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潮田益子

Masuko Ushioda

BWV.1001-1006

1971

 

 

潮田益子

Masuko Ushioda

BWV.1001-1006

1996

 

 

梅津美葉

Miyo Umezu

CHACONNE

 

 

 

浦川宜也

Takaya Urakawa

BWV.1001-1006

1980s

 

 

漆原朝子

Asako Urushihara

CHACONNE

1983

live

 

漆原朝子

Asako Urushihara

BWV.1004

1996

 

 

海野義雄

Yoshio Unno

CHACONNE

1981

 

 

ウト・ウーギ

Uto Ughi

BWV.1004

1981

 

 

ウト・ウーギ

Uto Ughi

BWV.1001-1006

1991

 

 

ウト・ウーギ

Uto Ughi

BWV.1004

2004

live

A B C D E F G H I J Ka Kr L M N O P Q R Sa Sk T V W X Y Z &


 

潮田益子
Masuko Ushioda

Jul 26-27, 1971
chaconne=15:41
(EAST WORLD CC25-3650/51)


 潮田による1回目の全曲。1971年の録音。もうあと数ヶ月はやければ、彼女が邦人初の無伴奏全曲録音者になっていた。 同じ年、彼女よりわずかにはやく、豊田耕児が果たしている。
 これは初出のCD。オリジナルは東芝で2LPに詰めこんだものだった。それを考えると、布張り3LPだった豊田とは、えらく差をつけられている印象はぬぐえない。
 思いのこもった秀演だが、ところどころ音程が不安定のような気がする。潮田も満足のゆくデキではなかったのではないか。だいぶあとになって再録音した。

(2007/07/08)




 

潮田益子
Masuko Ushioda

Mar 7&8, May 31, Jun 1&3, 1996
chaconne=15:44
(fontec FOCD2529/30)


 25年ぶりの再録音である。日本人で全曲を2度以上入れているのは、現時点(2007)では潮田のみ。
 これだけの歳月が流れている。比較はヤボというものだろう。断然、こちらのほうがすぐれている。

 彼女は若いころ、ソ連でミハイル・ワイマン、スイスでシゲティに師事している。1966年にチャイコフスキー国際において第2位をオレグ・カガンと分けあった(※優勝はヴィクトル・トレチャコフ)。そのあたりから世界中を飛びまわり、国際派として活躍。現在は後進の指導に力をそそぐ一方、サイトウ・キネン・オーケストラに参加するなど、演奏活動にも積極的のようである。
 ジャケ写真のお顔は品があり、いいお歳の取り方をされている……とそんなところにも感心させられる。

(2007/07/08)




 

梅津美葉
Miyo Umezu


chaconne=
(PHILIPS-Japan PHCP-1438)


 『星空のバイオリン』というアニメ映画がある。これはそのサウンド・トラック。
 梅津のシャコンヌはチャーミングである。いかにも女の子の演奏といった雰囲気がほほえましい。音色がみずみずしく、のびやかだ。高域もうるおい豊かで惹かれる。

 映画のほうは、残念ながら合格点をあげられない。
 作品には、梅津本人が吹き替えでゲスト出演していた。ヴァイオリンのようにはいかなかったようである。

(2007/07/08)




 

浦川宜也
Takaya Urakawa

1980s
chaconne=16:03
( fontec FONX-20006/8 )


 浦川による全曲である。私の耳と相性がよくないのか、今ひとつ響いてこない。なのに、CDとLPの両方をもっている。
 彼の無伴奏全6曲をライヴで聴いたことがある。大阪・千里の協栄生命ホールにおいてであった。一日で完演した。失礼ながら(というより、はずかしながら)、これまたあまり印象に残っていない。(プログラム→)

 録音に関するデータの記載が、LPとCD、どちらにもまったくない。83年のプログラムには彼のディスコグラフィが載っていて、そこにこのディスクの記載はない。この年か翌84年の録音ではなかろうか。 彼はほかに第3ソナタの前半2楽章の録音を残している。

