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| 発輿 |
| 平安時代から九百年以上続く東大社(東庄町)の大神幸は,雷神社(旭市)・豊玉姫神社(香取市)を供奉して,二十年に一度,銚子の外川浦に神幸して行われます。銚子街道を丸一日かけて東下した三社の神輿は,外川浦に近い渡海神社に駐泊。翌朝,外川港へ向かいます。写真は,浪切御旗を先頭に,渡海神社を出立する東大社。 |
| (2010年,Nikon D300,AF-S DX 17-55mmF2.8G,SB-800) |
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| お浜降り |
| 神輿が浜に降りたのは,昭和45年の大神幸祭が最後です。護岸が完成して降りる浜がなくなってからは,船で行われています。神輿から御霊代(金幣)が三隻の船に移されます。外洋に出て,祝詞奏上の後,金幣に柄杓で潮を三回かける神事が行われます。各社の御霊代と神職を載せた船が,船団を組んで,沖合を目指し出港して行きます。 |
| (2010年,Nikon D300,AF-S VR 70-200mmF2.8G) |
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| お練り |
| 外洋から戻った御霊代は再び神輿に移され,大杉神社下の広場に向かいます。神輿を担ぐのは,外川漁協青年部と銚子神輿連合会の若衆です。海の男たちが港町を盛大に練り歩き,小さな町は熱気に包まれます。三社の神輿は,予定より2時間遅れでようやく広場に到着しました。 |
| (2010年,Nikon D300,AF-S DX 17-55mmF2.8G,SB-800) |
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| お汐汲み |
| 大杉神社下の広場では,お汐汲みが行われます。祝詞奏上の後,長柄杓で桶に潮を汲みます。これを宮三郎家が神輿の御霊代(金幣)にかける神事です。写真は,防潮堤の切れ目から潮を汲みに向かう,地元奉仕者の皆さん。 |
| (2010年,Nikon D300,AF-S DX 17-55mmF2.8G) |
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| 宮三郎家 |
| 潮をかけるのは,代々,東大社と神縁のある山口宮三郎家の役割とされています。当主が「宮三郎家,お汐汲み神事,ご奉仕いたします」と口上の後,柄杓で御霊代(金幣)に潮をかけます。神輿は,夕刻,宮三郎家に立ち寄ってから帰路につき,銚子の銚港神社で駐泊します。 |
| (2010年,Nikon D300,AF-S DX 17-55mmF2.8G) |
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| 撮影メモ(2010) |
参考資料:「房総の祭事」千葉県神社庁特殊神事編纂委員会,「千葉県の民俗芸能」千葉県立房総のむら 「千葉県の歴史・民俗1(総論)」千葉県史料研究財団 「東庄の郷土史・東大社式年神幸祭関係特集」東庄郷土史研究会 |