H

 

 

イダ・ヘンデル

Ida Haendel

CHACONNE

1950s?

 

 

イダ・ヘンデル

Ida Haendel

CHACONNE

1967

 live

 

イダ・ヘンデル

Ida Haendel

BWV.1001-1006

1995

 

 

イダ・ヘンデル

Ida Haendel

CHACONNE

2000

 live

 

イダ・ヘンデル

Ida Haendel

CHACONNE

2006

 live

 

ヴィヴィアン・ハーグナー

Viviane Hagner

BWV.1004

2005

 

 

ヒラリー・ハーン

Hilary Hahn

BWV.1004

1996

 

 

ヘイモ・ハイット

Heimo Haitto

CHACONNE

 

 

 

オルヌルフ・ボイエ・ハンセン

Ørnulf Boye Hansen

BWV.1004

2005

 

 

レベッカ・ハルトマン

Rebekka Hartmann

BWV.1004

2006

 

 

ヤッシャ・ハイフェッツ

Jascha Heifetz

BWV.1001-1006

1952

 

 

ヴェルナー・ホイトリンク

Werner Heutling

BWV.1001-1006

2000

 

 

ビン・ファン

Bin Huang

BWV.1004

2000

 

 

ブロニスラフ・フーベルマン

Bronislaw Hubermann

BWV.1004

1942

 live

 

A B C D E F GI J Ka Kr L M N O P Q R Sa Sk T U V W X Y Z &


 

イダ・ヘンデル
Ida Haendel


chaconne=
( MELODIYA D-07287/8 )


 イダ・ヘンデルがメロディアに残したシャコンヌである。ひと昔前、LPに復刻されるまでは、文字どおり幻の録音だった。ごくたまに海外店のカタログに載る。そのたびにオーダーを入れるがことごとく敗退。そのうち価格が高騰し、私の知らない世界に行ってしまった。
 これはキズ盤が出たのをたまたまゲットしたもの。それでも200ドルはしたと思う。アホらしいことであるが、「恋は盲目」状態に入っていたのでどうしょうもない。さいわい、気になるほどのキズはなく、シャコンヌはなんら問題なく聴ける。
 オールド・メロディアの、いわゆるVSG盤である。

(2007/07/08)


※200ドルで「アホらしい」と書いた。なんと、1000ドル以上することがあるそうだ……絶句。

(2008/03)



 

イダ・ヘンデル
Ida Haendel

1967
chaconne=17:10
( DOREMI DHR-7733 )


 1967年のモントリオール万博でのライヴ。
 LPもあったが、めったに出てこない珍品だった。ちなみにそのLP番号は「CBC EXPO-12」。たぶんカナダのCBCが万博開催の記念に制作したのだろう。
 それをDOREMIがCD化してくれた。ありがたいことである。

(2007/07/08)



 

イダ・ヘンデル
Ida Haendel

Sep & Nov, 1995
chaconne=18:04
( TESTAMENT SBT-2090 )


 イダ・ヘンデルが新録音、しかもバッハの無伴奏を、それもいきなり全曲セットで出しますよ、というのを、レコ芸の広告であったかインタヴュー記事であったか忘れたが、それによって知らされたときには、よろこんだりおどろいたりする前に、ガセではないかと思った。すでに引退したか、それにちかい状態であるかと決めてしまっていたのだ。
 ほどなく、そのニュースはガセではなく、事実であることが判明した。現物が店頭にならぶや、すぐに買いに走り、まだ湯気のたっているようなCDを手にして、ほんとうにイダ・ヘンデルの新録音と知って、ようやくおどろくというありさまだったのである。

