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Zergの概要


Zerg - ザーグ。遥か昔にゼル・ナーガが作り出した生物種。科学技術は有しないものの 桁外れの肉体能力と進化能力を武器に戦います。彼らの最終目的は完全生物への進化であり、 本能的にテラン、プロトスに対し敵対意識を抱いています。



進化さえ理解できればお手の物。

ザーグは見た目からも分かるとおりテラン、プロトスとは全く違った独自の進化体系を持っています。 この特殊な進化体系の理解がザーグを駒として扱うには必要不可欠です。しかし、とっつき難さとは 裏腹に一度理解してしまえば他二種族に比べて驚くほど単純な操作でまとまった戦力を整えることができます。 ザーグを使いこなすために、まずは進化体系を勉強しましょう。

テランやプロトスの場合ユニットは特定の建造内で作られますがザーグのそれは全く異なり、 ラーバと呼ばれる幼生を任意のユニットに変位させることでユニットを生み出していきます。 つまり、ラーバが変位することでヒドラリスクミュータリスク といったユニットへ進化を遂げます。中にはヒドラリスクから進化するラーカーや ミュータリスクから進化するガーディアンなど更にもう一段階の進化によって生まれる ユニットも存在します。この辺りの特殊性がザーグの進化体系が複雑だと言われる所以です。

ザーグは数が武器の種族です。ザーグを使いこなすためには一度に大量のユニットを行動させる操作テクニックが 必要不可欠です。しかし多くの場合は一種類のユニットのまとまりだけで十分に戦えるためテランなどに比べてはるかに 操作は簡単です。また、サプライの役割を果たすオーバーロードが建造物ではなく 飛行生物ユニット扱いであることもあり、建造物がかさばらないところも長所であり初心者にとって嬉しい一点です。 また、すべてのユニット、建造物が生物体に属すため放っておいてもヒットポイント、耐久力が回復します。 ここも初心者にとってはありがたい一面ではないでしょうか。

序盤がカギ。

ザーグは序盤〜中盤にかけてその強さを発揮します。ユニット単体が低コストであるため序盤からまとまった数の ユニットを揃えることができ、ザーグユニットの主力となるであろうヒドラリスクの 生産ラインを早くから確立することができることなどがそれを物語っています。逆に長期戦でテランやプロトスなどがその 戦力を肥大化させてしまうと対応が難しくなります。ザーグのユニットは安価な反面、天敵が数多く存在するためです。 テランのシージェ・タンクヴァルキリー、 プロトスのハイ・テンプラーリーバーなどがその代表で 一度にまとまった数のユニットを倒すにもってこいのユニットに対して、数で勝負するザーグは苦戦を強いられてしまいます。

従ってザーグを使用するにあたって肝心となるのは、偵察と常に攻勢に出る姿勢です。四方八方に目を行き届かせ 攻め続けることにより天敵を生産させない戦い方をしていく必要があります。序盤のうちに優勢に立ち、敵の戦力を 拡大させないように数で包囲していきましょう。

低コスト。

ザーグのユニットは全体を通して非常に低コストです。そのため他種族よりも遥かに多いユニットを生産することができます。 そしてザーグ最大の武器はこの低コストからなる数の暴力です。低コストだけあってユニット単体の能力は低めで非常に 打たれ弱く、逆にいえば数を揃えなければあっというまに殲滅されてしまいます。基本ユニットである ザーグリングなどは50ミネラルで2体生産できるだけでなく、ユニット数も2体で1としか換算されません。ユニット数を 多く消費しないため相対的に他種族よりも多くのユニットを作り出せることは明らかです。

ザーグは次々とユニットを生み出すことが容易な種族ですのでユニットはある程度使い捨てに考えて使いましょう。 この辺りはテラン、プロトスとは非常に対照的と言えます。

有機生命体としての建造物。

ザーグの建造物は作業用ユニットであるドローンが変位することによって形成されていきます。 従って建造物というよりも生命体としての一面が強く、ダメージをおっても耐久力が自動的に回復していきます。またザーグの 建造物はクリープ(Creep)と呼ばれる生物学的な絨毯の上にしか建造することができません。三種族中で建設可能な 範囲が最も限定されるのがザーグです。

すべてが生命体。

ザーグのユニット、建造物はすべてが生命体であり驚くべき回復能力を持ち合わせています。ダメージを負っても放って おけば自然回復により完全に全快します。また生命体であるため地上ユニットはテランのメディック からヒーリング効果を得ることもできます。

オーバーロード。

スタークラフトにはユニットの作成限界数という概念があります。すなわち、いくらユニットを生産したくても そのユニットにエネルギーを供給する何かがなければ生産ができないというシステムです。その供給(サプライ)の 役割を果たす物としてザーグにはオーバーロードがあります。他二種族ではサプライは 建造物扱いなのですが、ザーグに限ってはオーバーロードが飛行ユニット扱いであることろが特徴的です。また、この オーバーロードは輸送機である一面、更にディテクター(Detector)としても働きます。 オーバーロードは他ユニット同様ラーバが変位することによってその姿を現します。