点からズィーロット マリーンの戦いを解析してみよう。

まず、ズィーロットとマリーンがサシで戦った場合ズィーロットの方が圧倒的に強いのは周知の事実だ。 ズィーロットの生産コストはミネラル100だ。同じコストでマリーンが2体生産できるが、ズィーロット 1 とマリーン 2の 場合も同様にズィーロットが勝利する。

しかし、お互いの数が増えてくるとどうだろう。驚くことにその関係は逆転する。そのメカニズムは 瞬間攻撃力の観点からみると非常に明確だ。ズィーロットは知っての通り直接攻撃型のユニットだ。 直接攻撃タイプのユニットは、敵に密着しなければ攻撃することができない。そのため直接攻撃 タイプのユニットがある程度の数以上になると攻撃対象のユニットを囲み尽くしてしまったり、 前方に居る見方ユニットが邪魔になったりと言う状況が生まれ、ある瞬間実際に戦闘に参加している ユニットの数が、用意したユニットの数よりも下回るようになる。

対してマリーンは間接攻撃タイプのユニットだ。間接攻撃タイプのユニットは、敵が攻撃射程 距離内に入ってさえ居れば足を止めたまま攻撃することができる。また、数が増えたとしても 前のユニットと後ろのユニットの共通の射程距離範囲が存在することになり、その範囲へ 入ったユニットへは同時に攻撃することができる。つまり、数が増えるほど一点に対する攻撃力 は高くなる。加えてマリーンはユニット自体のサイズが小さいので密集性能が高く、一箇所に かなりの数を集めることができる。つまり、瞬間的に戦闘に参加できる人数が多いわけだ。


[yurix]

はは〜ん。それである程度の数になると、ズィーロットは瞬間攻撃力が頭打ちになるのに対して マリーンは増えつづけて立場が逆転するというわけですか。


[Espoman]

そういうことだな。更にマリーンがスティムパックを使用したりメディックによって回復してもらったりと サポートがあった場合、ズィーロットは余計に辛い立場に立たされる事になるな。では、どう対処する か。答えは至って簡単。間接攻撃ユニットを利用する、だ。プロトスの場合 ドラグーンがそれに当たるな。ドラグーンは間接攻撃型のユニットであるから、ズィーロットの 後方から攻撃を行うことが出来る。

だからといって、じゃあズィーロットが必要ないかというとそうはならない。ズィーロットは 直接攻撃を行うため敵に近づく。ドラグーンは射程があるため後方から攻撃する。するとどうだろう、 一点に対してズィーロットとドラグーンの二体が一度に攻撃できるため、より瞬間的な攻撃力は 高まることになる。また、ズィーロットがドラグーンの壁になる役割も果たすわけだ。


[yurix]

射程の異なるユニットを組み合わせることで、瞬間攻撃力を上げろってのがポイントですか!


[Espoman]

そうだ。更に航空ユニットなどは地上ユニットとぶつかり合うことがないので、地上ユニットに絡める ことで一点に対する瞬間攻撃力が上がる。また、ユニットの攻撃力アップグレードを行うことで 攻撃力が上昇するのも忘れてはいけない。

ザーグの場合、直接攻撃のザーグリングに間接攻撃の ヒドラリスクをお供につけるのが定番だが、更に ラーカーを加えることで、より一点に対する攻撃力が高まるし ミュータリスクによって更に加速する。

様々なユニットを組み合わせることで、より瞬間攻撃力を高めることができるわけだが、盲点が ひとつある。多種のユニットを用意していると、ユニットを生産できるようになるまでの必要コスト が犠牲となってその分の戦力が不足してしまうことだ。生産と軍事のバランスをいかにうまく 取るかが重要ということだな。


[yurix]

う〜ん、厄介だなあ。


[Espoman]

更に、だ。地形なども瞬間攻撃力の大小に大きく関わることになるぞ。たとえば間接攻撃系のユニットは 狭い通路の手前に密集させると、狭い通路でお互いが邪魔しあって一列になった敵軍を各個撃破することが できる。逆に、直接攻撃タイプのユニットは広い場所ではより多くの敵を囲むことができて 有利になる。敵陣へ雪崩れ込む前に一度手前に終結させて隊列を整えたり、狭い地形から広い地形へ 敵をおびき寄せたりと言った操作は基本と言えるだろう。

また、直接攻撃タイプのユニットは移動速度が上昇すると間接攻撃ユニットに近づくまでの被弾率が下がるのはもちろん のこと、一体のユニットを倒して次のユニットへ対象を変更にした際にかかる移動時間が短縮される ことになり、より瞬間攻撃力が大きくなる。


[yurix]

う、教官、ノート取りが追い付きません、もう少しゆっくり話してください。


[Espoman]

やかましい!!話を聞いている振りをしてノートの隅にパラパラ漫画なんぞ書いているからそうなるんだ! しかもそれは私の大好きなタッチの浅倉南ではないくわっ!!


[yurix]

ぷっ、ファンだったんですか。


[Espoman]

話が脱線しすぎると閲覧者の方々に申し訳無いので決着は後で付けるとしよう。貴様が 酒井若菜のファンだという情報はすでに掌握済みだ!

ゴホン。で、瞬間攻撃力についてだが、瞬間攻撃力を高めるためにはユニットを密集させたり複数のユニットを 組み合わせたりというポイントが重要になるが、ハイ・テンプラーシージェ・タンクファイアバットラーカーなどのように 敵が密集していれば密集しているほど攻撃効率が高いユニットが居ることを忘れるな。逆に言うと 敵が密集性の高いユニットで押し寄せるような場合は、そういったユニットを利用することで より低いコストでより多くの戦果を得ることができる。

また、ロックダウン、ディスラプション・ウェブ、ステイシス・フィールド、メイルシュトローム、 エンスネアなどといった敵の動きを止めたり鈍らせたりすることで単位時間に戦闘に参加するユニット数を 減らし瞬間攻撃力を下げることができる特殊能力も有効活用していきたいところだ。


[yurix]

けっ、偉そうに語りやがって。


[Espoman]

なんだとぉ〜!?偉そうなのはどっちじゃ〜!ドカバキブシューン・・・。