 それはともかく――。
 ヘンデルは、なぜかシャコンヌばかり採りあげている。シャコンヌ以外の無伴奏は、この全集のほかでは、加DOREMIに第1ソナタの録音があるくらいだろう。
 彼女のシャコンヌへの思い入れは、ここでもやはり強烈で、まるで人が変わったように、さらなる集中をみせる。音までもが変化したように聞こえる。曲への愛というより、それを超越してしまい、凄艶といえそうなまなざしをそこへ向けているような感じがある。
 とくに、このスタジオ録音盤は、後世に残すことを意識してか、その気魄はすさまじく、ときに狂暴と感じるときすらある。もはや鬼神と言っていい。
 彼女の場合、聴衆の有無は無関係である。演奏自体にすべてを賭けている。
 シャコンヌだけに限れば、その情熱において、シゲティや天満敦子を大きくしのいでおり、この95年盤は、まさに「そこまでやるか」的凄演となっている。

 英テスタメントへのアナログ録音。LP・CD同時発売ということでも話題になった。所有盤はCD。LPでも聴いてみたいと思っているが、思っているだけで入手努力をしていない。
 1983年大阪公演のプログラムを載せておきます。

(2007/11/29)



 

イダ・ヘンデル
Ida Haendel

Jul 23, 2000
chaconne=17:22
( VAI AUDIO VAIA-1219 )


 ニューポート音楽祭におけるリサイタル・ライヴ。
 ピアノのリシッツァ(Valentina Lisitsa)は、けっこう人気のある人らしい。

(2007/07/08)



 

イダ・ヘンデル
Ida Haendel

May, 2006
chaconne=17:01
( VAI AUDIO VAIA-1264 )


 ヘンデルが生まれ故郷のチェルム(ポーランド)へ、およそ70年ぶりの里帰りを果たした際のリサイタル・ライヴ。
 きわめて意欲的なプログラムである。挑戦的とすら思えるほどだ。いきなりシャコンヌで始めている。悪魔のトリル、チゴイネルワイゼン、そしてこのシャコンヌ……いずれも彼女が過去にレコードした曲であり、まるで自分の半生を振り返っているようにも思える。シャコンヌの気魄はシゲティを彷彿させるほどで、この日に賭ける意気込みのほどがうかがい知れる。
 まさに人間の輝きを見る想いがする。このような想いにかられたのは、カザルスのチェロを聴いて以来(※ドヴォルザークの協奏曲。エベレスト盤)だった。
 彼女は1928年生まれ。するとこのとき78歳。だが、1924年生まれという説もあり、もしそちらが正しいとすると82歳ということになる。これはまさに命の演奏と言うべきだろう。

 アンコールに第2ソナタからアンダンテを演奏している。昔、香港フィルのソリストとして来日したときも、彼女はこれを弾いた(於大阪フェスティバルホール)。小柄な人で、ヴァイオリンがビオラのように見えたことを憶えている。プログラムにサインをいただいたことでも印象深い。

(2007/07/08)



 

ヴィヴィアン・ハーグナー
Viviane Hagner

Sep 14-15, 2005
chaconne=14:10
( altara Classic ALT-1016 )


 ヴィヴィアン・ハーグナーの無伴奏アルバム。《チャッコーナ(シャコンヌ)》のタイトルがつけられている。
 パルティータ第2番全5楽章完演。カップリングはバルトークの無伴奏ソナタと、カール・アマデウス・ハートマン(1905-1963)という作曲家の無伴奏ヴァイオリン組曲第1番。
 
 音色が魅力だ。それほど明るくはなく、渋めだが、伸びやかで清澄である。とくにサラバンドにおいて、そんな彼女の持ち味が活きている。
 抑制された感情が終曲へ向かうにつれ解放されてゆくような、静かなドラマがある。
 なかなかいい。

 録音については、残響がやや多めで、直接音にまとわりつくようなところがあり、音量を高めにしていると気になるかもしれない。

 ヴィヴィアン・ハーグナーは1977年、ドイツ・ミュンヘン生まれ。12歳でデヴューし、翌年にはメータと競演している。
 現在の使用楽器は1717年製のストラディヴァリウス「サッセルノ」で、これは日本音楽財団から貸与された由。

(2007/07/08)



 

ヒラリー・ハーン
Hilary Hahn

Jun 17-18, Dec 23, 1996  Mar 23-24, 1997
chaconne=17:47
( SONY CLASSICAL SMK-62793 )


