熱帯夜。

 粘つくような湿気、けして冷めない地上の熱。

 二者は夜の空をも焦()らし、天の后たる月も涼しげな美貌を僅かに歪め、地上を見下ろしている。

 それは、コロッセオの終焉後にも似た空気だった。

 屈折した愉悦の殺戮遊戯。命懸けという非日常を存分に観戦した直後、万年氷より解け難い興奮が、観衆の全てを熱に染める。

 その熱の浮いた夜を、飛翔する二匹。

 鳥というには余りに巨大で、それはギリシャ神話の蝋の翼を抱いた人間に似た姿。ただし、その翼は白い蝋ではなく、黒い蝋で象られている。

「追っては来ているが……飛べはしないようだ。大丈夫か?」

 黒翼の鳥が鳴いた。

「あぁ……これ以上追ってこないなら、大丈夫だ……」

 声はいずれも、若い男のもの。

 応えた黒鳥は、しきりに右腕を擦っている。零れるのは、黒ずんだ血。

「何者だ、あの娘……。上級悪魔である我等を、単騎で五柱も倒すとは……。知っているか?」

 右腕を押さえる鳥の声に、先を飛ぶ鳥は僅かに脅えながら、首を縦に振った。

「さっきまでは恐慌状態で思い出せなかったが……。地獄に三十年以上前、一つの噂が流れただろう?」

「三十年?」

 訝しげな声は、次の瞬間に上擦った悲鳴に。

「まさか! あの、あの娘は!」

 やばい――――慌てて手負いの鳥は後ろを振り返り、絶句した。

 大気を斬る音に混じる、蹄の音。

 夜を蹴って駆ける、漆黒の毛並み。

 夜駆ける悪夢(ナイトメア)――――馬の姿を借りた幻獣が、そこにいた。

「ば、馬鹿な!? 聖騎士団に所属する娘が、ナイトメアを飼っているだと!?」

 手負いの鳥の叫びに、黒馬に跨る“娘”は嘲笑(わら)った。

「これは普通の馬だし。ただ、魔力で道を造ってるだけ」

 赤い眼が、夜に灯って笑みなく嘲笑っている。

 空中に馬と人が乗れるだけの通路を作る事に、どれほどの魔力が必要だという。

「馬鹿げた事を……っ、やはりあのお方の娘か!」

「あれ? あたしの事、知ってるんだ」

 娘は、自分の背丈に等しい巨大な剣斧を抜き、軽く振り回す。

「まあ、知ってた所で、意味はないし」

 告げる一言、発する殺気。

 もう鬼ごっこは終わりだと、その両者が教えている。

「くそ……先に行け! ここは任せろ!」

 手負いの鳥が、先に行く鳥に叫び、一時、二匹は視線を合わせ、頷きを一つ。

「すまない」

「構うな」

 黒い鳥――――堕落した天使達は、それでさよならを告げた。

「行くぞ、剣の娘!」

「早く来るし、もう一匹追わなきゃ――――」

 言い終える前に、堕天使は特攻。

 もはや命も惜しまない悪魔の全身全霊は、人間如きが対応できるはずがない。

「速くて助かるし」

 だが――――娘はそれを凌駕した。

 馬ごと押し潰そうとする堕天使の頭上に跳躍、剣斧の一閃を持って首を跳ね、振り抜く余力で身を回して蹴り飛ばす。

 着地は当然馬の背で、一瞬よりも短い刹那の遅れで、娘は残り一匹を追う。

「馬鹿みたい。格好悪い」

 堕ちていく死骸にそう嘲笑い、娘は剣斧を振り上げる。

 前方を飛ぶ鳥に狙いを定め、投剣。

 砲弾が直撃したかのような勢いで、残った堕天使も地上に転げていく。

 娘の駆る黒馬も、堕天使を追って地上へ。

 ――――落下した堕天使は見上げる。

 黒馬に跨り、あたかも弱った羽虫を見下すような赤い眼と、その頭に戴かれた神緑色(エメラルド)の鮮やかな短髪。

