私の目の前で、師匠がアレをゆらゆらと玩ぶ。
「ほら・・欲しいんでしょ?、うどんげ・・・」
ごくり・・
喉が鳴る。
「し、師匠・・・普通に、お願いします・・・」
今の私は両手を動かせない。
両手だけじゃない。
体も、その場所から動かせない。
「あら・・・いらないの?」
少し離れた場所で姫様がクスクスと笑う。
「永琳ったら、イヂワルねぇ・・ふふふ」
そう言う姫様も、てゐにアレを咥えさせている。
「んぅ・・・・、ふぁ、」
咥えたまま、動くなと命じられたてゐが、悲しそうに呻く。
そんなてゐの頭をやさしく撫ぜながら、
「あん、イナバ、まだダメよ?」
てゐはまだ、お預けのようだ。


「ほら、てゐは、あなたのせいで、待っているのよ?」
そう言ってアレを鼻先に持ってくる。
あぁ・・なんて・・・良い香りなの・・・
鼻腔から侵入したその微かな香りは、
私の中で、欲望の鎌首を擡げさせる。
私の表情を見て、師匠が呟く。
「うどんげ・・・」
「は・・はぃ・」
「欲しい時は、おねだりするものでしょ?」
私は顔が赤くなるのが判った。
恥ずかしい。
おねだりするなんて・・・
そんな事・・・・・私は、
「ッ・・ハッ・・・、く、・・ぃ、」
口が勝手に動く。
「く、ください・・・、師匠・・」
体が求めている。
それを認めた時、
「わ、私に、師匠のをくださいぃッ!!」
心が、折れた。
「よくできました。」
そう言って、私の口元にその先端を持ってくる。
あ・・・、
私は口を開く。
・・・・届かない、
し、舌なら・・・
私がそんな考えをした時、
師匠がクスッと微笑む。
・・・師匠はイヂワルだ。
私は舌先を伸ばして、その先端に触れる。
「んぅ・・・」
ペロッ
独特の味が、舌先に広がる。
「うどんげ、そのまま・・・」
舌を伸ばしたままで制止させられる。
「んぅう、ぅう、」
舌の上をその先端でグニ、グニと弄ぶ。
「もぅ、はしたないわよ、うどんげ。
そんなにも、涎を垂らして・・・」
師匠が妖艶な表情で、私をイヂメル。
「じゃあ、大切に、大事に、丁寧に、ね?」
妖しく、艶かしく、私に許可を出す。
ソレを咥える事を。
「ふぁ・・ふぁぃ・・あむ、」
私はソレを口に含む。
口いっぱいに広がる香り。
「ん、んぅ、」
舌を這わせて、感触と供に、味を確認する。
・・・あぁ、この味、この感触だ・・・
私は上目使いで師匠を覗く。

食べてもいいですか?

目で、聞く。
師匠の目が、頷く。
師匠の許可を確認すると、私は、ソレを、咥えなおし・・・


「ふふ、見て見て、永琳、イナバったら、ホラ・・」
うどんげが咥えたのを見て、姫も、てゐに許可をだした。
すると、てゐは、さっきまで我慢してたのが効いたのか、がっついてきた。
「ふふふ、イナバ、おいしい?」
姫が嬉しそうに聞く。
がっつくのを止めて、満足そうな顔でイナバが返事をする。
「・・・、んぅ♪」
「ふふ、可愛いわね・・・」
すぐさま、姫が手で持つアレを口に含む。


「うどんげ、美味しい?」
「ふぁ、ふぁい、おいひいれふ・・」
カリッ、カリ、コリ、ごくん、カリカリ、コリッ、ごくッ
「ふふ、ニンジン、まだあるから、急がなくてもいいわよ?」
前回の試合の後、
師匠と姫から、ニンジンを好きなだけ食べていいと言う御褒美を貰っていた。
ただし、条件があって、
姫との特訓したアレを再現する。
それが条件だった。
「んぐ、んく、・・・・もう、師匠も姫も酷いです!」
しっかりとニンジンを飲み込んでから抗議する。
「あら・・・どうして?好きなだけ食べていいのよ?」
てゐは自分から首輪と鎖を装着してくる程だった。
それ程、食べ放題は魅力的だった。
私にとっても。
「で、でも、試合の時に言ってた事と違います。」
『このまま晒し者にするくらいなら・・・』
そう言って、観客の前で泣き出したバニーさんの格好だった私を救ってくれたのに・・・
「当り前じゃない、うどんげのあんな姿をあれ以上観客に見せるだなんて・・・、」
師匠・・・やっぱり私の事を大切に・・・
「私と姫と、てゐ以外見る権利は無いわ!、」
「ぇ・・・?」
絶句する私。
師匠や姫に見れるのも恥ずかしいんですけど・・・
んーーーー、でも、結果的には助けてもらったんだし・・・
悩んでしまう私とは対照的に、どこか興奮した感じの、
嬉しそうな表情で師匠がニンジンを私の口元に持ってくる。
「さぁ、まだまだあるから、どんどん咥・・・食べていいわよ〜」
うぅ、師匠、可愛がってくれるのは嬉しいんですが・・・目が怖いです。
「ほらァ・・、あ、もしかして、手じゃなくて口写しがいいの?
もぅ、うどんげはエッチねぇ・・
でも、勝者の命令には逆らえないわね・・・」
カリッ、
ニンジンの先端が欠ける。
ポタッ、
「んふふふッ」
ポタッ、
欠けた先端を口に咥えて、師匠が近寄る。
ポタッ、
「あらあら、永琳もイナバも大胆ねぇ、ウフフフフ。」
「カリ、カリ、・・・んくッ、うん、」
「姫様も、てゐも、和んでないで、助けてよーーーーッ」
ポタッ、
「は、鼻、師匠、鼻血が出てますって!」
「んぅ〜〜〜〜、」
「し、師匠、落ち着い・・・んぐッ!!!?」
く・・・口の、中・・・
師匠の舌が、ニンジンを私の口の中に押入れ、そのままニンジンと供に侵入する。
「んぅ!!」
私は体が固まる。
し、師匠、それ以上は・・・
師匠が笑った気がした。
レロ、
アッ・・・
「・・・ぅ、」
その瞬間、耳がピンと直立し
ヘニョリと垂れ下がる。
動悸が激しくなり、
頭の中が混乱する。
その様子を一部始終みていた姫様が
「あらあら、まぁまぁ」などと、嬉しそうに呟くと、
てゐが、「んぅ・・・、えいりん、・・・ずるい。」
などと愚痴る。
「ぷぁ・・・」
「んぁ・・」
顔を離した師匠が満足げに舌なめずりをして、次のニンジンを取り出す。
「ふふ、食べさせてあげるわ・・・好きなだけ、ね?」
私は、艶かしく、妖しく微笑む師匠・永琳を見て呟く。
「・・・・ししょぉ・・・」





血の味のするニンジンは勘弁してください。



あとがき! どうも、EXAMです。 前回の永琳支援「勝敗よりも。」の続き?です。 前回真面目に終われたのに・・・やっぱり永遠亭は百合系変態オチになる運命ですね って、今回は更にヒドイ(いつもの事だけどね '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、 アレってのはニンジンの事です。 それ以外の何でもないです。 きっかけは、どこかで見た、丁寧にニンジンを食べてるうどんげの絵です。 今回、鈴仙の格好は、首輪+鎖(柱と両手に固定)なので、 食べさせてもらう以外にニンジン食べれないのです。 師匠は自分の手から食べさせてあげたかったので、あんな条件をだしたんです。 鈴仙なら自分で食べますって言って断りそうなので。 以上、鈴仙支援でした。

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