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海色に輝く街,袖ケ浦市

袖ケ浦市郷土博物館
袖ケ浦市郷土博物館@D200 「袖ヶ浦」の名は,東京湾岸に広く伝わる日本武尊(やまとたけるのみこと)伝説に由来する。

日本武尊が東征の折り,相模から上総に渡る際,東京湾が大荒れた。
妃の弟橘媛(おとたちばなひめ)は,海神の怒りを鎮めるため,自ら荒海に身を投じて海を鎮め,夫の渡海を助けた。
媛の袖が海岸に漂着したので,「袖ヶ浦」と呼ばれるようになったという。

博物館では,袖ケ浦の歴史を現代から昔に遡る「倒叙(とうじょ)法」という方式で紹介している。
近世の奈良輪宿の賑わい,古東海道の往来など,時代の一コマをジオラマで再現している。

面白いのは民俗展示で,この地域に伝わる祭事と食膳を再現している。
郷土料理の再現展示は,他では見かけず,とても興味深かった。

屋外展示では,上総堀りの井戸,竪穴式住居(復元),万葉植物園がある。
周辺の袖ケ浦公園は,紫陽花や花菖蒲など,花の名所として知られている。
■開館9:00〜17:00/月曜・祝日・年末年始は休館
■料金無料/Pあり(無料)
■所在地袖ケ浦市下新田1133(JR袖ケ浦駅からバス)
■問合せ0438-63-0811(袖ケ浦市郷土博物館

アクアラインなるほど館
アクアラインなるほど館@D200 房総半島を首都圏と直結するのは,千葉県の悲願だった。

平成9年,東京湾を跨いで,木更津〜川崎間を結ぶ東京湾横断道路(アクアライン)が開通した。
木更津側の5kmが海上橋,川崎側の10kmが海底トンネルで,クルマで15分も走れば対岸に行けるようになった。
途中のサービスエリア「海ほたる」は,東京湾の真ん中に浮かぶ人工島で,展望デッキから見る東京湾の眺望が素晴らしい。

なるほど館は,アクアラインの土木技術を広く紹介しようと,平成10年,郷土博物館の付帯施設として開館した。
工事を請け負った建設企業体や日本道路公団(当時)から提供された模型,資料を展示して,世紀の大事業を技術面から解説している。

数点の模型とパネル展示が中心でちょっと寂しい気もするが,トンネル構造など「なるほど」と思わせる展示も少なくない。
■開館9:00〜17:00/月曜・祝日・年末年始は休館
■料金無料/Pあり(無料)
■所在地袖ケ浦市下新田1133(郷土博物館そば)
■問合せ0438-63-0811(袖ケ浦市郷土博物館

飽富神社の筒粥
飽富神社の筒粥@D300 飽富神社は,式内社の飫富宮に当たる。
毎年1月14日の深夜から15日未明にかけて,作物の豊凶を占う筒粥神事が行われる。

深夜,若者が水垢離で禊ぎをし,檜の板と棒を擦り火を起こし,その火で粥を煮る。
粥の中に75本の葦筒を入れてかき混ぜ,神前で取り出し,神職が葦筒の中に入った粥の量で9種類の作物の豊凶を占う。

地区の人々は,占いの結果を作付けの参考にし,粥の残りを頂いて無病息災を祈り,牛王串を持ち帰って苗代の水口に立てて五穀豊穣を願う。

禊を伴い,旧家の役割が厳格に継承されるなど,年占いの古い型を残している。
■房総の祭り「飽富神社の筒粥」
■公開日毎年1月14日23:00〜15日01:30ころ
■伝承地飽富神社(袖ヶ浦市飯富2863
■保持団体飽富神社氏子
■文化財指定千葉県指定無形民俗文化財

袖ケ浦海浜公園
未来を見つめる展望台@D200 袖ケ浦の海岸は,昭和30年代までは海苔や貝の好漁場だった。
高度経済成長期に埋め立てられ,京葉臨海コンビナート群に姿を変え,昔の面影は残っていない。

南袖の埋立地に整備された公園には,シンボルの「未来を見つめる展望台」が建っている。
未来への希望が生まれる「タマゴ」を型どったオブジェで,地上20mの高さから,アクアラインや臨海工業地帯を一望できる。

袖ケ浦の臨海コンビナートは,首都圏にエネルギーを供給するプラントが多いのが特徴。
北袖の石油精製所,中袖の東京ガス袖ケ浦工場(世界最大のLNG基地),東京電力袖ケ浦火力発電所などがよく見える。
■開園常時開放
■料金無料/Pあり(無料)
■所在地袖ケ浦市南袖地先(JR袖ケ浦駅からバス)
■問合せ043-246-6201(県千葉地域整備センター千葉港湾事務所)

もっと知りたい方のために
袖ヶ浦市観光協会東京湾観光連盟市内の指定文化財
広報そでがうら東京ドイツ村ダチョウ王国
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2012年01月15日改訂