(また天才少女? ええ加減にやめたらどないや……)
 手垢まみれのキャッチフレーズに顔をしかめ、なかなか手が出なかった。それが一聴して驚愕、桂三枝ではないがイスごと転倒し、「こら、とんでもないのが出てきよったで」とイスを起こしてすわりなおしたものである。
 もう、才能が違う。シャコンヌは18分ちかくかけているが、冗長な印象はない。むしろスケールの大きさを感じさせるばかりだ。
 ヒラリー・ハーンは27/11/1979、アメリカ・ヴァージニア州レキシントン生まれ。この録音に16歳で着手、17歳で完成させている。そしてこの内容。言葉もない。今後がおおいに気になるヴァイオリニスト。彼女はホンモノだ。

(2007/07/08)



 

ヘイモ・ハイット
Heimo Haitto


chaconne=12:22
( GABRIELL RECORDS  LP-USA )


 聞いたこともない人なので、ネットで検索をかけてみたところ、いろいろなことが判明した。
 『There's Masic in Music』(1940年アメリカ。邦題『若草の歌』)という映画があるらしく、そこに同姓同名の少年(14歳)が出演している。音楽映画だという。しかも少年の役どころはヴァイオリニスト……。
 どうやら、このレコードでシャコンヌほかを演奏しているヘイモ・ハイットとその少年ヴァイオリニストは同一人物のようである。
 その生涯は波乱に満ちており、映画化されるほどだった。とてもここには紹介しきれない。
 1925年フィンランドに生まれる。ソ芬戦争で家族離散、40年にアメリカに渡る。ロス・フィルに入団。順風満帆かと思われたが、さにあらず。その後、結婚と離婚、ムショ暮らしまでも経験。釈放後、フィンランド人女優と再婚、演奏活動を再開するがままならず、結局、69年祖国フィンランドに帰国。99年スペインで客死した。86年には、彼の生涯をもとにした映画『ダ・カーポ』が製作されている。(詳しくは→

 A面にはシャコンヌのほか、ヘンデルのパッサカリア(for vn and cello)が入っている。チェリストは1番目の妻、Beverly Le Beck。製作年などデータの記載はいっさいない。製造元のGABRIELL RECORDSの所在地はオレゴンとなっている。すると彼がオレゴン州のキャピタル・シンフォニーの指揮者だったころの録音か。
 ジャケットは簡素である。写真と曲名を刷ったチラシのような印刷物を、プレーン・ジャケットに添えてあるだけ。ことによると、この写真は出演した映画の1シーンなのだろうか。

 運命にほんろうされつづけた一音楽家に、ふと、もたらされた安息のひととき。このLPから聞こえてくるのは、そんなときに奏でられた調べなのかもしれない。

 


ハイット盤――親戚の方よりメール


 フィンランドのハイットさんよりメールをいただきました。
 ヘイモ・ハイット氏の甥という方です。このレコードは聴いたことがないとのことでした。身内の方でさえそうだとすれば、アメリカ国内でひっそりとリリースされたものかもしれません。ヘイモ・ハイット氏にはこのほか、すくなくとも7インチ盤のレコードが一枚あるとのこと。
 ハイットさん、ありがとう。(お約束どおり、当ディスクをCDにしたやつを送ります。もう少々お待ちください……って、ここに日本語で書いたところでしゃあないことであるが)

※なお、その後、YouTube にて、『There's Masic in Music』に出演、ヴァイオリンを奏するヘイモ・ハイットの映像を観られることがわかった。

(2008/04/03)


ハイットの名演奏を聴くことができました

 少々、古い話ながら――。
 昨年(2008)、ハイットさんへ、このディスクをCDRに転写して進呈したところ、返礼として、ヘイモ・ハイット氏の貴重な録音をくださった。
 どうやらフィンランドの国内放送のエアチェック音源のようであったが、そのなかにシベリウスの協奏曲がふくまれており、これが実に驚異的な名演である。
 それを公開できないのが残念であるが、これを読まれた方は、どうかこのヘイモ・ハイットの名を記憶にとどめておいてもらいたい。ハイットの音源については、日本での発掘はまずのぞめまい。だが、フィンランドでならおおいに期待できよう。今年はちょうど没後10周年にあたるのだが……。

