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Jan.30 2010

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【10.01.28】*

●子ども手当の事務費

 子ども手当にかかる経費=事務費は633億円。うちシステム開発費が123億円。育児手当制度より1.5倍の経費がかかるという試算もある。これが今の政府のしていることの実体なのじゃないか、と思う。私は決して現政権のすべてを否定する気も肯定する気もないが、自分の足下を見据えずにただ国民の歓心を買おうとしているあり方に寒々とした未来を見ている。

●子ども手当と給食費未納他

 項を改めて書くほどのことじゃないので追記する。
 今日(1月30日)山梨県知事他が甲府を訪れた鳩山氏に対して経済的に支払えるのに給食費等を未納の家庭に対する子ども手当の減額を申し入れたとのこと。実は給食費未納の問題は当たり前のようになっている。経済的に支払えない家庭については申請して給食費が免除される、つまり行政側が負担することになっているのだが、経済的に支払えるのにシカトする家庭の場合、教員が戸別訪問して支払いをするよう頼んで歩く。ところが、たいていは「あ、明日払います」といってそのまま再度シカトする親が多いという。事実上取り立てられなかった給食費は市区町村は負担しない。払わなかった家庭の子どもに給食を与えないかといえばそうもできず、結局は集まった給食費で払わなかった家庭の子どもの分も作ることになり、給食の質、量を落とさざるをえない。地域によって差はあるが、ひどい地域は相当数の家庭が平気で未納のままでいる。そういう親が増えている。そういう家庭のモラルの低下を等閑視して、子ども手当は巨額の経費を投じて支払われようとしている。さてさて、そういう親が子ども手当を何に使うか、高校の授業料もそうだが行政が監視できるわけがない。どうして金をばらまくのだろうか。参議院選を控えて、権力を握った特定政党が組織ぐるみの選挙違反をしている、と感じるのは私だけだろうか。

 そうそうもう一つ、今日の山梨県の誰だかが、普天間の代替地として忍野村を提供してもいいと言った。軍事同盟のあり方を論じないで、基地の移転が一人歩きする。力で仮想敵国を威圧する「平和論」に異議をとなえるのは時代遅れか。  

 

【10.01.11】

●現金で動かす政治

 子ども手当の無意味さについて去年書いたが、今度は派遣村の就活費。現金ほど「現金なものはない」。ふつうの人間は現金をもらえば喜ぶ。一時的な相手の歓心を買おうと思えば現金を出すのが一番手っ取り早い。ところが現金は使えばなくなる。なくなると人間はもっと欲しがる。自分で稼いだお金はふつうは大切にする。使い途も十分に考える。しかし、いわゆる不労所得はあぶく銭である。いくら使い途を指定したところで、相手が現金だと使われ方はもらった者次第である。お上が各省庁に配賦する予算だってその使われ方がおかしいと言われる時代である。子育て費、あるいは仕事探しの交通費だといってくれてやったお金がどう使われるか正確にフォローできるわけがない。そもそも、ゲンナマをくれてやってその使い方にクレームをつける方がおかしい。生きることに窮している失業者の一番の目標は仕事を見つけ、生活を軌道に乗せることである。したがって、給付されたお金はそのために使うものであって使用目的を外すのは論外である、とクレームをつける政府機関の認識の甘さといったらない。彼らの生活の、人間としての生活の実態を見ていない。
 家もなく、年越しもできない彼らに寝食の場を提供することの必要性はあったのだろう。だからといって仕事のある国民すべてが余裕をもって暮らせているわけではないのだ。そこから吸い上げた税金をどう使うか、失業者が酒やタバコに使ったといって目くじらを立てる政府の税金の使い方にまずもってクレームを呈すべきだろう。失業者たちだって酒も飲みたいだろう、愛煙家ならタバコも吸いたいだろう。彼らが現金を手にしたときの思いはとってもよくわかるのだ。つまり、国は彼らに「ひもつきの現金」を渡したのだがその「ひも」はたぐり寄せることができないお題目にすぎなかった。国がなすべき方策をはしょってとりあえず金をくれたのである。政府は自らが取り組むべききめのこまかい事業を行わずに、手っ取り早く金で人々の歓心を買ったのだ。
 就労基盤の整備や育児関連のインフラ整備をせずに金で国民を釣ろうとする無策さが今の政権の無能さなのだ。いや、むしろ国民の税金を使って票を買う手段にしているのだ。かつて金で何でもできた金権政治の時代が不況の今も裏返しで続いている。

