京和菓子
京都・和菓子コレクション
あなたは 人目の食いしん坊です。

 京都といえばどんな和菓子を想像するでしょうか? この ページでは主にお菓子の話題を扱いつつ、そのお菓子を通 販で買えるようなお手伝いをしようと思っております。もちろ ん実際に京都で買うのが一番ですが、なかなか旅行できな い方は、ここで買った京菓子を食べて京都気分を味わいま しょう。

八つ橋  五色豆  鶴屋吉信  三条若狭屋  俵屋吉富  緑寿庵清水  老松  亀屋友永  長久堂



1、八つ橋について

 八つ橋というのは普通名詞である。というのは京都には無数の「八つ橋」を名のる和菓子が存在するからだ。もちろん本家西尾八つ橋 井筒八つ橋聖護院八つ橋・聖おたべなどがメジャーなところである。聖護院八つ橋・聖は創業が元禄二年となっている。また、本家西尾 八つ橋は創業318年とあるのでこのあたりが古いということなのだろうか。八つ橋という名は、近世箏曲の開祖と呼ばれている八橋検校に 由来する。ちなみにその八橋検校は、京都黒谷の金戒光明寺に葬られているので、そこからもっとも近いところにある「本家西尾八つ橋」 や「聖護院八つ橋・聖」が古くからあるというのも納得できるのだ。
 現在メジャーになってる八つ橋というのは、中に餡が入った柔らかいあの八つ橋なんだが、もとは焼き菓子だったみたいで、その焼き菓 子の形状は琴みたいな反った形をしてるのである。聖護院八つ橋・聖のホームページに行けば、八橋検校が亡くなった後に黒谷参道 の聖護院の森の茶店で、琴の形に似せた干菓子を、「八ツ橋」と名付けて発売するようになったとある、それが事実ならばが「八ツ橋」の元 祖は聖護院八つ橋・聖ということになる。この店の場所は京都大学に近いこともあって、オレは京都に友人が来たときは必ずそこに連れ て行った。別に店に行かなくてもこの八つ橋はとってもメジャーになってるから、駅の売店でも買えるし、楽天市場でも買える。
 しかし、聖護院の地にはもう一件、西尾八つ橋という店もある。試しにそっちのWEBサイトを見ると、本家西尾八ッ橋の歴史は、聖護院 の森の「八ッ橋屋梅林茶店」にさかのぼります。当時、商っていたのは米粉を使って作られた、素朴な「白餅」。東海道を行く旅人 の携帯食としても重宝されていました。とある。うーん、こっちも聖護院の森の茶店が出発点じゃないか。すると茶店が二軒あったという ことなのか。あるいは元々は同一だったのに分裂したということなのだろうか。まあそんなことはどうでもいいことで、問題は美味しいかどう かということだけなんだが。

聖護院八つ橋
西尾八つ橋



楽天市場で購入できる主な八つ橋 (商品写真をクリックすると説明が出ます。)












緑寿庵清水



 緑寿庵清水はチョー有名な金平糖のお店である。創業は弘化4年、伝統を守り続ける本邦唯一の金平糖専門店であり、職人は一種類の 金平糖を作るのに2週間以上掛けて手作りするのである。天然素材を加えると砂糖は固まらないとされたお菓子作りの常識を覆し、天然素 材を用いて風味を出すことを可能にした。ここでは50種類以上の金平糖が楽しめるのだ。なんと、この店の金平糖を買うために東京から わざわざ新幹線で買いに来る馬鹿、いやこだわりの大金持ちさえいるのである。たかだか金平糖ごときなんて決して思ってはならないので ある。この店の究極の金平糖はそれ自体が一つの芸術作品だからだ。つけられたその価格は金平糖の値段ではなく、その匠の技に対す るものと言えるかも知れない。

 そういうこだわりゆえにこの店は撮影禁止である。店の中で金平糖の写真を撮ることができないのである。だからここに写真を載せて紹 介するわけにはいかないのである。実物はお店のWEBサイトの方で確認してくだされ。高級品の値段はとにかくどっひゃ〜と驚くほどの価 格なんだが、この店の金平糖というのは駄菓子なんかではなく究極のお菓子なんだからそれもまた当然の帰結である。京都大学にほど近 いところにあるため、この店の袋を持った観光客が京大周辺を歩き回ってることも多い。しかし、貧乏な学生の多い京大生にとって、この店 はただそこに存在しているだけという意味しかない。実際のところオレも在学中はこの店には全く縁がなかった。残念ながら今も縁がない のである。おそらくこれからも縁がないと思われる。誰かオレにこの店の1万円の金平糖をプレゼントしてくれ!

 老舗の店の割にはなぜか新しい味にチャレンジする精神も旺盛である。バレンタインデーには贈答用のチョコレート金平糖があるし、父 の日にはブランデー入りの金平糖がある。日本酒の金平糖、宝来豆の金平糖、ヨーグルトの金平糖、ブルーベリーの金平糖、トマトの金平 糖などおよそ想像できない味のものもある。婚礼用の金平糖もあるので、ちょっと贅沢な挙式を考えてる方は考慮に入れてもいいかも知れ ない。まだオレはこの店の金平糖を一度も買ったことがないのだが、店にはいるとオレのような冷やかしの客にも試食させてくれるのであ る。それなのにオレはこんな暴言を書いているのである。なんて罰当たりなんだろうか。究極の金平糖、日本に一つしかない金平糖 の専門店、それがこの緑寿庵清水である。









<謝辞>
 このページは現地調査を中心にして作成していて、写真も撮影 者から許可をいただいたものだけを使っていますが、お店の住所 や由来、詳しい情報などを調べるのにこの、「京都・上等な和菓 子」という本をかなり参考にしています。京都の和菓子店に興味 をお持ちになったのであれば、旅のお供にぜひこの一冊を持参 すればいいかと思います。便利な地図がついていて、地域別に整 理されているので、和菓子散歩という形で旅を楽しむことができま す。和菓子の写真もとてもおいしそうに撮れていますし、何よりた いていのお菓子にちゃんと価格情報が表示されてるのがありが たいです。つまらないガイドブックを購入されるくらいなら、この本 を買うことをぜひお勧めします。


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