(2009/01/09)



 

オルヌルフ・ボイエ・ハンセン
Ørnulf Boye Hansen

Apr, 2005
chaconne=14:07
( BERGEN DIGITAL STUDIO BD 7042CD )


 オルヌルフ・ボイエ・ハンセンは、ノルウェーのヴァイオリニスト。北欧を中心に活躍しているようすである。1953年にステージ活動を始めたというから、かなりのベテランだ。ティボール・ヴァルガらに師事した経歴をもつ。

 バッハの無伴奏から、第1ソナタ&パルティータ、第2パルティータの3曲を1CDに収録。ピリオド楽器を奏しているとあるが、18世紀の楽器というだけで製作者名などは明らかにされていない。
 どうも古楽器のバッハに惹かれるものがすくない。ピッチの関係か、せかせかと落ちつかぬ演奏が多いからだ。たとえばビスムートくらいの鮮烈を提供してくれれば、こちらも身を乗り出すのであるが。

 ここでのハンセンは、普段は現代楽器を使っているせいなのか、ごく標準的といえるテンポに終始しており、リラックスして聴くことができた。
 しかしこれは結局、古楽器使用の必然はあるのか、という疑問の対象ともなる。
 演奏自体は、現代的な鮮度には欠けるものの、風格をにじませた落ちつきがある。ベテランの味というやつだろう。技巧的にやや難ありの部分もあるが、無理をせずに弾き進めていくので、大きな不満は感じさせない。
 ジーグで突然、場所を替えたかのように残響まみれになる。動きながら演奏しているのか、音があっちへ飛んだりこっちへ飛んだりする。
 シャコンヌは地味だがシックである。ナイスミドルという感じがある。
 夜に聴きたい演奏です。

 2005年04月、ノルウェーのリングサーケル(Ringsaker)教会での録音。

(2008/08/25)




 

レベッカ・ハルトマン
Rebekka Hartmann

Feb, 2006
chaconne=14:18
( FARAO CLASSICS B 108029 )


 第2パルティータ完演。
 冒頭から気合いがのりすぎているほどである。しかし、テンポの積極的な動かし方が、かえってせっかちな印象を与え、また、それが思いつきに依っているように思えてならない。ちょいと変わったことをやってやろうという意欲のようなものを感じないではないが、その狙いらしきものを私はキャッチできなかった。
 技巧は堅実で、破綻もない。だが、音楽の、聴き手への浸透力が今一歩弱いような気がする。
 録音は、ヴァイオリンの音をストレートにつかまえた、まったく不満のないもの。

 レベッカ・ハルトマンは1981年ミュンヘン生まれ。5歳から鈴木メソードによりヴァイオリンを始めた。本格的に演奏活動を開始したのは、今世紀に入ってかららしく、いくつかのコンテストで入賞、オーケストラとの共演も果たしているようだ。 

(2008/11/03)



 

ヤッシャ・ハイフェッツ
Jascha Heifetz

1952
chaconne=12:54
( RCA-W.Germany SMA 25092-R/1-3  LP-W.GERMANY )


 ヤッシャ・ハイフェッツ唯一の無伴奏全曲セットである。
 ソナタ第1番、パルティータ第2番、ソナタ第3番の3曲は1935年に録音していた。

 好き嫌いがすっぱり分かれそうな演奏。全編にちりばめられたポルタメントを許容できるかいなか。私はあんまり好きではない。

 チャーリー・パーカーは「彼はヴァイオリンで叫んでいる!」とハイフェッツを絶賛した。
 独RCAの再発盤。

(2007/07/08)



 

ヴェルナー・ホイトリンク
Werner Heutling

May, 2000
chaconne=13:47
( gutingi 227  CD-GERMANY )