(2007/07/08)




 

漆原朝子
Asako Urushihara

Dec, 1983
chaconne=15:03
(fontec FONC-5070)


 漆原朝子が第2回日本国際音楽コンクールで優勝した際のライヴ盤である。場所は東京文化会館。
 シャコンヌを演奏している。彼女は当時17歳。漆原朝子ファンなら持っていたいレコードか。

(2007/07/08)




 

漆原朝子
Asako Urushihara

1996
chaconne=13:32
( FUN HOUSE CLASSICS FHCE-2029 )


 漆原朝子によるパルティータ全集。

 これはいい女だ!――そう思わせる。
 優しさに満ち、ふくよかで香り立つようなヴァイオリンの音色が、得も言われぬ癒しをもたらしてくれる。すばらしい。
 控えめなようでありながら、その実、楽曲への強い想い、まっすぐな視線が感じられる。いい意味で力が抜けてもおり、聴き飽きない。
 好きな演奏の一つだ。

 録音は残響やや多め、音が若干硬いが許容範囲。
 

 DVDのモーツァルト『第4』、CDのメン・チャイなど、彼女の魅力にあふれたディスクが入手難となっている。許されぬことであり、理解不能である。
 彼女にはいろんなものをどしどし入れていただきたい。

(2007/07/08)




 

海野義雄
Yoshio Unno

Jan 17, 1981
chaconne=16:25
(CBS SONY-Japan 40AC-1194/5)


 海野は上記、漆原朝子の師である。スヴェトラと組んで、CBSへメン・チャイを入れた。そのフィルアップとしてシャコンヌを演奏している。これがすばらしい。日本人によるこの曲の、すぐれた表現の一つと私は信じている。ぜひとも全集録音をお願いしたい。
 荒川区民会館での録音。

(2007/07/08)




 

ウト・ウーギ
Uto Ughi

P1981
chaconne=
(RCA-Italy RL-31576  LP-ITALY)


 若きウーギがイタリーのRCAに第2ソナタと第2パルティータの2曲だけを入れている。これは国内盤でも出ていた。彼の無伴奏はなんといっても、のちの全曲盤を聴かなければならない。

 彼が聴衆を前にして、初めて弾いたのは7歳のときだった。プログラムにははやくもシャコンヌが入っていたそうである。

(2007/07/08)




 

ウト・ウーギ
Uto Ughi

Apr 07-10, 1991
chaconne=15:24
(RCA-Italy RD-60971  CD-ITALY)


 ウト・ウーギ唯一の全曲盤で、長らく入手難だったもの(※韓国やポーランドでは買えていたようだ)。今はイタリアでもカタログに載っている。
 ウーギのヴァイオリンには歌を感じる。私的に点数の高い全曲演奏の一つ。これは伊RCAのCDである。
 録音データは第2パルティータに関してのもの。
 1744年製、グワルネリ・デル・ジェスCariplo℃g用。

(2007/07/08)




 

ウト・ウーギ
Uto Ughi

Nov 26, 2004
chaconne=13:17
(fone 2005 CD)


 還暦を迎えたウーギ(1944年生まれ)の、ローマでのライヴ。オール無伴奏プロ。第2パルティータ完演。バッハはほかに第1ソナタも。
 《タワレコ》のワゴン・セールで発見。890円の値段に反応し即ゲットした。

 ところどころ、音がひっくり返ったりして、ウーギもトシかなと思わされる。
 とはいえ、ライヴでのミスは宿命であるから、ケチをつけるつもりはまったくない。それを受け入れ、修正を施さずに記録として残す姿勢を、私はむしろ評価したいと考えているくらいである。
 ただ、もっとゆったりとした、口笛のような演奏を、私としては想像、期待していたのが、せかせかしていて神経質なバッハだったのが残念。実際、彼にすれば、不出来といっていいのではないか。
 ただし、ラストの『パガニーニアーナ』はかなりいい。

 ウーギの無伴奏は、やはりRCAの全曲がベストだろう。

(2007/08/20)




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