 

【10.01.03】

●ボルボの給油口フラップを開ける方法(1)

 ボルボの給油口の外蓋(フラップ)が開かなくなるという経験をされた(現に今そういう状況にある)人の数を統計的に調べたことがないので、どのくらいいるのかはわからない。が、質問箱サイトやお助けサイトやあるいはボルボファンのサイトなどでチラホラ見かけるのでたまにはいるようだ。このような事態に陥ったとき、近くにサービス工場が開いていれば、マニュアルどおりサービス工場へ行けばいい。ところがとんでもない僻地へ遊びに行って給油しようとGSに立ち寄り、フラップが開かないということになったらどうするか。
 古いボルボの場合、手動で開ける手立てがあった(その車のマニュアルを見ればちゃんとでているのでそれを参考にしてください)。ところが私のボルボ(2002年以降)はフラップを手動で開ける「公式の」方法はなくなっている。下火のボルボはディーラーの数も減り、サービス工場へ持ち込むのも都会に住む人でないと一苦労する。大晦日にその状況に陥り、正月のまっただ中に「開けることができない!」と気づいた私は雪のぱらつく八ヶ岳の山中で立ち往生したのである。買ったときに世話になったセールスの若者(彼は当時入社したばかりだった)に正月の2日に電話をした。とっても心配して何度も電話をくれたが、どこも工場が閉まっているために彼にはどうしようもなかった。
 そんなとき村の小さな自動車工場の親父さんに電話すると「とにかくやってみるか」と言ってくれ、三が日の最後の今朝、私は山を下って一つだけシャッターを開けて待っていてくれた修理工場へボルボを乗りつけた。ここの親父さんは私が欲しいと言った古いジープ型の頃のジムニーを見つけてきてくれた親父さんで、山へ行ったときに立ち寄ると、エスプレッソマシンでいれた美味しいコーヒーをいただきながら、古い車の話をして楽しむ。

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 ボルボについての知識はないけれど、道具と経験は十分持っている親父さんと私の共同作業が始まった。

 

●ボルボの給油口フラップを開ける方法(2)

 1月2日、ボルボの対応の悪さに頭に来ていた私はとりあえず850の時代に開けたことがあるフラップを引っ張る針金を探した。リアランプを交換するときに開ける内張りを外し、給油口のあたりを覗くが何も見えない。針金というか、引っ張るような金属もない。次に開けた内張りのさらに前の後部座席のところまで続く内張りも外そうとしたが、内張りは後部座席の少し後ろ側でボルト止めされているため、長いレンチがないと開かない。今のボルボにはタイヤを外すためのレンチとジャッキ以外に工具が付いていない。仕方ないので、無理やり後部だけ開いて中を覗くがやっぱりわからなかった。ボディサイド側にはさらに黒い内張りがしてあってこれを剥がすと束になった配線が見える。中に1本だけ、束とは別の銀色のスポンジでガードされたコードがあり、これが給油口の裏側に伸びている。これだな、という目星は付くのだが大きい内張りを半分こじ開けて覗いているだけなので全体の構造が見えてこない。

 そんなことを前日にしたあったので、修理工場の親父さんにそこまでの話をし、柄の長い10mmのレンチで深いところで内張りを止めてあるボルトを外すことからスタートした。
 「このコードだな。ストッパーを動かしているのは」
 「そうだと思う」
 ラゲッジルームの右側の内張は全部外し眺めていると、昨日気になった黒い段ボールでできたような内張りの後ろにコードが引き込まれているので、この黒い内張りを外した。うまく下げながらやれば、傷つかずに外せる。そこに現れたのが