 ホイトリンク弦楽四重奏団のリーダーとして著名なヴェルナー・ホイトリンクのすばらしい無伴奏。

 彼は1921年、旧東ドイツのエルツゲビルゲ地方にあるアウエ(Aue)に生まれた。チェコとの国境近くにある町という。
 2、30年前、ドイツはヴァイオリニストだけは不作、と聞いたことがあるが、それがほんとうだとすると、そういう時代に登場した、このドイツ人のベテランによる全曲セットは貴重、いや、そうでなくともこれはたいへん貴重な記録である。

 実にヴァイオリニスト79歳の演奏だ。技巧的にさほどの不満を感じさせないのは驚異といわざるをえない。音に濁りがなく、さらりと吹き抜けてゆくような古雅の風韻を感じさせる。余計な力の抜けた達観の演奏と言える。リピートの前に、おやっと思わせるような間を置くことがあり、それがなんとなくユーモラスである。録音も優秀。
 ヘンデルの2006年盤もそうだったが、このホイトリンクもまた魂の輝きを見せてくれた。おのずと感謝の念が湧き起こってくる。

 gutingi というなじみのないレーベルからのリリース。このレーベルが日本に入ったことがあるのかどうかわからないし、ほかにどのようなものを出しているか、なにかを出しているのかすらわからぬ。しかし、このホイトリンクのバッハは、なんとかカタログに残しておきたい。

(2007/11/13)



 

ビン・ファン
Bin Huang

Aug 24-25, 2000
chaconne=15:53
( Philarmonia PH0A007  CD-ITALY )


 中国の女性ヴァイオリニスト、ビン・ファンによる無伴奏。第2パルティータと第3ソナタを1CDに入れている。
 そうとうに想いのこもった演奏で、こちらもいい加減には聴けない……とそんな気持ちにさせられる。とはいえ、気合いをむき出しにした、というようなものではない。強い祈りをこめているような、圧縮された光と温度を感じるのである。
 ビン・ファンは、森寂のなかを淡々と、さらには舞うように流れ抜けてゆくが、どこか愉しげでもある。サラバンドは、寂滅為楽の境地と言いたいほどの安らぎと静謐に満ちていて出色だ。
 音楽への奏者の想いがきわめて自然に解放され、自然なままに聴き手に届いてくる。
 なかなかに奥ゆかしきバッハである。

 なお、このCDは"Interactive track"入りで、簡単な作曲者、演奏者の紹介など、さらに、ジャケット・デザインを担当した Paolo Bertelli の、グラフィックスによるバッハ無伴奏の解釈なるものも入っている。
 パソコンで観られるが、もともとPCで聴いているならともかく、一般のステレオシステムで聴いていたのをまたそっちにセットしなおしてまで、観るのはひじょうに面倒くさく、また内容もたいしたものではない。あってもなくてもかまわない――といった程度のものである。ジャケット自体は悪くないと思う。

 ファンは1994年のパガニーニ国際で、二村英仁を抑えて優勝している。

(2008/01/08)



 

ブロニスラフ・フーベルマン
Bronislaw Hubermann

1942
chaconne=
( GCL-5001  LP-JAPAN )


 ブロニスラフ・フーベルマンのライヴ。第2パルティータを完演している。
 80年代に製造された日本製の10インチプライヴェート盤。80sで10インチとはめずらしい。たしか《ラ・ヴォーチェ京都》で入手した。この録音、現在はCDになっている。放送録音のようだ。アセテート盤から起こしたものだろうか。

 ジーグが終わったところで客席から拍手が起こる。シャコンヌを前に、フーベルマンがポロンポロンと弦をはじいている。入念にチューニングをする気配が伝わってくる。演奏が終わると盛大な拍手が湧く。番組の終了アナウンスまで入っている。
 随所に顔を出すポルタメントなど、いかにも古くさい演奏スタイルだが、聴き手の心をつかむに時代は関係ない。さすがは大家と思わせる大きなシャコンヌが聴ける。
 音は、1942年にしてはかなりよい。

(2007/07/08)



chaconne

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