 歪んだ月光にも美しすぎる、魔性の妖貌。

 それは、不覚というにも情けないが、堕天使が見惚れるほどの存在だった。

「名は、何と言う……」

 もはや翼も折れ、助からぬと解って問う。

 応えは、堕天使に刺さった剣斧を抜きながらのもの。

「ん、ウェスペルティリオー・ファーロング」

「っ、ウェスペルティリオー(こうもり)……? 恵まれない名だ」

 黒い血に濡れた剣斧が、振り上げられ、

「どうでも良い事だし」

 月下――――余りに救いのない返答と共に、振り下ろされた。

 

 この少女の記録は、十八世紀初頭のウェイ・ファーロングの記録より、約三十年後の書棚に納められていたものである。

 

 

Encounter/Emerald

 

 堕天使たる悪魔が人間を狩るのには、幾つかの理由がある。

 例えば、元は天使である彼等は、ヤハウェが人間を一人子だと言った事に反感を持った者がいる。塵から創られた人間が子供。では、我々天使は何者だったのだ、と。

 他にも、魔術士に召喚された仲間を助けるため、私的な事情や快楽などもあるが、最も多い理由は、強さを求めるためだ。

 基本的に、堕天使と天使との戦いは冷戦状態であり、いつ起こってもおかしくはない。そのため、悪魔は常に強さを求める。特に魔王以下の悪魔達には、その傾向が強い。

 ただし、人間と戦って経験値を積むという単純な話ではない。悪魔という霊的存在にとり、戦闘とは魔術儀式、勝利は魔術の完成だ。

 つまりは、悪魔は勝利する事により、敗北者から魔力(ちから)を得る事が出来る。

 その魔術理論は人間には良く解っていない事だが、元は下級天使だった悪魔が、堕天後は魔王になっているのは、天使との戦いによって魔力を得たからに他ならない。

 悪魔が憧れる英雄の領域、魔王。

 それ故に、人間達は常に、地獄からの侵略に脅えているのだ。

 

 水すら歪む盛夏の夕焼けの中、その少女は信じられないほど涼しげな顔でやってきた。

 木々の生え揃う山道を物憂げに見やる赤い眼、陽光に透ける宝石色(エメラルド)のショートヘア、そして何より見る者を惹くのは、世界すら知らぬと言いたげな憂いた美貌。

 年の頃十代中盤であろう少女には似合わぬ、可愛いというより美しい顔だ。

 山間の小さな村の住人達は、王侯貴族と見紛うその美貌に、忙しい手を休めて見送る。

 少女は村の中をしばらく馬で走り、教会を見つけて門を叩く。

「司祭、いる?」

 問う声に応えたのは、禿頭の中年の男。

「はい、自分が司祭ですが……神の家に何か?」

「一晩泊まりに来た。第五位聖騎士、ウェスペルティリオー・ファーロング。リオで良い」

 少女リオはそう告げて、首に下がっている銀のロザリオを掲げる。

「そ、そうでしたか。これは失礼を……何分このような田舎ですので、聖騎士様を見るのは初めてでして」

「別に良い。寝床、貸してくれる?」

「ええ、ええ、もちろんですとも。狭い教会ですが、ごゆるりと」

 リオは司祭とは一切顔を合わせずに頷き、馬から手綱と鞍とを外し、愛馬の耳元に口を寄せ、

「ウェス、好きにして良いし、休め」

 行け、と告げて頭を撫でると、馬はゆったりとした足取りで川の音の方に。水を飲みに行くらしい。

「司祭、部屋は?」

 そうして、リオは顔を反らして司祭に命令する。

 

