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大谷康子

Yasuko Ohtani

BWV.1004

2006

 live

 

緒方愛子

Aiko Ogata

BWV.1004

2005

 

 

リッカルド・オドノポソフ

Riccardo Odnoposoff

CHACONNE

 

 

 

ジュリアン・オレフスキー

Julian Olevsky

BWV.1001-1006

 

 

 

テオ・オロフ

Theo Olof

BWV.1001-1006

 

 


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大谷康子
Yasuko Ohtani

Jul 07, 2006
chaconne=14:51
(SONY MUSIC TGCD-90214)


 邦人女流――とそれだけで大いに期待を抱かせる。とにかく、わが国の女性提琴奏者はレヴェルが高く、バッハの無伴奏においても、まずハズレがない。

 大谷康子は、東京シティ・フィル〜東京交響楽団のコンミスをつとめ、関東では人気の奏者であるらしい。
 冒頭から自由闊達な演奏というのが明確であり、ただちに、これは聴かせてくれそうだという信頼感を覚えた。
 力強いが音が荒れておらず、メリハリも効き、気乗りもじゅうぶんだ。
 もうすこし、この人の色がほしい気もするが、これほどまでに無伴奏の録音が氾濫するなかにあって他と一線を画すには、もはや奇矯に走るより方法はないのかもしれない。
 楽章間でムラもなく、安定感がある。録音も文句なし。
 ほかに、プロコフィエフ、クライスラー、テレマン。

 安心してオススメできる名演奏。期待どおり。
 これならいきなり全曲入れても、と思わされるほどのデキである。

 2006年七夕、東京の浜離宮朝日コンサートホールにて収録。
"Live Recording" の表記があるが、ほんとうだろうか。会場は無人のように静まりかえっている。

(2008/11/09)



 

緒方愛子
Aiko Ogata

Jul, 2005
chaconne=15:46
(NGE-003)


 切れ味爽快、ダイナミックで振り幅の大きな無伴奏だ。入魂の演奏は、天満敦子を想起させる。
 空間を意識した録音で、マイクを離しすぎたか、演奏者がやや遠くに感じられるのが惜しい。しかし、不満らしきものはそれくらい。自主制作盤とはいえ、まぎれもないプロの演奏である。

 緒方はこれをレコードした時点で、シュレスヴィッヒ・ホルシュタイン州立歌劇場コンサートマスター。
 第2パルティータ(全5楽章)のほかに第1ソナタ、イザイなど。
 05年7月福岡市タオホールで録音。

(2007/07/08)



 

リッカルド・オドノポソフ
Riccardo Odnoposoff


chaconne=
(THE MUSICAL MASTERPIECE SOCIETY MMS-54)


 シャコンヌのみ。リッカルド・オドノポソフは、あの大オイストラフに冷や汗をかかせた演奏家として知られている。当時はウィーン・フィルハーモニーのコンサートマスターだった。
 彼のブルッフのコンチェルトは、同曲の私的ベスト。このシャコンヌもいい。モノラル10インチ。

 近年、評価されつつあるようだ。バッハの無伴奏は、ほかに第3パルティータのライヴ録音が出ている。
 ちなみに彼は、藤原浜雄やクスマウルの師でもある。

(2007/07/08)



 

ジュリアン・オレフスキー
Julian Olevsky


chaconne=
(WESTMINSTER XWN-3311)


 全曲。ウェストミンスターはマスターテープの管理がずさんだったのか、リバールのヴィオッティなど、名演にもかかわらず完全復活しないものが多い。このオレフスキー盤もその一つで、加DOREMIから復刻されたようだが、音質はよくないと聞く(未確認)。

 ネット時代突入以前のカタログ・オークションで、どうせムリやろ、と適当な値をつけて入札したら、忘れたころに「コングラチュレイションズ!」の知らせが届き、唖然としたことを思い出す。

(2007/07/08)



 

テオ・オロフ
Theo Olof


chaconne=
(CLASSICAL RECORD INTERNATIONAL 180455/7)


 まさか、彼の全集がCDになるとは思わなかった。「オロフ75歳」というちいさなシールがケースに貼ってある。だが、これもあっという間に廃盤。そのうち、と悠長にかまえ、あとであわてることの多い私が、めずらしく出たときに買っていた。
 ところが皮肉なことに、CDを入手してからほどなく、それまで縁のなかったオリジナルLPが転がりこんできた。そういうものかもしれない。
 華美を極力廃した玄人好みの演奏である。

 テオ・オロフは1924年5月5日西独ボン生まれ。33年オランダに移った。

 彼はほかに第1ソナタと第1パルティータを残している(蘭artone。P1967)が、音は冴えておらず、解釈も全集の同2曲と酷似しているので存在価値は薄い。

(2007/07/08)



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