「幽々子?お嬢様に変わって!」
妖夢に事情を話し人形を使いレミリアと会話する。
「何、咲夜?」
「そろそろルーミアの強制力が弱まるはずです。
いますぐ私に力の供給をしてください。」
「わ、わかったわ。」
吸血鬼は自分の眷属から力を(この場合は吸血して得た力を)採取できるが、逆に眷属に力を送り込む事もできる。
「(これなら・・・いける!)」
「送っているけど・・・何をする気?」
そして、一気にルーミアの力が減少した。
「この、幻想郷の時間を4日分巻き戻します!!」
蓄えた力を解放し、時間に干渉する。






「あ〜ぁ、暇ねェ・・・」
博麗神社の巫女、博麗霊夢はとても退屈だった。
ちょっかい出してくる魔理沙が出かけているからである。
「あ、でもそろそ時間か」
先日、咲夜にお茶をご馳走すると言われたのである。
なぜか時間は夜だったが。
紅魔館までは少し遠い。
どうせなら昼間によんでくれればいいのに・・・と愚痴をいいながら飛んでいると
「れいむー」
宵闇妖怪のルーミアだ。
相変わらず単純そうである。
「どこいくの?」
「紅魔館までお茶しにね。」
ふと、霊夢は閃いた。
「一緒にくる?」
「うん、いく〜」



門番である紅 美鈴が
「あれ、何でルーミアさんが?」
聞いていた人数じゃなかったので呼び止めた。
そこへ
「いいわ、招待してあげて。それと今夜は美鈴もきなさい。」
とメイド長が現れた。
「ありがと〜」
「は、はい!」
「こんばんわ、メイド長」
「(ふぅ、成功のようね。)それじゃ、案内するわ」
原因である暇すぎてルーミア撃墜を無くせばあんな事にはならない。
運命操作にも近い事をやってのけたのはレミリアの力のおかげだろうか?
「あ、メイド長」
と案内しようと歩き出した時、霊夢が
「ルーミアをメイド見習いで雇ってみない?」
と言い出した。
「はぁ?」
「招待されたのは、私だけでしょ?ルーミアはお茶代払えそうに無いから
(それを見学すればだいぶ楽しめそうだしね)」
やれやれ、おかしな方に話が進んでるけど
「(それもいいかな・・・)」
と思う自分がいた。

この日も、幻想郷の夜は静かに過ぎてゆく

−終り−

あとがき! ハッピーエンド?です。 時間の巻き戻しに成功しました。 咲夜さん以外は"未来"の記憶はありません。 咲夜さん自身の記憶も、"今となっては過去"の"未来"の記憶でしかないです。 ちなみに、このエンド後の話も創想話様にUPさせてもらってます。 そのうち此処でも公開したいです。 元々、1つの話だったのを無理やり分割したせいで変な区切りになってしまいまいましたが、 読んでくれてありがとうございました。

第九話


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