 司祭から一室に案内され、リオは肩から荷を下ろす。一番重い音を立てるのは、少女の身長と同じ、百五十センチは軽くある巨大な剣斧だ。

「汚い部屋だし」

「す、すみません。掃除をあまりしていなくて……」

「まあ、良いし。雑巾とホウキとバケツと水、持って来て」

 禿頭の司祭は、何を言われたか気づかずしばらくその場に居て、リオから睨まれて慌てて駆け出す。

「全く、怠惰な司祭だし」

 窓を開けると、向こうの山に沈んでいく夕陽と目が合う。

「ふん……」

 不吉な色、そう呟いて、リオは髪をかき上げる。

 少女の中の経験が言っている――――何かあるぞ、と。

 自分の中に流れる血と、流してきた敵の血が言う事だ。間違いはあるまい。

「けどまあ、関係ないし」

 自分は任務帰り、この村がどうなろうと、知った事ではない。違う聖騎士がやるべき仕事だ。

「司祭、遅い」

「す、すみません!」

 とりあえず自分がやるべき事は、この一晩の寝床の掃除だろう。

 司祭が持ってきたホウキを持って、部屋を片隅から掃いていく。司祭は所在なさげにドアのところに立っているが、邪魔なだけだ。

「司祭様ぁ? どうしたのですか、そんな所で」

 その時、少女の声が司祭を振り返させる。

「ああ、テレーズ。こちらへいらっしゃい、聖騎士様がお越しになっていてね」

「聖騎士様?」

 怪訝そうな声に次いで、ひょっこりと茶髪の少女が顔を出した。

 そして、室内を掃除するリオと司祭を交互に見て、

「聖騎士様?」

 自分と年の変わらぬような聖騎士を指さして問う。

「こら、テレーズ。人を指でさしてはいけません」

 テレーズと呼ばれた少女は、ごめんなさいと言いつつリオを見つめる。

「ねえ、聖騎士様? 少しよろしいですか?」

「駄目」

 即答だった。

 聖騎士様はホウキであらかた床や棚を掃いて埃を集め、雑巾を絞って水拭きを始める。

「あ、あの、聖騎士様……?」

「五月蝿い」

 ごしごしと、床を拭く音だけがやけに大きい。

「いえ、その……少し疑問があって、聖騎士様?」

「あぁ……もう、何?」

 凄く嫌そうに手を止め、リオは顔を窓の方に向ける。

「……人とお話する時は、お顔を合わせるものでは……?」

「対等ならそうかもね」

「か、神の下に全ては平等なのでわっ!?」

 言葉に、リオは薄く口元で嘲笑って、

「あたし、神に仕えた覚えはないし」

 およそ聖騎士にあるまじき事を言った。

「し、司祭様! 聞きましたか今の!? 絶対あの聖騎士はもどきですよもどき! 偽聖騎士です!」

「こ、こらテレーズ! あのお方は間違いなく聖騎士様です。ロザリオを見た、間違いありません」

「ロザリオ……? そんなの、司祭様やあたくしだってしてるじゃないですか?」

 ほら、とテレーズは自分の首元のロザリオを見せる。

「いやいや、こんなロザリオとは別物のロザリオです。聖騎士様、この子にも貴方のロザリオを見させて下さいませんか?」

 リオは頷き、首からロザリオを外して投げる。

「盗ったら殺す」

 そう言って、リオは掃除を再開。

 テレーズはロザリオをキャッチして、んぎーと歯をむき出す。

「破戒僧ですよ破戒僧! 殺すとか市民を脅すなんてぇ!」

「こらテレーズ。良いから見なさい、そのロザリオを」

「はいはい……で、どこがどう違うんですって……あれ?」

 見れば、ロザリオは銀製。だが、どこか普通の銀とは輝きが違う。

 銀よりも銀らしい、と言えば良いのだろうか。司祭のロザリオは純銀のはずだが、それよりも高貴な光だ。

「それが証です。私が司祭の資格を取る際に聞かされました。聖騎士には、特別な銀のロザリオが渡されると。その時に実物を見させて貰いましたが、これと全く同じ輝きを今でも覚えていますよ」

