帰ってきた人形達は思わぬ人物を運んできた。
神社で傷だらけで倒れていたらしい。
少し前に事情を説明してもらい、今は眠っている。
「おいおい、あのルーミアが?」
「事実なんだから仕方ないでしょ・・・。」
聞いた話では、紅魔館にルーミアと霊夢が来た事
霊夢はルーミアの封印を解いた事が判った。
「それじゃあ、パワーアップした宵闇妖怪の対策でも練りましょう」
と本を数冊引き出すパチュリー
ちなみにアリスは、この屋敷周辺に人形部隊を巡回させている。
紅魔館の戦力が全て出てくるとしたら夜じゃなければ無理である。
それでも警戒した方がいいという事で昼間から巡回させていた。
その日できた事といえば
各人の人形の作製と操符の使用訓練
火、日、月、星符の使用訓練
などである。
闇系に対抗できそうな符とそれぞれ連絡用に3人が3人の人形を持つ事になった。
夜になりメイドやレミリアをどうするか話し合っていると
「ん?手負いの幽霊?」
屋敷の周辺を巡回していた人形が逃げてきた妖夢と幽々子を発見したのだ。
貴重な情報が得れるとの事ですぐさま招き入れ事情を聞いた。

なるほどと魔理沙達はうなずく。
1、夜突然の襲撃でしかも相手は見知らぬ妖怪
2、その妖怪の最大の特徴は弾幕、剣技など攻撃全てがすり抜けてしまう事。
この2点の情報を得られた。

1はルーミアと判っている。ただし、2から宵闇の妖怪でない可能性が高い。
あとは夜にしか襲撃していない事。
「情報はこれだけの様ね・・・」
アリスがつぶやく。
ちなみに、妖夢は人形達に手当てをうけている。
「だけど、お嬢様が敗北するんだから相手は吸血鬼より上位の力を持つ事になるわね」
あ!
と魔理沙が何かに気づく。
「もしかして夜なんじゃないか?
吸血鬼は夜の支配者。でもその支配は夜という世界の中だけ。
夜は宵闇より上位、夜しか襲撃しないのは、夜しか能力が発揮できないから・・」
他の3人が唖然として魔理沙を見る。
「貴女、頭いいわね・・・」
「なんか、ムカツク言い方だな。」
「それじゃあ、貴女達にも明日の夜は手伝ってもらうわよ」


暗い紅魔館、咲夜は思案していた。
「(お嬢様の負った心の傷は深すぎる。
どうにかしなければ・・・魔理沙達ならルーミアの力を弱めてくれるかもしれない。
そうなれば・・・・今の私なら・・・)」
レミリアも考えていた。
「(咲夜になんて事をしてしまったんだろう・・・どう詫びれば・・・)」
後悔と自責の念で潰れそうだった。

あとがき? 魔女3人が動き始めました。 んー、今回はかなり短い区切りでした。 レミリアはちょっとショック状態です。 噛みたくない人を噛んだ事。 自分が完全敗北した事。 そして、何かを企む咲夜さん・・・

第五話


戻る