F

 

 

藤原浜雄

Hamao Fujiwara

BWV.1001-1006

1985

 live

 

ローランド・フェニヴェス

Lorand Fenyves

BWV.1004

 

 

 

クリスチャン・フェラス

Christian Ferras

BWV.1001-1006

1978

 

 

ミヒャエル・フィヒテンゴルツ

Michael Fichtenholz

BWV.1004

2001

 live

 

ユリア・フィッシャー

Julia Fischer

BWV.1001-1006

2004

 

 

アン・フォンタネラ

Ann Fontanella

CHACONNE

2004

 

 

ミリアム・フリード

Miriam Fried

BWV.1001-1006

1997

 

 

エリック・フリードマン

Erick Friedman

CHACONNE

1965

 

 

ジョセフ・フックス

Joseph Fuchs

CHACONNE

1974

 live

A B C D EG H I J Ka Kr L M N O P Q R Sa Sk T U V W X Y Z &


 

藤原浜雄
Hamao Fujiwara

Jun 05, 1985
chaconne=
( TOSHIBA EMI-Japan LRS-910/11  LP-JAPAN )


 初出時はLP2枚組で、半ば自主制作のようなかたちで出た。レコ芸の批評には載ったので購入された方も多かろう。
 全曲ライヴの一発録りは、これが世界初かもしれない。情熱を感じさせる演奏で、強い印象を残すが、同時に、今の藤原の演奏を聴いてみたい想いも湧いてくる。

 音はきわめて鮮明。残響を抑制してはいるものの、ドライな印象はなく、聴きやすい。自主制作なので、機材など物理面にも制限があったように推測するが、うまく録ったものだ。

 彼が師事したのはグッリオドノポソフフックスという渋い面々。この3者全員がシャコンヌの録音を残している。
 於イイノホール。「毎日ソリステン演奏会」より。 CDで現役。

(2007/07/08)

 第1ソナタを再録音した。→ 

( 2009/02/14 )



 

ローランド・フェニヴェス
Lorand Fenyves


chaconne=15:02
( CBC SM-212  LP-CANADA )


 カナダの大御所、フェニヴェス(フェニヴェシとも)である。もとはハンガリーの人だが、のちカナダに帰化した。日本の桐朋学園で定期的に教えていたこともある。1918年生まれ。2004年没。

 第2パルティータ完演。
 あまり見かけないLPだが、トロント大学がCD化しており、日本にも送ってくれる。カード可。

(2007/07/08)



 

クリスチャン・フェラス
Christian Ferras

P1978
chaconne=
( SINE QUA NON SUPERBA SAS-2028/3  LP-USA )


 熱心なファンの多いフェラス。「フェラ」と表記されることもあるが、まったく別ジャンルの意味ともとれるゆえか、フェラスとするのが一般的である。「おれはフェラが好きだ!」などと公衆の面前では言いづらかろう。
 それはさておき、この貴重なセットは最近、ようやくCD化された。オリジナル3枚組も、探している人が多いらしく値段が高騰している。

 フェラスは1933年生まれ。ここでは1721年製ストラディヴァリウス「プレジデント」使用の由。

 私が高校生のころはまだシュワンのカタログで現役だったが、何度注文しても入ってこない。ついにはアメリカへ遊びに行くというやつに、買ってきてくれとたのんだ。そいつはYOSHINOYAの熱狂的ファンだったので、手数料代わりに、牛丼大盛り5食付きを提示した。
 そいつも向こうでだいぶ骨折ってくれたようだが空振りに終わった。「アメリカで、YOSHINOYAのBeef Bowlを食うてきたデ」と、帰国したとき、うれしそうに話していたのを鮮明に記憶している。
 結局、海外中古店のカタログで何度か獲り逃がしたのちに入手。吉牛≠ゥら数年後のことである。一万円でお釣りが来るほどの安さだった。今では考えられないだろう。

(2007/07/08)



 

ミヒャエル・フィヒテンゴルツ
Michael Fichtenholz


chaconne=
( GREAT HALL GHCD-10 012  CD )


 写真を見るとシベリアの木こりといったイメージだ。眉が太い。鼻の穴もごつい。そんないかついオッサンがまったく、ワンダフルなバッハを聴かせてくれる。人は外見によらぬものである。
 フィヒテンゴルツ(としておく。読み方は複数あるようだ)は、第3ソナタのみ録音がない(はず)。

(2007/07/08)



 

ユリア・フィッシャー
Julia Fischer

Dec, 2004
chaconne=15:47
(PentaTone classics PTC-5186 072)