「へえ……特別な銀……。そう言われれば、これ……魔力がある?」

 その言葉に、リオは初めて、テレーズに顔を向けた。それも、睨みという形で。

「な、なによ……聖騎士様……」

「司祭、説明を要求する。そいつ、魔術士だし」

 リオは雑巾を床に捨て、靴音を立ててテレーズに歩み寄り、その手からロザリオを奪い返す。

「返答によっては、帰ってから報告する」

「な、なによ! 魔術士だからって何かいけないの!?」

 顔を朱に染めて咄嗟に怒鳴ったテレーズの襟首を、リオの指が絡め取り、床に投げ飛ばす。

「黙ってる……良い? 司祭、弁明を」

「あ、いえ、これは……テレーズは、捨て子、でして……」

「続けるし」

 話を聞けば、テレーズは物心つく前にこの村に捨てられ、それを教会が引き取ったという。

 問題が解ったのはテレーズが司祭からラテン語などを習い出した時期だ。彼女の両親が魔術士だったらしく、物心つく前とは言え、幾らかの魔術を見聞きしたらしいテレーズには、その知識がしっかりと残っていた。

「ですから、テレーズが魔術を望んで学んだ訳ではなくて……」

「不可抗力だって、言いたい訳?」

 はぁ、と禿頭の司祭は頷く。

 なるほど、とリオは髪をかき上げ、何事もなかったように部屋の掃除に戻る。

「つまり、親の顔も知らずに魔術だけ受け継いだって訳……」

「っ、五月蝿い聖騎士! どうせ貴族育ちのあんたには解らないでしょうよ! 農民が今日一日生きるのにどれだけ大変だとか、生まれた環境が魔術士の家だったとか、そういう不幸なんて知らないくせに!」

 リオは床拭きを再開して、顔も向けぬまま。

「じゃあ、あたしの知らないあんたの不幸とやらを憐れんで欲しい? 別にあたしはそうしてあげても良いけど、お前、その時点で負け犬だし」

「わ、解ったような事を……!」

 リオは、顔を怒りに染めた少女に鼻で嘲笑った。

「とっても可哀想な負け犬。いっそ死んだら? 神様に憐れんで貰ったら良いし。自分は魔術士の家に生まれて捨てられて、とてもまともに生きていけません。責任取って下さい、って」

 

 陽も当に暮れ、天の后が寝所へと身を傾け出した、夜半。

 天空に黒い鳥が、現れた。

「やれやれ……」

 そして、それを見据える白と赤と神緑の姿は、教会の十字の上、銀の剣斧を持って溜息を一つ。

「昨夜の弔い合戦?」

 軽い跳躍と共に、その背に漆黒の翼を鎧った。

 

 高速飛翔。

 迎撃するこちらも黒い飛翔なら、攻撃する向こうも黒い飛翔。

 一対十、彼我の数の違いだ。

 だが、問題はない。

「少し、本気だすし」

 剣斧を右手に、左手を自分の胸に押し当てる。

「澱んで溜まれ、この身の黒き血よ」

 心臓が、言霊に合わせて身震いする。

 いつも、ほとんど人間としての血のみを運んでいる器官が、急に告げられた命令に、慌てて別なモノの血を供給し出す。

 世界が変わる前兆――――聖騎士の瞳が、赤より紅へ、血を堕とした穢れた色へと昇華されていく。

「地獄より来い、我が穢れた半身」

 腐った泥沼に脚が入る、そんな音と共に、聖騎士の左腕が肘まで胸中に埋没。しかし、貫通はしない。

「――――焔虎(フランマ・ティグリス)

