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撮影の方法

航空写真撮影(空撮)には「斜め航空写真撮影」と「垂直航空写真撮影」があります。2つの撮影は全く違うやり方で行われます。それぞれの撮影方法について解説します。

●斜め航空写真

飛行機やヘリコプターの横に開いた「写真窓」からカメラマンが手持ちのカメラで撮影します。通常飛行時はこの窓は閉まっていますが、撮影時にはこの窓を取り外してそこからレンズを出して撮影します。
飛行機の振動はカメラマンの体で受け止めてブレが出ないように、カメラをしっかりと構えます。
現場に行ってファインダーを覗いてから初めて構図を決めるということも場合によってはありますが、殆どの場合はあらかじめ、お客様のご要望に沿う写真を撮るためにはどの高度でどこに飛行機を持っていったら良いかを地形図上で計算します。そしてその撮影ポイントにパイロットが飛行機を持っていき、最後の微調整はカメラマンがファインダーを覗きながら飛行機を誘導します。
カメラマンとパイロットの絶妙のコンビネーションが要求されます。


セスナ172の航空写真撮影窓 斜め航空写真に大活躍のセスナ172
セスナ172の後席左窓に装備された写真窓
撮影時はこの窓を開けてカメラを構えます。
斜め航空写真に大活躍のセスナ172




●垂直航空写真

飛行機の真ん中にデンと構えている機械。これが垂直航空写真用カメラRC30です。レンズは飛行機の床に開けられた穴から真下を向いています。
広範囲の撮影のときは、目標の上空を平行な直線のいくつかのコースに分けて撮影しながら飛行し、出来上がった何枚もの写真を、「モザイク」という作業でつなぎ合わせて1枚の写真にします。

垂直航空写真用カメラRC30 垂直航空写真カメラ用穴
セスナ206の客席を取り払って搭載した
垂直航空写真用カメラRC30
セスナ206の胴体下部に、カメラのレンズ用に開いた穴

 


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