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である。白っぽい部分がモーターでその右上にコードが刺さっている(写真ではコードは刺さっていない)。フラップの固定や解除は、写真の一番右側の中央部分から横に黒い棒が伸びていて、これが左に動いてフラップを固定し、右に動くと解除される。ドアロックを解除したり、ロックしたりするとこのモータ付近でカチッと微かな音がドアのロックよりほんのわずか後に聞こえる。
 「こいつを取っちまっていいかい」と親父さん。ところが内側からはどうやっても外れない。つまり、このフラップモーターはフラップを開けた給油口側から固定されている。ふだんは気をつけて見たりしないが、フラップを開けると給油口の左上に穴が開いていて、そこに上で見た黒い棒が伸びたり引っ込んだりするのだが、この穴の左側上下に2本ビスが入っており、それでモータ部分が止まっているのだ。ということは、フラップが開かなければモータは外せないということだ。
 そこで、万が一のため、ラゲッジルーム内のヒューズボックスを開け、左側上から8番目のヒューズを抜いて、モータに繋がっていたコードを外した。当然、ドアロックしたり解除したりしても動かない。ところが、写真の黒い棒の中央についた角の丸い逆三角形をしたプラスティックの黒い板(写真では見えない。黄色っぽい輪から右に伸びる黒い棒と二本見える棒(この2本の棒の部分がモーターの白っぽいプラスチックの中に入ると解除されたことになる)その間にこの逆三角形の板がある)を右にずらすと簡単に動いた。荷台から飛び降りて、フラップを引くと開きました! 
 不調のモーターをつけたままにしておいてまた閉まってしまうと面倒なのと、どうせ交換しないとならないので、給油口側から2本のビスを外して、モーターを外した。それが次の写真(前の写真を裏側から撮ったもので、これがボディの内側について、穴の部分と黒いビスが給油口側から見えることになる)。

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 右側の穴がボディの裏側から給油口側に出て来る部分で、そのさらに右側上下のビスは給油口側から止まっているものを外してモーター部分につけておいたもの。写真では穴の中にフラップを固定する黒い棒が出ているのがわかる。

 というわけでかなり荒療治だったが、無事にフラップを開けることができた。本当は作業中の写真を撮っておけばわかりやすかったのだが、そんな余裕はなかった。試行錯誤したけれど、すべきことだけを次にまとめておこう。

 

●ボルボの給油口フラップを開ける方法(3)

 いくら書いても、うまく書けない。けれどきっと困ったら役に立つはず、と信じて、わかりにくい話をさらにわかりにくくするかもしれないがまとめておく。ただし、これしかない、かどうかはわからない。とりあえず私はこうしたという一経験談であり、万人にお勧めするものではない。
 0.時間と場所、もしくは経済的な困難を伴わない場合は、ボルボの言うとおりにする。以下の作業はすべて自己責任で行ってください。
 1.10mmの柄の長目のレンチを用意して、ラゲッジルームの給油口側の内張り(布とシボのついたプラスティック部分)をすべて外す。
 2.給油口真裏あたりを覆っている黒いボール紙のような内張りも外す。
 3.フラップ止めの棒を動かすモーターが出て来るので、モーターの右上のソケットからコードを外す。
 4.この状態で、モーターの左側にある棒についた下向きのプラスティックの板を右にずらすと動く。
 5.フラップは解除されたので開く。私はその後、モーターまで外してみたが、たぶんそのままで大丈夫だと思う。
 6.いずれにせよ、モーターに異常があったと思われるので、サービス工場なり何なりで、部品交換をすることが必要である。

 以上です。今やれば、15分ほどでできると思う。ただ、もう一度書いておくけれど、車と命と同じくらい大切で、髪の毛一本ほどの傷も我慢ならない人には絶対にお勧めしない。ちなみに私はそのうち部品だけ取り寄せて自分で取り付けてみようと思っている。また、今度こういうことがあったら同じようにして解除すると思う。あくまでも自己責任で。

 

【10.01.01】

●新年明けましておめでとうございます

 新年のごあいさつを八ヶ岳南麓から申し上げます。
 今年も家族「Teamののの」全員で新年を迎えることができました。去年の様々な出来事を数え返すことはせず、新しい一年をスタートしようと思います。

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 大晦日の夜明け前から降り出した雪は朝には安曇野を埋め尽くし、八ヶ岳の家族が足のない私を迎えに安曇野に来ることになっていたのですが、雪道経験がない彼女らに山道とチェーン規制のかかった高速を運転できるか、ずっと気を揉んで待っていました。心配は杞憂に終わり、騒々しい女たちは八ヶ岳の数倍も美しい銀世界へやって来ました。
 安曇野の熱い温泉に入り、早めの年越し蕎麦を食べて、大晦日のうちに今度は氷結した道を私の運転で八ヶ岳に入りました。今朝は朝日を見ることが出来る時間には起きられず、さっき部屋から夕陽に輝く富士山を見ました。
 毎度のことながら寝てばかりいるただの山の休日です。今年もこんな調子で続いていけばいいと志低く思っています。

 

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