1970年後半には老朽化と陳腐化が進み、酷寒の北海道で使用されていた車両は
損傷が激しく早期取り替えが要求された。その為、北海道の厳しい気象条件に
適合し、性能向上を図った特急用気動車として製造されたのがキハ183系です。
1979年に先行試作車が登場し、試験後1981年に量産車が登場。国鉄分割民営化
直前の1986年には、大幅な設計変更と性能向上を行なった500番台(N183系)が、
民営化後の1987年からは更なる性能向上を実施した550番台(NN183系)が登場し、
北海道の「まりも」「とかち」「北斗」「オホーツク」「サロベツ」で活躍。


札幌〜網走を結ぶ「オホーツク」。繁忙期には、14系の寝台車を連結した
夜行便が、臨時特急「オホーツク」81・82号として、運転されています。
石北本線:網走駅 函館本線:旭川駅(2007.1.13)
札幌〜釧路間を、函館本線・千歳線・根室本線経由で、夜行で運転している、
特急「まりも」。北海道内だけで運転される、唯一の定期便夜行列車です。14系
寝台車2両を連結して運転します。気動車の夜行列車は北海道だけの存在です。
函館本線:札幌駅(2007.1.11)
キハ183型200番台について
1992年に、寝台車として、14系500番台の寝台客車を連結する夜行特急用として、
キハ183型0番台の出力増強を実施した200番台が登場。機関は「ノースレインボー
エクスプレス」車両(5200番台)で採用されたDMF13HZC(420PS/2000rpm)に換装、
変速機も変速1段・直結2段のN-DW14Cに交換されました。減速機の換装も行われ、
120km/h走行が可能となった。1993年からは「北斗」の130km/h運転用にNN183系を
捻出する為、「スーパーとかち」用にも改造が実施され、計13両が、200番台車と
なりましたが、ブレーキが対応していない為、最高速度は、110km/hのままです。
夜行用:キハ183-11〜15→キハ183-211〜215
「スーパーとかち」用:キハ183-7〜10,17〜20 → キハ183-207〜210,217〜220
札幌〜稚内間を、函館本線・宗谷本線経由で結ぶ、特急「サロベツ」。通常は
3両編成で運転されていますが、繁忙期には、4両編成となって、運転されます。
宗谷本線:稚内駅(日本最北端の駅)
北海道の代表的な特急「北斗」。今でも、札幌〜函館間を元気に往復している(^O^)
函館本線:札幌駅(2007.1.11)
キハ183系の車内。客室とデッキの仕切りドアや座席が、283系等の新型車両と
同じ物に交換されて、多少、雰囲気は変わっているものの、当時の面影も残る。
こちらは、座席のモケットだけが変わっています。客室とデッキの仕切りドアは、
元々、新幹線0系と同タイプでした。今でも一部のキハ183系に残されています。
特急「まりも」「オホーツク」のグリーン車です。夜間は減光します。
特急「北斗」に連結されているグリーン車「キロ182型500番台」は、窓が天井まで
あり、高床式です。この車両には、ダイナミック・ブレーキが装備されています。