 ハイブリッドCD。けっこう話題になっていたカワイコちゃん系の女の子です。
 フィッシャーは1983年、ドイツのミュンヘン生まれ。ビックリなのは、DVDの『四季』(2001)からかぞえて、第4作目のアルバムがこれなんですよね。22歳という若さで無伴奏全6曲を入れちゃったの。すごいなァ。
 仕上がりも悪くない。ちょっと球質が軽いか……でも、充分聴けます。

 ハーンのような天才を感じはしないが、素直でてらいのない演奏は今後も多くのファンを獲得してゆくことでしょう。使用楽器は1750年製のグァダニーニ。

(2007/07/08)



 

アン・フォンタネラ
Ann Fontanella

P2004
chaconne=13:15
(Pocket Songs / MMO un-numbered)


 シャコンヌonly。外見に似合わず、えらく古風なスタイルである。今どき、こんなふうなポルタメントをかける奏者はめずらしい。いにしえの香りがただよう。
 しかしそれも、師匠が、ハイフェッツの愛弟子・フリードマンと聞けば、さもありなん、と納得した。しっかりしたテクニックをもっており、他曲も聴きたくなるが、あいにくディスクは、今のところこれのみらしい。
 紙ジャケ。自主制作CDか。ちょっと惹かれるジャケである。

 アン・フォンタネラは6歳よりヴァイオリンを始め、10歳の誕生日を迎えてほどなく、ジンマン&フィラデルフィアo.との共演を果たした。エリック・フリードマンに学んでいる。いくつかの受賞歴もあるようだ。また彼女は作曲家のとしての顔ももつという。
 楽器は"the Fontanella Milanese 1691"の由。

(2007/07/08)



 

ミリアム・フリード
Miriam Fried

Dec 08-13, 1997
chaconne=14:34
( LYRINX LYR-187/8  CD )


 ミリアム・フリードには、テンシュテットという超大物のサポートを得たブラームスの協奏曲の海賊CDがある。それを聴くや、ほかに音源がないか調べてみて、うなだれるしかなかった。パガニーニ国際コンクール、エリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝(1971)するなど、輝かしい実績をもちながら、レコーディング活動は低調、というかほとんど無といえる状態だったのである。

 そんな彼女のきわめて貧弱なディスコグラフィに、このバッハが含まれているのは幸運と言うべきなのか。
 とにかく、その音楽は、淡々として滔々、自信に満ちており、ブレもひるみもない、すばらしい仕上がりとなっている。
 録音も優秀。於フランス・マルセイユのブラシエール・ホール。

 フリードはルーマニア生まれ。2歳のときにイスラエルへ移住。テル・アヴィヴのルービン音楽院を出、ヨーロッパで研鑽を積んだ。その後、奨学金を得て渡米。ジュリアードでガラミアン、インディアナ大学でギンゴールドという名教師二人に学んだ。息子のジョナサン・ビスはピアニスト。

 彼女の正規録音はほかに、シベリウスの協奏曲2種がある程度。非正規盤には、ベートーヴェンやチャイコフスキーの協奏曲などもあるようだ。


(2007/11/05)


 その後、ドヴォルザーク、ヤナーチェク、スメタナというチェコ音楽一色のアルバムを発見、入手した。制作はエリザベート王妃国際音楽コンクール。P1982なので、優勝記念盤ではなく、歴代優勝者の一人としてあらたに録音したものか。いずれにせよ、これもなかなかの魅惑盤である。

(2009/01)



 

エリック・フリードマン
Erick Friedman

P1965
chaconne=
( RCA VICTOR LSC-7033(2)  LP-USA )


 ハイフェッツの愛弟子、フリードマン。有伴奏ソナタ全曲の余白へシャコンヌを入れている。
 折に触れての引用元『二十世紀の名ヴァイオリニスト』(白水社刊)で、著者のハルトナックがこのシャコンヌについて記している。

 ――これは、この作品のこれまでに出たすべての吹き込みのうち、もっとも独特で、またもっとも強引なものである。

 たしかに異色であり、やんちゃな演奏であるが、とりたてて強引という感じはしない。当時としてはそうだったのだろう。時代の差ですな。

 1939年生まれ。2004年ガンのために逝去。小澤征爾との共演レコードもあった。

(2007/07/08)



 

ジョセフ・フックス
Joseph Fuchs

Dec 10, 1974
chaconne=15:03
( VAI AUDIO VAIA-1190  CD )


 ジョセフ・フックスは藤原浜雄や渡辺玲子に教えるなど、邦人演奏家とも縁が深い。このディスクに収録されているマルティヌー作品(2vnとpnoのためのソナタ)は藤原との師弟共演となっている。

 1974年、ニューヨークでのライヴ。VAIのCD。楽器はストラディヴァリウス「カディス」。

(2007/07/08)



chaconne

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