 ずるりと、湿った音を立てて体内から引き抜かれたのは、自身よりなお巨大な赤い刀身の、剣斧。

 くすり――――聖騎士の唇が歪む。

 赤い剣斧が世界を変える魔力を吐き出して、持ち主(母親)の力が最大に発揮できるように世界に付加構成。

 聖騎士の背にある漆黒の翼が、巨大化した瞬間、聖騎士の姿は、上級悪魔にすら不可視の速度で掻き消える。

 慌てて飛翔を止めて周囲を見渡した堕天使の一人が、何かに穿たれる断音の直後、紅蓮に爆裂した。

 暗夜に裂く、星以外の真っ赤なモノ。それは臓腑を撒き散らしながら一つ二つと増えていく。

 もはや今宵の空に、その紅蓮の炸裂を止める手立ては残されていない。

 

 爆華はすでに十を数え、最後の炎は地上に落下。

 聖騎士の白い衣も、その軌跡を追って教会の前に下りた。

「中々やるし。インパクトの瞬間に結界張れるなんて」

 紅色の瞳が、巨大な剣斧を担いで嘲笑っている。

 絶対の捕食者たる残忍な余裕。黒焦げの悪魔に、それは悪魔以上の冷酷さで見下しているのだ。

 悪魔が、瀕死の唇を動かした。

「十柱がかりでも、駄目なのか……」

「所詮、雑魚の血統じゃ、あたしには勝てないし」

 なるほど――――堕天使は笑う。

「流石は、魔王と聖断の孫……。言う事が、違う……半魔者(ハーフィット)……これからも、そなたは人界で、生き続けられるか、な……」

「ふん……」

 不機嫌気に、聖騎士は鼻を鳴らして死骸を蹴った。

「無様に返り討ちされる雑魚と一緒にしないで」

 赤い剣斧を手首で返し、自分の心臓に突きたてる。

「んっ……は、ぁぁ……っ」

 冗談のように体内に剣を納めて、聖騎士は教会に踵を返す。

 すると、そこには脅えた顔で笑うテレーズの姿。

「なんだ、見てた?」

「な、何よ、今の魔力……? 人間じゃ、人間じゃない……世界の一部に、自分専用の空間を造るなんて、人間が出来る事じゃないわよ!」

 かたかたと膝を震わせ、テレーズは教会のドアにしがみ付く。

「魔王の、孫……? 貴女、人間じゃないのね……?」

「そうだけど、何かした?」

 銀の剣斧を担いで、聖騎士は嘲笑う。

「あたしは人間じゃない。まあ、悪魔でもないけどね」

「化け物……人の事を魔術士だってくらいで言及して、自分は人間ですらないじゃない!」

「だから――――」

 ファーロングの名を持つ少女は、溜息混じりに、人間を睨んだ。

「それが、どうかした?」

 少女の赤い瞳には、丁度人間が汚い犬を見るように、憐れみか蔑みの色しかない。

「あたしが人間じゃないのが何かした? それがどんな事かも解らない分際で、教会に反するとでも言いたい? 教会が、魔王すら駆逐するあたしを、そんなつまらない理由で追い出すと思う?」

 唇を吊り上げ、少女は嘲笑う。

「あんたは力がないから教会から駆逐される存在。あたしは力があるから教会に生かされる存在。

 群れにいられなかった負け犬と、群れの中で見張られる孤狼、同じ存在だと思うなら、それは酷い侮辱だし」

 少女の傍らに、黒馬がやってくる。主の戦闘を見終え、次に主が何をするかしっているのだ。

「ウェス、行くよ」

 少女は馬に跨り、ドアの所で唇を噛むテレーズに、

「お前は負け犬だけど、まだ味方がいるし。司祭とヤハウェに、良くして貰うと良い」

 馬の腹を蹴る。

 言う事だけは告げて、何も聞かずに去るために。

 

 ウェスペリティリオー。

 ラテン語で蝙蝠を意味する名を冠す彼の者は、誰にも馴れず、誰にも好かれず、独り夜を飛ぶ。

 


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